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田辺三菱製薬のニュース
日経平均株価
始値 21422.31
高値 21553.35(12:41)
安値 21318.74(10:32)
大引け 21464.23(前日比 +32.74 、 +0.15% )
売買高 12億0320万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆2414億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は4日続伸、米中貿易摩擦の緩和期待でリスクオン継続
2.前場は売りに押されるも、後場切り返し一時2万1500円台を回復
3.FOMC議事要旨では資産圧縮の年内終了観測の一方で利上げ思惑も
4.米中貿易交渉で6つの覚書が準備されているとの報道を好感する動き
5.業種別の騰落や個別銘柄の値上がりと値下がりの数が拮抗する状況に
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは63ドル高と3日続伸した。FOMC議事録が公表され、FRBは保有資産の縮小を年内にも終了するとの観測が強まったことや、米中通商協議への期待もあり買いが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価が4日続伸と上値追い基調を継続した。目先過熱感も意識されたが、米中貿易摩擦が緩和するとの期待が株価を後押しした。
21日の東京市場は、前場はやや売りに押される展開だったが、後場に入ると一転して買い優勢となり日経平均はフシ目の2万1500円を上回って推移する場面もあった。前日の米国株市場ではNYダウが3日続伸で約3カ月ぶり高値圏に浮上、米中貿易協議が進展することへの期待感がリスクを取る動きを後押しした。1月のFOMCの議事要旨では、FRBが保有資産圧縮を年内に終了するとの見方が強まる一方、利上げ観測も再浮上するなど、マーケットは消化難で株価の方向性も定まりにくかった。後場に入ると、米中貿易交渉で6つの覚書が準備されているとの報道が、交渉の進展を予期するものとして、全体相場にポジティブに作用した。業種別騰落では値上がり業種17に対し、値下がりが16とほぼ同数、また個別でも値上がり銘柄数と値下がり銘柄数がいずれも1000に乗せ、拮抗する状況となった。
個別では、ソニー<6758>が堅調、任天堂<7974>もしっかり。ファーストリテイリング<9983>が買われ、コマツ<6301>も上昇した。昭和電工<4004>も買い優勢だった。カドカワ<9468>が大幅高に買われ、新日本科学<2395>も値を飛ばした。アイスタイル<3660>、システムインテグレータ<3826>も急伸。新明和工業<7224>が物色人気、ZOZO<3092>も商いを伴い大きく上値を伸ばした。アカツキ<3932>も高い。
半面、ソフトバンクグループ<9984>が軟調、トヨタ自動車<7203>、武田薬品工業<4502>なども冴えない。資生堂<4911>が売りに押され、IHI<7013>は大きく値を下げた。ケネディクス<4321>が売られたほか、グレイステクノロジー<6541>の下げも目立つ。マクニカ・富士エレホールディングス<3132>も安い。LIXILグループ<5938>も下値を探る展開となった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、日産化 <4021> 、中外薬 <4519> 、ホンダ <7267> 、東エレク <8035> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約49円。うち28円はファストリ1銘柄によるもの。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄はSBG <9984> 、アドテスト <6857> 、日東電 <6988> 、KDDI <9433> 、ダイキン <6367> 。押し下げ効果は約35円。うち19円はSBG1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は17業種。上昇率の上位5業種は(1)海運業、(2)倉庫運輸関連、(3)パルプ・紙、(4)非鉄金属、(5)その他製品。一方、下落率の上位5業種は(1)石油石炭製品、(2)その他金融業、(3)金属製品、(4)情報・通信業、(5)空運業。
■個別材料株
△アウン <2459> [東証2]
米社のPCC運用最適化ツールを日本独占販売へ。
△ユーグレナ <2931>
デンソー <6902> と微細藻類を活用した事業開発で包括的提携。
△Eストアー <4304> [JQ]
日本郵便の「コンビニ・郵便局窓口受取サービス」に対応。
△BBSec <4398> [JQ]
「QR決済セキュリティ コンサルティングサービス」を提供開始。
△参天薬 <4536>
2.0%を上限に自社株買いを実施。
△アンジェス <4563> [東証M]
血管再生の遺伝子治療薬「コラテジェン」承認へ。
△ソレイジア <4597> [東証M]
疼痛緩和口腔用液「エピシル」が中国で医療機器輸入販売承認を取得。
△ソラスト <6197>
サービス利用者の増加基調継続。
△ウインテスト <6721> [東証2]
子会社が国内顧客から太陽光発電設備設置工事業務を受注。
△MURO <7264> [JQ]
「HV用モーター部品を受注」との報道。
▼田辺三菱 <4508>
ノバルティスからライセンス契約の一部有効性に疑義提起。
▼リリカラ <9827> [JQ]
東証が信用規制。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ユーグレナ <2931> 、(2)カドカワ <9468> 、(3)新日本科学 <2395> 、(4)SI <3826> 、(5)アイスタイル <3660> 、(6)オロ <3983> 、(7)鎌倉新書 <6184> 、(8)あすか薬 <4514> 、(9)新明和工業 <7224> 、(10)タムロン <7740> 。
値下がり率上位10傑は(1)キューブシス <2335> 、(2)IHI <7013> 、(3)M&Aキャピ <6080> 、(4)グレイス <6541> 、(5)スマバ <9417> 、(6)シンクロ <3963> 、(7)ケネディクス <4321> 、(8)Ubicom <3937> 、(9)マクニカ富士 <3132> 、(10)富士ソフト <9749> 。
【大引け】
日経平均は前日比32.74円(0.15%)高の2万1464.23円。TOPIXは前日比0.03(0.00%)高の1613.50。出来高は概算で12億0320万株。東証1部の値上がり銘柄数は1029、値下がり銘柄数は1000となった。日経ジャスダック平均は3446.61円(7.96円高)。
[2019年2月21日]
株探ニュース
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