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ダイトのニュース
日経平均株価
始値 32457.18
高値 32714.59(09:24)
安値 32338.30(13:08)
大引け 32493.89(前日比 +102.63 、 +0.32% )
売買高 12億0430万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆1122億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は反発、朝高後値を消すも終盤買い直される
2.朝方は米ハイテク株高に追随しリスク選好の地合いに
3.上値では戻り売りを浴び、一時は下げに転じる場面も
4.中国経済減速への警戒感からアジア株安が重荷となる
5.個別物色意欲は旺盛、値上がり銘柄は全体の7割占める
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比76ドル高と6日続伸した。FRBの利上げ局面が近く終わるとの期待感から買いが優勢となった。
3連休明けの東京市場では、主力株中心に買われ、日経平均株価は反発した。ただ、取引時間中は不安定な値動きでマイナス圏に沈む場面もあった。
18日の東京市場は、前日が海の日の祝日に伴う休場だったことで3連休明けとなったが、主力株を中心に総じて買いが優勢だった。前日の米国株市場ではNYダウが6日続伸し、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数もダウを上回る上昇率をみせたことから、投資家心理が改善した。ただ、日経平均の上値では戻り売り圧力も強く、朝方に300円以上上昇する場面もあったが、その後は伸び悩む展開を強いられた。中国経済の減速を背景に中国や香港、台湾といったアジア株市場が軟調だったこともあって、買い手控えムードが拭えない状況に。一時日経平均は下げに転じる場面もあったが、下値では押し目買いが厚く、後場終盤に買い戻される動きをみせた。個別株の物色意欲は活発で、値上がり銘柄数はプライム市場の7割を占めている。
個別では、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>がしっかり、東京エレクトロン<8035>も買いが優勢だった。ソニーグループ<6758>も高い。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが買われ、三菱商事<8058>もしっかり。SHIFT<3697>が商いを集め値を上げたほか、キーエンス<6861>も物色された。DDグループ<3073>がストップ高となり、サーバーワークス<4434>、古野電気<6814>も一時値幅制限いっぱいに買われた。ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884>も大幅高。
半面、ソシオネクスト<6526>が安く、ソフトバンクグループ<9984>も冴えない。ファーストリテイリング<9983>も軟調だった。楽天グループ<4755>、オリエンタルランド<4661>なども下落した。テラスカイ<3915>が急落、ベイカレント・コンサルティング<6532>、and factory<7035>なども大幅安に売られた。IDOM<7599>、北の達人コーポレーション<2930>なども商い増勢のなか株価は大幅下落。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、ソニーG <6758>、アドテスト <6857>、エーザイ <4523>、TDK <6762>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約56円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、SBG <9984>、OLC <4661>、トレンド <4704>、エムスリー <2413>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約71円。うち46円はファストリ1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は25業種。上昇率の上位5業種は(1)銀行業、(2)電気機器、(3)輸送用機器、(4)繊維製品、(5)卸売業。一方、下落率の上位5業種は(1)サービス業、(2)石油石炭製品、(3)鉱業、(4)不動産業、(5)陸運業。
■個別材料株
△ヨシムラHD <2884> [東証P]
M&A効果で第1四半期は大幅な増収増益。
△ベースフード <2936> [東証G]
3~5月期大幅上振れを好感
△JINSHD <3046> [東証P]
第3四半期営業利益は33%増で高進捗率。
△DDグループ <3073> [東証P]
脱コロナ追い風に今期営業利益は前期比4.8倍化へ。
△アララ <4015> [東証G]
9~5月期営業損益黒字化で対通期進捗率9割に。
△BeeX <4270> [東証G]
第1四半期営業利益は64%増。
△エニーカラー <5032> [東証P]
7月末を基準日として1株を2株に株式分割へ。
△古野電 <6814> [東証P]
24年2月期業績及び配当予想を上方修正。
△グッドパッチ <7351> [東証G]
3~5月期の大幅増益と高進捗率を評価。
△FPパートナ <7388> [東証G]
今期業績・配当予想の上方修正と配当性向引き上げを好感。
▼IDOM <7599> [東証P]
3~5月期大幅減収減益を嫌気。
▼GRCS <9250> [東証G]
継続案件の失注で今期下方修正。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)DDグループ <3073>、(2)サーバワクス <4434>、(3)古野電 <6814>、(4)ヨシムラHD <2884>、(5)Hamee <3134>、(6)タムロン <7740>、(7)JINSHD <3046>、(8)ダイト <4577>、(9)エフテック <7212>、(10)リンクユー <4446>。
値下がり率上位10傑は(1)テラスカイ <3915>、(2)ベイカレント <6532>、(3)アンファク <7035>、(4)JNS <3627>、(5)IDOM <7599>、(6)北の達人 <2930>、(7)サインポスト <3996>、(8)日本コンセプ <9386>、(9)ディップ <2379>、(10)住江織 <3501>。
【大引け】
日経平均は前日比102.63円(0.32%)高の3万2493.89円。TOPIXは前日比13.18(0.59%)高の2252.28。出来高は概算で12億0430万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1300、値下がり銘柄数は478となった。東証マザーズ指数は784.77ポイント(0.05ポイント高)。
[2023年7月18日]
株探ニュース
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