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NANO MRNAのニュース
日経平均株価
始値 28179.04
高値 28457.67(15:00)
安値 28179.04(09:00)
大引け 28451.02(前日比 +361.48 、 +1.29% )
売買高 10億8266万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆7721億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は大幅続伸、前日に続く大幅高でほぼ高値引けに
2.米国株軟調受け手掛かり材料難も、9月解散総選挙の思惑浮上
3.菅首相が早期の解散総選挙否定したが、強気の地合い変わらず
4.33業種中30業種が高く、個別銘柄ベースでも全体の7割が上昇
5.商い活況で、全体売買代金は2兆7700億円台と高水準に膨らむ
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比39ドル安と続落した。米8月の消費者信頼感指数が市場予想を下回ったことから、米景気に対する不安感から売りが優勢となった。
東京市場では、朝方から主力株中心に買いが優勢となり、日経平均株価は大幅続伸。後場に入っても買い気は衰えず、この日の高値圏で引けた。
名実ともに9月相場入りとなった1日の東京市場は、日経平均が大幅続伸となり、一気に2万8000円台半ばまで水準を切り上げた。前日は月末安アノマリーを1年ぶりに覆し300円高で引け、8月の月足陽線も確保した日経平均だったが、きょうは一段の上値を指向する展開に。前日の米国株市場は主要株指数が総じて軟調な値動きで買い手掛かり材料に乏しいと思われたが、衆院解散・総選挙の思惑が株高を誘う形となり、空売りの買い戻しなども全体指数を押し上げた。その後、菅首相が解散観測を否定したが、全体相場の勢いは止まらなかった。業種別では33業種中30業種が上昇、出遅れていた紙パルプセクターなどに買いが目立った。東証1部の値上がり銘柄数は全体の7割を占め、売買代金も前日には及ばなかったものの2兆7700億円台と高水準だった。
個別では、ファーストリテイリング<9983>が上昇、任天堂<7974>も買われた。キーエンス<6861>が高く、村田製作所<6981>も大幅上昇した。トヨタ自動車<7203>もしっかり。ファナック<6954>、コマツ<6301>なども値を上げた。東京機械製作所<6335>、明和産業<8103>がいずれもストップ高に買われたほか、VTホールディングス<7593>も値を飛ばした。ダイコク電機<6430>が物色人気となり、前澤工業<6489も急動意。ダブル・スコープ<6619>も活況高となった。
半面、日本郵船<9101>など海運株が上昇一服、レーザーテック<6920>も朝高後に利食われマイナス圏で引けた。日本製鉄<5401>が軟調、リクルートホールディングス<6098>も冴えない。ラクーンホールディングス<3031>がストップ安に売り込まれ、関西スーパーマーケット<9919>も大きく利食われた。日本電子<6951>が急落、トリケミカル研究所<4369>も大幅安となった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、エムスリー <2413> 、ファナック <6954> 、テルモ <4543> 、オムロン <6645> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約93円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はリクルート <6098> 、オリンパス <7733> 、コナミHD <9766> 、京王 <9008> 、郵船 <9101> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約10円。
東証33業種のうち30業種が上昇し、下落は海運業、鉄鋼、陸運業の3業種のみ。上昇率の大きかった上位5業種は(1)パルプ・紙、(2)空運業、(3)証券商品先物、(4)保険業、(5)銀行業。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)非鉄金属、(2)水産・農林業、(3)金属製品、(4)ゴム製品、(5)サービス業。
■個別材料株
△新都HD <2776> [JQ]
廃金属の貿易取り引きに関するパートナーシップ締結。
△フィスコ <3807> [JQG]
21年12月期純利益を大幅上方修正。
△ミライアル <4238>
7月中間期業績の計画上振れと中間配当増額を発表。
△ナノキャリア <4571> [東証M]
中耳炎薬の国内第3相試験で主要評価項目達成。
△岡本工 <6125> [東証2]
半導体製造装置の大口受注を獲得。
△SMK <6798>
上限を20万株とする自社株買いを実施。
△トミタ電機 <6898> [JQ]
設備需要回復など受け通期見通し上方修正。
△VTHD <7593>
業績好調でM&A戦略による業容拡大にも期待。
△JMS <7702>
ワクチン接種用シリンジの一般医療機関への販売を開始。
△明和産 <8103>
驚愕の配当増額発表で投資資金集中。
▼日電子 <6951>
公募増資による希薄化懸念。
▼ライフネット <7157> [東証M]
海外公募による1株利益希薄化を警戒。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)東京機 <6335> 、(2)明和産 <8103> 、(3)ランド <8918> 、(4)VTHD <7593> 、(5)ミライアル <4238> 、(6)SMK <6798> 、(7)ダイコク電 <6430> 、(8)パイプドHD <3919> 、(9)エスクリ <2196> 、(10)前沢工業 <6489> 。
値下がり率上位10傑は(1)ラクーンHD <3031> 、(2)関西スーパ <9919> 、(3)ヤマエ <8108> 、(4)日電子 <6951> 、(5)明治海 <9115> 、(6)トリケミカル <4369> 、(7)日本通信 <9424> 、(8)スノーピーク <7816> 、(9)アセチレン <4093> 、(10)三井松島HD <1518> 。
【大引け】
日経平均は前日比361.48円(1.29%)高の2万8451.02円。TOPIXは前日比20.09(1.02%)高の1980.79。出来高は概算で10億8266万株。東証1部の値上がり銘柄数は1548、値下がり銘柄数は532となった。日経ジャスダック平均は3994.79円(10.20円高)。
[2021年9月1日]
株探ニュース
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