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クリングルファーマのニュース
日経平均株価
始値 27453.67
高値 27472.44(09:03)
安値 27338.43(09:15)
大引け 27402.05(前日比 +55.17 、 +0.20% )
売買高 11億9648万株 (東証プライム概算)
売買代金 2兆8939億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続伸、前日の米ハイテク株高受け買い優勢に
2.FOMC後、パウエルFRB議長の会見で引き締め懸念後退
3.決算発表をにらみ、積極的に上値を買う動きも見られず
4.為替がドル安・円高に振れ、自動車株など輸出株に逆風
5.値下がり銘柄数が値上がり上回り、TOPIXはマイナスに
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比6ドル高と小幅に続伸した。一時急落もFRB議長の「ディスインフレのプロセスが始まった」との発言を受け値を戻した。
東京市場では、前日の米国株市場でFOMC通過後にハイテク株中心に買われた地合いを引き継ぎ日経平均株価は買い優勢の展開となったが、上値も重かった。
2日の東京市場は、朝方買い優勢で始まった後、日経平均はすぐに値を消し一瞬マイナス圏に沈むなど不安定な値動き。ただ下値では買い需要が旺盛で、その後は切り返し2万7000円台前半で頑強な値動きを続けた。前日の米国株市場では、パウエルFRB議長がFOMC後の記者会見でインフレの伸び率鈍化に言及し、これを受けてFRBによる金融引き締め策が早晩打ち止めとなることへの期待が高まり、半導体などハイテクセクターを中心に買いを集めた。東京市場でも米株高を受けリスク選好の地合いとなった。ただ、決算発表が本格化するなか積極的に上値を買い進む動きはみられず、外国為替市場でドル安・円高に振れたことも自動車など輸出セクターに向かい風となった。プライム市場の値下がり銘柄数は1200を超え、値上がり銘柄数を大幅に上回った。TOPIXは前日終値を下回って引けている。
個別では、本日も断トツの売買代金をこなしたレーザーテック<6920>が切り返したほか、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体製造装置の主力株が上昇、日立製作所<6501>、キーエンス<6861>なども活況高となった。ファーストリテイリング<9983>が商いを伴い値を上げ、村田製作所<6981>、富士通<6702>なども買いが優勢だった。合同製鐵<5410>、中部鋼鈑<5461>が急騰、テノ.ホールディングス<7037>はストップ高に買われた。Sansan<4443>も大幅高となった。
半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが軟調、トヨタ自動車<7203>も冴えない。三菱商事<8058>が売りに押され、東京電力ホールディングス<9501>も軟調だった。イー・ガーディアン<6050>が急落、インテリジェント ウェイブ<4847>、住友化学<4005>も大きく値を下げた。BIPROGY<8056>などの下げも目立った。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、東エレク <8035>、アドテスト <6857>、SBG <9984>、エムスリー <2413>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約162円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は京セラ <6971>、味の素 <2802>、第一三共 <4568>、資生堂 <4911>、KDDI <9433>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約34円。
東証33業種のうち上昇は6業種。上昇率の上位5業種は(1)電気機器、(2)証券商品先物、(3)精密機器、(4)機械、(5)情報・通信業。一方、下落率の上位5業種は(1)保険業、(2)鉱業、(3)石油石炭製品、(4)空運業、(5)卸売業。
■個別材料株
△ソフトクリエ <3371> [東証P]
第3四半期営業益8%増で通期計画進捗率82%。
△大塚商会 <4768> [東証P]
今期の営業増益・増配計画を好感。
△クリングル <4884> [東証G]
慢性期完全脊髄損傷に関する慶大医学部との研究成果が論文掲載と発表。
△合同鉄 <5410> [東証P]
今期経常を56%上方修正、配当も70円増額。
△中部鋼鈑 <5461> [東証P]
今期経常を22%上方修正、配当も25円増額。
△日東工器 <6151> [東証P]
上限3.94%の自社株買いを材料視。
△静甲 <6286> [東証S]
BYD日本法人と正規ディーラー契約締結。
△AIAI <6557> [東証G]
10-12月期営業は1億8900万円の黒字に浮上。
△ベストワン <6577> [東証G]
1月の月間予約受注額を好感。
△正興電 <6653> [東証P]
23年12月期大幅増収増益で過去最高更新へ。
▼インテリW <4847> [東証P]
10-12月期は営業減益に転じる。
▼イーガーディ <6050> [東証P]
第1四半期営業益13%減で上半期計画進捗率39%。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)合同鉄 <5410>、(2)テノ.HD <7037>、(3)中部鋼鈑 <5461>、(4)eBASE <3835>、(5)新日本科学 <2395>、(6)Sansan <4443>、(7)正興電 <6653>、(8)ソフトクリエ <3371>、(9)ワオワールド <5128>、(10)大塚商会 <4768>。
値下がり率上位10傑は(1)イーガーディ <6050>、(2)インテリW <4847>、(3)住友化 <4005>、(4)中発条 <5992>、(5)ビプロジー <8056>、(6)円谷フィHD <2767>、(7)大豊工業 <6470>、(8)ダイセル <4202>、(9)ネットワン <7518>、(10)ジャムコ <7408>。
【大引け】
日経平均は前日比55.17円(0.20%)高の2万7402.05円。TOPIXは前日比7.06(0.36%)安の1965.17。出来高は概算で11億9648万株。東証プライムの値上がり銘柄数は524、値下がり銘柄数は1242となった。東証マザーズ指数は785.27ポイント(2.09ポイント高)。
[2023年2月2日]
株探ニュース
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