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黒崎播磨のニュース
日経平均株価
始値 28709.57
高値 28731.07(09:00)
安値 28581.08(09:57)
大引け 28598.19(前日比 -185.09 、 -0.64% )
売買高 7億7429万株 (東証1部概算)
売買代金 1兆7144億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は反落、薄商いのなかリスク回避の売りが優勢に
2.米国株は主要3指数が最高値更新も日本株はこれに追随できず
3.東京五輪を契機とした新型コロナ感染拡大を懸念する流れに
4.週後半に予定されるETFの分配金捻出に伴う売り圧力も警戒
5.売買代金は1兆7000億円台にとどまり、今年最低水準となる
■東京市場概況
前週末の米国市場ではNYダウは前日比152ドル高と4日続伸し過去最高値を更新した。米6月雇用統計が市場予想を上回ったことが好感され、アップル
週明けの東京市場では、薄商いのなかリスク回避の売りが優勢。前週末の米国株高を引き継げず、日経平均株価は下値を模索する展開となった。
5日の東京市場は、思いのほか買い手控えムードが強かった。前週末の米国株市場でNYダウが約2ヵ月ぶりに最高値を更新、ナスダック総合指数、S&P500指数もともに最高値を更新したことで、リスクオンの流れが期待されたところだったが、国内で感染が広がる新型コロナウイルスを懸念する動きで、東京五輪を契機に感染が更に広がることへの警戒感が売りを誘発した。また、今週後半に予想されるETFの分配金捻出の売りを前に手が出しにくいムードが漂う。ただ、日経平均は一部の指数寄与度の高い値がさ株が大きく売り込まれ下げ幅を拡大した意味合いも強い。値下がり銘柄数は全体の6割強を占めるにとどまった。東証1部売買代金は2兆円を割り込み今年最低水準に。前週月曜日も2兆円を割り込んだが今週も週明けは見送りムードの強いスタートとなった。
個別では、約1300億円という断トツの売買代金をこなしたソフトバンクグループ<9984>が大きく株価水準を切り下げる展開となり、ファーストリテイリング<9983>の下げも目立つ。エーザイ<4523>も下落したほか、トヨタ自動車<7203>も冴えない。ソニーグループ<6758>も軟調だった。フィデアホールディングス<8713>が急落、FOOD & LIFE COMPANIES<3563>、エスプール<2471>、キャリアインデックス<6538>なども大幅安となった。
半面、レーザーテック<6920>が反発に転じたほか、村田製作所<6981>が上昇、日本郵船<9101>も買いが優勢だった。日立製作所<6501>、富士通<6702>が値を上げ、リクルートホールディングス<6098>も上昇した。エムスリー<2413>も堅調。ミタチ産業<3321>が値上がり率トップに買われ、TSIホールディングス<3608>も値を飛ばした。株価低位のシステムソフト<7527>も商いを伴い大幅高。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はリクルート <6098> 、テルモ <4543> 、アドテスト <6857> 、オムロン <6645> 、TDK <6762> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約28円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、ファストリ <9983> 、エーザイ <4523> 、ダイキン <6367> 、中外薬 <4519> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約176円。うち91円はSBG1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は12業種。上昇率の上位5業種は(1)空運業、(2)海運業、(3)陸運業、(4)サービス業、(5)不動産業。一方、下落率の上位5業種は(1)鉄鋼、(2)情報・通信業、(3)パルプ・紙、(4)鉱業、(5)ゴム製品。
■個別材料株
△アスクル <2678>
22年5月期も増益基調続く見通しで中計発表も。
△ユーグレナ <2931>
ユーグレナが胃粘膜の炎症抑制を示唆する研究成果発表。
△マーケットE <3135>
いなべ市と包括協定を締結。
△ミタチ産業 <3321>
22年5月期営業益予想13%増で5円増配へ。
△アイネスト <3390> [JQ]
住宅ローンテック企業のiYellと協業。
△TSIHD <3608>
3~5月期営業黒字化で通期計画も上回る。
△日本電解 <5759> [東証M]
EV電池向け電解銅箔の需要拡大期待。
△オキサイド <6521> [東証M]
サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金」に採択。
△ハイデ日高 <7611>
未定としていた22年2月期見通し発表。
△アイスコ <7698> [JQ]
次回「がっちりマンデー!!」で取り上げられる予定。
▼霞ヶ関C <3498> [東証M]
20年9月~21年5月期の最終赤字拡大。
▼ソフトバンクG <9984>
出資先の中国配車アプリ大手に違法行為認定。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ミタチ産業 <3321> 、(2)TSIHD <3608> 、(3)リンクユー <4446> 、(4)APHD <3175> 、(5)システムソフ <7527> 、(6)協栄産 <6973> 、(7)黒崎播磨 <5352> 、(8)トレファク <3093> 、(9)ナイガイ <8013> 、(10)三井E&S <7003> 。
値下がり率上位10傑は(1)ARM <8769> 、(2)フィデアHD <8713> 、(3)はせがわ <8230> 、(4)F&LC <3563> 、(5)テモナ <3985> 、(6)エスプール <2471> 、(7)キャリインデ <6538> 、(8)インプレス <9479> 、(9)SBG <9984> 、(10)富士興 <5009> 。
【大引け】
日経平均は前日比185.09円(0.64%)安の2万8598.19円。TOPIXは前日比7.32(0.37%)安の1948.99。出来高は概算で7億7429万株。東証1部の値上がり銘柄数は749、値下がり銘柄数は1346となった。日経ジャスダック平均は3982.94円(1.19円安)。
[2021年7月5日]
株探ニュース
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