3,772円
群栄化学工業のニュース
日経平均株価
始値 32629.16
高値 32799.69(15:00)
安値 32486.48(10:58)
大引け 32776.37(前日比 +308.61 、 +0.95% )
売買高 13億6823万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆3837億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は4日ぶり反発、欧米株高を好感
2.米金融引き締めへの懸念後退、円安も追い風に
3.日銀政策変更の思惑、国内長期金利は上昇傾向
4.半導体関連株は売り優勢も、76%の銘柄が高い
5.朝高後に値を消すも、買い直され後場は一段高
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比87ドル高と3日続伸した。米利上げ観測の後退を背景にハイテク株を中心に買いが優勢となった。
東京市場ではリバウンド狙いの押し目買いが優勢となり、日経平均株価は切り返しに転じた。朝高後に値を消す場面もあったが、その後は買い直され、後場は一段高に買われた。
12日の東京市場は、リスク選好の地合いだった。前日の欧州株市場で主要国の株価が上昇、米国株市場でもハイテク株中心に買われ、NYダウが3日続伸、ナスダック総合株価指数も続伸するなど強さを発揮したことで、投資家心理が改善した。米金融引き締めが長期化することへの警戒感が後退する一方、外国為替市場でドル高・円安方向に振れたことも追い風となった。国内では日銀の政策変更思惑から長期金利が上昇傾向にあり、これがグロース株に重荷となる場面もあったが、後場は日経平均が上げ幅を広げ、結局この日の高値圏で着地した。半導体関連や総合重機メーカーを除き主力どころも総じて高く、値上がり銘柄数はプライム市場の76%を占める買い気の強い相場だった。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>が堅調、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも頑強な値動きをみせた。トヨタ自動車<7203>が高く、武田薬品工業<4502>も買いが優勢。ファーストリテイリング<9983>がしっかり、楽天グループ<4755>も上値を追った。正栄食品工業<8079>、宮越ホールディングス<6620>が急騰、芦森工業<3526>、萩原工業<7856>も値を飛ばした。日本軽金属ホールディングス<5703>、河西工業<7256>などが物色人気。くら寿司<2695>も高い。
半面、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>など半導体製造装置関連株が下落、三菱重工業<7011>も大きく売られたほか、IHI<7013>が急落、川崎重工業<7012>の下げも目立つ。ネクステージ<3186>はストップ安に売り込まれた。フリービット<3843>が大幅安、新明和工業<7224>も大きく水準を切り下げている。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、SBG <9984>、東エレク <8035>、KDDI <9433>、NTTデータ <9613>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約120円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、エーザイ <4523>、伊藤忠 <8001>、IHI <7013>、三菱商 <8058>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約33円。うち23円はアドテスト1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は29業種。上昇率の上位5業種は(1)輸送用機器、(2)ゴム製品、(3)不動産業、(4)医薬品、(5)精密機器。一方、下落はの4業種のみで下落率の上位から(1)鉄鋼、(2)卸売業、(3)保険業、(4)機械。
■個別材料株
△ギグワークス <2375> [東証S]
秋元康氏が子会社の日本直販の総合プロデューサーに。
△フュトレック <2468> [東証S]
「音のAI検査」開発キットを菱洋エレク <8068> に提供。
△コーセーRE <3246> [東証S]
7月中間期最終益7.9倍で通期計画進捗率93%。
△山岡家 <3399> [東証S]
客数増に値上げ効果で今期最終利益は一転増益の見通し。
△スピー <4499> [東証S]
大手企業群とデジタルアセット市場のインフラ構築で連携。
△アドベンチャー <6030> [東証G]
skyticketレンタカーがスカイレンタカーと連携。
△ピアラ <7044> [東証P]
Vチューバー領域へ参入。
△萩原工業 <7856> [東証P]
今期利益予想の上方修正と自社株買いが株価刺激。
△正栄食 <8079> [東証P]
23年10月期営業益予想を35億円に上方修正。
△ソフトバンクG <9984> [東証P]
ナスダック上場目前の英アームの人気が盛り上がり。
▼ネクステージ <3186> [東証P]
浜脇社長の辞任とインセンティブ廃止の影響を警戒。
▼IHI <7013> [東証P]
米P&W製エンジン欠陥の影響拡大で航空機向け事業の先行きを警戒。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)正栄食 <8079>、(2)宮越HD <6620>、(3)リズム <7769>、(4)芦森工 <3526>、(5)萩原工業 <7856>、(6)ウィズメタク <9260>、(7)マツオカ <3611>、(8)日軽金HD <5703>、(9)三陽商 <8011>、(10)群栄化 <4229>。
値下がり率上位10傑は(1)ネクステージ <3186>、(2)IHI <7013>、(3)フリービット <3843>、(4)新明和 <7224>、(5)泉州電 <9824>、(6)川重 <7012>、(7)グッドコムA <3475>、(8)TOWA <6315>、(9)タツモ <6266>、(10)メドレー <4480>。
【大引け】
日経平均は前日比308.61円(0.95%)高の3万2776.37円。TOPIXは前日比19.43(0.82%)高の2379.91。出来高は概算で13億6823万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1392、値下がり銘柄数は389となった。東証マザーズ指数は738.56ポイント(2.51ポイント高)。
[2023年9月12日]
株探ニュース
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