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ドリームインキュベータのニュース
日経平均株価
始値 28792.89
高値 28897.44(13:39)
安値 28621.47(09:22)
大引け 28860.62(前日比 +405.02 、 +1.42% )
売買高 12億1977万株 (東証1部概算)
売買代金 3兆0620億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は405円高と大幅続伸、前日の欧米株高受けリスク選好
2.新型コロナのオミクロン株による経済活動への過度な懸念後退
3.メジャーSQ算出を前にオプション絡みの買い戻しで浮揚力働く
4.終盤一時伸び悩むも大引けにかけ買い直され2万8800円台で着地
5.値上がり数は全体の5割強にとどまるも、売買代金は連日3兆円台
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比492ドル高と続伸した。新型コロナのオミクロン変異株による経済への影響が限定的との見方が広がり、景気回復期待が再燃した。
東京市場では、欧米株市場が大幅上昇したことを受けリスク選好の流れが継続、日経平均株価は400円あまりの上昇をみせた。
8日の東京市場は、前日に続き、主力株を中心にリスクを取る動きが優勢だった。前日の欧州株市場でドイツやフランスの主要株指数が大幅高となったほか、米国株市場でもハイテク株比率の高いナスダック総合指数が3%超の上昇をみせるなど買い戻しが加速しており、東京市場もこの流れに追随した。新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株に対する過度な懸念が後退し、経済活動に与える影響は限定的との見方が市場のセンチメント改善につながっている。後場に入ると日経平均は一段高。先物にメジャーSQ算出を前にしたオプション絡みの空売り買い戻しが入り、全体指数に浮揚力を与えた。後場終盤は戻り売りや目先筋の利益確定売りで伸び悩む場面もあったが、引けにかけ買い直された。ただ、東証1部の値上がり銘柄数は全体の5割強にとどまっている。売買代金は連日で3兆円を上回るなど活況だった。
個別では、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>などの半導体製造装置関連が買われ、任天堂<7974>も上昇した。ファーストリテイリング<9983>も買いが優勢。リクルートホールディングス<6098>も上値を追った。ソニーグループ<6758>、キーエンス<6861>、ファナック<6954>なども上昇した。NCホールディングス<6236>が値上がり率トップに買われ、関西スーパーマーケット<9919>も大きく切り返した。井筒屋<8260>の物色人気も続いている。中外製薬<4519>も値を上げた。
半面、日本郵船<9101>、商船三井<9104>などが軟調、トヨタ自動車<7203>も冴えない。三井不動産<8801>が安く、伊藤忠商事<8001>も売りに押された。日本ハウスホールディングス<1873>が値下がり率トップに売られ、丸和運輸機関<9090>、アイル<3854>なども下落した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035> 、ファナック <6954> 、ファストリ <9983> 、中外薬 <4519> 、テルモ <4543> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約173円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はトヨタ <7203> 、住友不 <8830> 、三井不 <8801> 、SBG <9984> 、TOTO <5332> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約20円。
東証33業種のうち上昇は15業種。上昇率の上位5業種は(1)精密機器、(2)その他製品、(3)医薬品、(4)サービス業、(5)電気機器。一方、下落率の上位5業種は(1)不動産業、(2)海運業、(3)倉庫運輸関連、(4)陸運業、(5)建設業。
■個別材料株
△アールプラン <2983> [東証M]
テスラ家庭用蓄電池「Powerwall」取り扱い開始。
△スタティアH <3393>
子会社がドコモにAR技術を提供。
△ナレッジS <3999> [東証M]
「Knowledge Suite」全国拡販でリコージャパンと協業。
△中外薬 <4519>
コロナ薬として「アクテムラ」への注目度増す。
△オンコリス <4588> [東証M]
テロメライシンの食道がんを対象とした治験で投与開始。
△ナ・デックス <7435> [JQ]
上期業績が従来予想を大きく上回って着地。
△メドピア <6095>
CCCマーケティングとヘルスケア領域で業務提携。
△日総工産 <6569>
SBI証券が投資判断を新規「買い推奨」に。
△ルネサス <6723>
車載マイコンの需要拡大で今期大幅増益へ。
△ジャフコG <8595>
22年1月31日を基準日として1株を3株に分割。
▼ギグワークス <2375> [東証2]
22年10月期増収増益見通しも目先利益確定売り。
▼三井不 <8801>
住宅ローン減税見直しの影響を警戒視。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)NCHD <6236> 、(2)関西スーパ <9919> 、(3)日シス技術 <4323> 、(4)駒井ハルテク <5915> 、(5)バリューHR <6078> 、(6)井筒屋 <8260> 、(7)インソース <6200> 、(8)ドリームI <4310> 、(9)スノーピーク <7816> 、(10)中外薬 <4519> 。
値下がり率上位10傑は(1)日本ハウス <1873> 、(2)トップカルチ <7640> 、(3)光世 <8617> 、(4)丸和運機関 <9090> 、(5)アイル <3854> 、(6)三井不 <8801> 、(7)グロブライド <7990> 、(8)Sサイエンス <5721> 、(9)名村造 <7014> 、(10)野村不HD <3231> 。
【大引け】
日経平均は前日比405.02円(1.42%)高の2万8860.62円。TOPIXは前日比12.39(0.62%)高の2002.24。出来高は概算で12億1977万株。東証1部の値上がり銘柄数は1195、値下がり銘柄数は904となった。日経ジャスダック平均は3934.61円(28.75円高)。
[2021年12月8日]
株探ニュース
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