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アンドールのニュース
日経平均株価
始値 21211.26
高値 21318.80(12:57)
安値 21160.43(10:16)
大引け 21272.45(前日比 -29.28 、 -0.14% )
売買高 12億5455万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆3313億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は小幅反落、ファーウェイ制裁の余波で半導体関連などに逆風
2.前場は先物売りなどで下値模索、後場寄りにプラス圏浮上も実需買い続かず
3.中国・上海株市場が頑強な値動き、為替市場も円安含みで下値支える材料に
4.業種別には海運や資源関連が安く、情報通信、食品など内需株が強さを発揮
5.ソフトバンクGが売買代金トップで上昇、ソニー、東エレクなどに売り圧力
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは84ドル安と続落した。ファーウェイとの取引を禁じる制裁措置を受け、米中貿易摩擦への懸念が高まりハイテク株中心に売りが広がった。
東京市場では、売り優勢の地合いだった。日経平均株価は安く始まった後に下げ渋り、後場寄りにはプラス転換する場面もあったが後半買いが続かなかった。
21日の東京市場は、前日の米国株市場では激化する米中摩擦問題を背景にNYダウが続落、中国ファーウェイへの輸出規制が嫌気され半導体関連株を中心にハイテクセクターへの売り圧力が強まった。前場はヘッジファンド筋とみられる先物売りが主導して日経平均は140円安程度下押したが、その後は下げ渋った。為替が円安含みで推移したことや、中国・上海株市場が堅調な値動きをみせたことにより買い安心感が台頭した。後場は日銀のETF買いなどへの思惑も底流に押し目買いの動きが反映され、いったん日経平均はプラスに転じる場面もあった。しかし、前日終値近辺では売り板が厚く、戻し切れなかった。業種別では海運や鉱業、石油などの下げが目立つ一方、情報通信や銀行、食料品など内需株が強さを発揮した。
個別では、ソニー<6758>が売られ、東京エレクトロン<8035>、SMC<6273>、キーエンス<6861>なども軟調。花王<4452>、東京海上ホールディングス<8766>なども値を下げた。セレス<3696>が値下がり率トップに売り込まれたほか、スペースバリューホールディングス<1448>、オプトラン<6235>も大幅安となった。マクロミル<3978>、アウトソーシング<2427>、グレイステクノロジー<6541>も下落した。
半面、ソフトバンクグループ<9984>が売買代金トップで買いを集めたほか、スズキ<7269>の上昇も目立った。リクルートホールディングス<6098>もしっかり。低位株のダントーホールディングス<5337>が値上がり率で首位に買われ、愛三工業<7283>も値を飛ばした。リンクアンドモチベーション<2170>が大幅高、淺沼組<1852>も物色人気となった。キトー<6409>が急伸、第一精工<6640>、シンシア<7782>なども高い。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、スズキ <7269> 、ファストリ <9983> 、富士フイルム <4901> 、リクルート <6098> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約61円。うち40円はSBG1銘柄によるもの。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄は花王 <4452> 、東エレク <8035> 、ダイキン <6367> 、ソニー <6758> 、KDDI <9433> 。押し下げ効果は約47円。
東証33業種のうち上昇は9業種。上昇率の上位5業種は(1)ゴム製品、(2)情報・通信業、(3)鉄鋼、(4)銀行業、(5)食料品。一方、下落率の上位5業種は(1)海運業、(2)鉱業、(3)石油石炭製品、(4)倉庫運輸関連、(5)保険業。
■個別材料株
△ケア21 <2373> [JQ]
上期経常を3.8倍上方修正・4期ぶり最高益更新へ。
△ブイキューブ <3681>
20万株を上限とする自社株買いを実施へ。
△イメージ情報 <3803> [JQG]
4期ぶり最終損益黒字転換見通し。
△ラクス <3923> [東証M]
クラウド事業など好調で4月度売上高29.9%増。
△CAC <4725>
感情認識AIでテーマ買いの流れに乗る。
△多摩川HD <6838> [JQ]
今期最終は2.5倍増益へ。
△日本CMK <6958>
22年3月期に営業利益80億円目指す中計を好材料視。
△愛三工 <7283>
デンソー <6902> と成長領域での競争力強化に向けた検討開始。
△東海東京 <8616>
1000万株の自社株買いと消却を実施へ。
△SBG <9984>
傘下の米携帯通信会社スプリントとTモバイルUSの合併承認報道。
▼アンドール <4640> [JQ]
今期経常は69%減益へ。
▼商船三井 <9104>
SMBC日興証券が投資評価を「1→2」へ引き下げ。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ダントーHD <5337> 、(2)愛三工 <7283> 、(3)杉本商 <9932> 、(4)キトー <6409> 、(5)すてきナイス <8089> 、(6)浅沼組 <1852> 、(7)LINK&M <2170> 、(8)第一精工 <6640> 、(9)東京きらぼし <7173> 、(10)シンシア <7782> 。
値下がり率上位10傑は(1)セレス <3696> 、(2)スペースVH <1448> 、(3)MSジャパン <6539> 、(4)オプトラン <6235> 、(5)宮越HD <6620> 、(6)東洋エンジ <6330> 、(7)マクロミル <3978> 、(8)大幸薬品 <4574> 、(9)イーブック <3658> 、(10)アウトソシン <2427> 。
【大引け】
日経平均は前日比29.28円(0.14%)安の2万1272.45円。TOPIXは前日比4.62(0.30%)安の1550.30。出来高は概算で12億5455万株。東証1部の値上がり銘柄数は743、値下がり銘柄数は1320となった。日経ジャスダック平均は3362.09円(2.21円安)。
[2019年5月21日]
株探ニュース
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