306円
わかもと製薬のニュース
日経平均株価
始値 39232.14
高値 39241.28(09:00)
安値 38496.66(13:52)
大引け 38820.49(前日比 -868.45 、 -2.19% )
売買高 20億2854万株 (東証プライム概算)
売買代金 5兆2687億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は急反落、米株安と円高嫌気しリスクオフ一色
2.一時1100円超の下落、3万8000円台半ばで下げる場面も
3.日銀の金融政策正常化の思惑浮上で円高進行も警戒材料
4.前週末の米株市場を引き継ぎ、半導体関連の下げきつい
5.全体の84%の銘柄が下落、売買代金は8日連続5兆円以上
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは前日比68ドル安と3日ぶりに反落した。米雇用統計は底堅さを示したが、半導体関連株に利益確定売りが優勢となった。
週明けの東京市場では、先物主導で日経平均株価が急反落。一時1100円を超える急落で3万8000円台半ばまで一気に水準を切り下げる場面もあった。
11日の東京市場は、リスクオフ一色の地合いを余儀なくされた。前週末の米国株市場でハイテク株中心に売り込まれた流れを引き継ぎ、半導体関連をはじめ売買代金上位の主力銘柄は全面安商状となった。日銀の金融政策正常化に向けた動きが前倒しされるとの思惑が浮上し、長期金利上昇を背景に外国為替市場で一時1ドル=146円台半ばまでドル安・円高が進んだことも輸出セクター中心に嫌気された。先物を絡めたインデックス売りが加速し、日経平均は一時1100円を超える急落に見舞われる場面もあったが、大引けにかけ買い戻しが入りやや下げ渋った。なお、個別株もプライム市場全体の84%の銘柄が下落する売り圧力の強い地合いだった。一方、売買代金は5兆円台をキープしており、これで8営業日連続で5兆円以上をこなす日が続いている。
個別では、売買代金首位のレーザーテック<6920>をはじめ、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、SCREENホールディングス<7735>など半導体製造装置の主力銘柄が軒並み大きく下押した。また、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクの下げも目立つ。トヨタ自動車<7203>が下落、三菱重工業<7011>も売られた。三井E&S<7003>、さくらインターネット<3778>がストップ安、チェンジホールディングス<3962>、シーイーシー<9692>も急落した。
半面、任天堂<7974>、リクルートホールディングス<6098>などが頑強な値動き。エーザイ<4523>も逆行高。ソースネクスト<4344>がストップ高に買われ、インフォコム<4348>も値幅制限いっぱいまで上値を伸ばした。丹青社<9743>が値を飛ばし、gumi<3903>も大幅高。大日本印刷<7912>、ツムラ<4540>、帝人<3401>なども買いが優勢だった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はオリンパス <7733>、リクルート <6098>、大日印 <7912>、アステラス <4503>、任天堂 <7974>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約25円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、SBG <9984>、アドテスト <6857>、ファストリ <9983>、信越化 <4063>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約407円。
東証33業種のうち上昇はパルプ・紙、その他製品の2業種のみ。下落率の小さかった上位5業種は(1)繊維製品、(2)医薬品、(3)陸運業、(4)食料品、(5)サービス業。一方、下落率の大きかった5業種は(1)鉱業、(2)銀行業、(3)証券商品先物、(4)鉄鋼、(5)機械。
■個別材料株
△ホクト <1379> [東証P]
24年3月期利益予想を上方修正し期末配当40円実施へ。
△山岡家 <3399> [東証S]
2月度既存店売上高42.8%増をポジティブ視。
△エイチーム <3662> [東証P]
11~1月経常黒字確保・特別配当4円実施方針を好感。
△gumi <3903> [東証P]
「ジョジョの奇妙な冒険」オンラインゲーム配信権を獲得。
△わかもと <4512> [東証S]
株式売却益計上で今期最終損益が一転して大幅黒字化へ。
△ファーストA <5588> [東証G]
デロイトトーマツとパートナー契約締結。
△トミタ電機 <6898> [東証S]
24年1月期業績は営業赤字縮小に上振れ。
△大日印 <7912> [東証P]
2000万株を上限とする自社株買い実施へ。
△サンネクスタ <8945> [東証S]
24年6月期最終利益予想を上方修正。
△丹青社 <9743> [東証P]
商業その他施設好調で24年1月期業績は計画上振れ。
▼さくらネット <3778> [東証P]
エヌビディア
▼HEROZ <4382> [東証S]
24年4月期最終利益予想を下方修正。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)ソースネクス <4344>、(2)インフォコム <4348>、(3)丹青社 <9743>、(4)TDCソフト <4687>、(5)gumi <3903>、(6)エイチーム <3662>、(7)ホクト <1379>、(8)大日印 <7912>、(9)栄研化 <4549>、(10)北越コーポ <3865>。
値下がり率上位10傑は(1)三井E&S <7003>、(2)さくらネット <3778>、(3)シーイーシー <9692>、(4)チェンジHD <3962>、(5)フリービット <3843>、(6)ベステラ <1433>、(7)メンバーズ <2130>、(8)ユーザーロカ <3984>、(9)日本コークス <3315>、(10)アイモバイル <6535>。
【大引け】
日経平均は前日比868.45円(2.19%)安の3万8820.49円。TOPIXは前日比59.97(2.20%)安の2666.83。出来高は概算で20億2854万株。東証プライムの値上がり銘柄数は232、値下がり銘柄数は1397となった。東証グロース250指数は737.29ポイント(17.67ポイント安)。
[2024年3月11日]
株探ニュース
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