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JMDCのニュース
日経平均株価
始値 28173.43
高値 28252.42(15:00)
安値 28063.92(09:19)
大引け 28252.42(前日比 +308.53 、 +1.10% )
売買高 13億6236万株 (東証1部概算)
売買代金 3兆2489億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は反発、300円強の上昇で2ヵ月ぶり高値に
2.米株高受けセンチメント改善、売買代金上位の主力株が強い
3.米長期金利上昇一服を受けた米ハイテク株高に追随する展開
4.円安が輸出株に追い風、前場伸び悩むも後場に買い直される
5.3月実質最終売買日で権利取りの買いも相場押し上げ要因に
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比94ドル高と3日続伸した。原油価格の下落が好感されたほか、ハイテク株などが上昇した。
東京市場では、前日の米株高を受けリスク選好の地合いとなり日経平均株価は上昇。終値で再び2万8000円台に乗せ、約2ヵ月ぶりの高値圏に浮上した。
29日の東京市場は、リスクを取る動きが優勢となり、日経平均は前日の下げ分を上回る戻り足をみせた。米国株市場では10年債利回りの上昇一服を受け、ハイテク株を買い戻す動きが顕著となり、この流れが東京市場にも波及する形に。外国為替市場でドル高・円安基調にあることが主力輸出株に有利に働いたほか、きょうが3月の実質最終売買日ということで、配当や株主優待の権利取り狙いの駆け込み買いが、全体強調地合いに反映された。配当再投資に絡む先物への買いを期待するムードも市場のセンチメントを強気に傾けた。前場は戻り売りで伸び悩む場面もあったが、後場は先物を絡めて再び買い直される展開となり、売買代金上位の主力銘柄は概ね高い。東証1部の売買代金も前日は3兆円を下回っていたが、本日は商い活況で再び3兆円台に乗せている。
個別では、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置の主力銘柄が買われ、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などもしっかり。三井ハイテック<6966>が値を飛ばし、日本電産<6594>なども堅調だった。日本郵船<9101>など海運株が高く、トヨタ自動車<7203>も上昇した。ベイカレント・コンサルティング<6532>も値を上げた。エンビプロ・ホールディングス<5698>、ピアラ<7044>はストップ高に買われる人気となった。エスプール<2471>なども大幅高。
半面、JT<2914>が冴えず、ENEOSホールディングス<5020>も軟調。JR東海<9022>も下落した。塩野義製薬<4507>が売りに押され、三菱重工業<7011>も安い。石油資源開発<1662>が大幅安、大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>の下げも目立った。エー・アンド・デイ<7745>が下値を探り、オンワードホールディングス<8016>も値を下げた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、SBG <9984> 、エムスリー <2413> 、リクルート <6098> 、KDDI <9433> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約109円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は塩野義 <4507> 、資生堂 <4911> 、三井不 <8801> 、イオン <8267> 、JR東海 <9022> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約10円。
東証33業種のうち上昇は27業種。上昇率の上位5業種は(1)輸送用機器、(2)海運業、(3)サービス業、(4)小売業、(5)電気・ガス業。一方、下落率の上位5業種は(1)石油石炭製品、(2)陸運業、(3)水産・農林業、(4)空運業、(5)不動産業。
■個別材料株
△ジェイフロ <2934> [東証M]
薬局のDXを支援する新サービスを開始。
△マネフォ <3994>
susten社を持ち分法適用関連会社化。
△日本情報C <4054> [東証M]
センチュリー21へ「電子契約システム」のOEM提供を開始。
△あすか薬HD <4886>
代替需要が想定上回り22年3月期業績予想を上方修正。
△エンビプロ <5698>
22年6月期業績及び配当予想の上方修正と株式分割を好感。
△EAJ <6063> [JQ]
厚労省から入国者健康フォローアップ業務を継続受託。
△三井ハイテク <6966>
半導体とEV向けで高水準の需要獲得進む。
△ピアラ <7044>
クリエイターエコノミー支援プラットフォームを提供開始。
△キッズSHD <7084> [東証M]
業績予想の上方修正とリソー教育との業務提携を発表。
△ウェルスナビ <7342> [東証M]
「WealthNavi」預かり資産が6500億円突破。
▼石油資源 <1662>
前日のNY原油相場下落を受け利食い売りが優勢。
▼北陸電 <9505>
22年3月期利益及び配当予想を下方修正。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)エンビプロ <5698> 、(2)ピアラ <7044> 、(3)りたりこ <7366> 、(4)スマバ <9417> 、(5)富士興 <5009> 、(6)エスプール <2471> 、(7)あすか薬HD <4886> 、(8)マネフォ <3994> 、(9)三井ハイテク <6966> 、(10)JMDC <4483> 。
値下がり率上位10傑は(1)ランド <8918> 、(2)Sサイエンス <5721> 、(3)石油資源 <1662> 、(4)オープンドア <3926> 、(5)フェイス <4295> 、(6)大阪チタ <5726> 、(7)鎌倉新書 <6184> 、(8)ルネサンス <2378> 、(9)ホクシン <7897> 、(10)A&D <7745> 。
【大引け】
日経平均は前日比308.53円(1.10%)高の2万8252.42円。TOPIXは前日比18.29(0.93%)高の1991.66。出来高は概算で13億6236万株。東証1部の値上がり銘柄数は1466、値下がり銘柄数は635となった。日経ジャスダック平均は3664.56円(21.41円高)。
[2022年3月29日]
株探ニュース
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