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KHネオケムのニュース
日経平均株価
始値 21582.47
高値 21684.64(14:42)
安値 21484.98(11:17)
大引け 21646.55(前日比 +139.01 、 +0.65% )
売買高 12億0162万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆0810億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日ぶり反発、水産、食料品、建設など内需株が買い集める
2.前日の米株市場でナスダック指数が高く、為替も円安傾向で投資家心理改善
3.前場は朝高後に値を消す展開だったが。後場は先物を絡め一貫して上値指向
4.日銀ETF買いの思惑も背に、大型・中小型問わず買われ7割近い銘柄が上昇
5.3連休前で物色意欲は盛り上がらず、売買代金は2兆円を若干上回るも低調
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは95セント安と小幅ながら3日続落した。前日の急落の反動で買い戻しの動きも見られたが、感謝祭の祝日を前に手仕舞いの売りも膨らみ引けにかけ値を消した。
東京市場では朝方買い優勢で始まった後、日経平均株価は一時値を消したが、後場に入り買い直され、大引けにかけ次第高の展開となった。
22日の東京市場は、後場に先物を絡め上値指向を強める展開。前日の米国株市場ではNYダウが引けにかけ値を消したが、ハイテク株比率の高いナスダック指数が上昇し、外国為替市場で1ドル=113円台に入る円安に振れたことが主力株に追い風材料として意識された。ただ、業種別値上がり率上位に名を連ねたのは水産、陸運、食料品、サービス、建設といった内需株だった。前場は3連休前で物色意欲も盛り上がらず、日経平均は朝高後に値を消したが、後場寄りに日銀のETF買いの思惑などを背景に流れが変わり、先物を絡め再び上値指向に転換。引けにかけてほぼ一貫して下値を切り上げる強調展開をみせた。大型、中型、小型株押しなべて買いが入り、全体の7割近い銘柄が上昇した。東証1部の売買代金はかろうじて2兆円はキープしたものの低調だった。
個別では、任天堂<7974>が堅調、トヨタ自動車<7203>も買い優勢。資生堂<4911>、ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028>が高く、NTT<9432>もしっかり。GMOペイメントゲートウェイ<3769>が値を飛ばし、トリドールホールディングス<3397>も大幅高。サッポロホールディングス<2501>が活況高、アンリツ<6754>も物色人気となった。カカクコム<2371>も買いを集めた。
半面、ファーストリテイリング<9983>が軟調、東海カーボン<5301>も売りに押された。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>も冴えない。アイロムグループ<2372>が急落したほか、エムアップ<3661>、NISSHA<7915>も大きく値を下げた。ダブル・スコープ<6619>、ブイ・テクノロジー<7717>も安い。長谷川香料<4958>、オプトラン<6235>が値を下げ、IHI<7013>も下値を探った。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はユニファミマ <8028> 、KDDI <9433> 、資生堂 <4911> 、アステラス <4503> 、キッコマン <2801> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約65円。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄はファストリ <9983> 、ソフトバンク <9984> 、豊田通商 <8015> 、安川電 <6506> 、大日本住友 <4506> 。押し下げ効果は約43円。うち25円はファストリ1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は27業種。上昇率の上位5業種は(1)水産・農林業、(2)陸運業、(3)食料品、(4)サービス業、(5)建設業。一方、下落率の上位5業種は(1)鉱業、(2)海運業、(3)鉄鋼、(4)銀行業、(5)非鉄金属。
■個別材料株
△フォーサイド <2330> [JQ]
「アリペイ」の加盟店向け決済ソリューションの提供開始。
△カカクコム <2371>
0.86%を上限に自社株買いを実施。
△ベネ・ワン <2412> [東証2]
東証1部に指定。
△グロバルLM <3486> [東証M]
東証1部に市場変更、優待新設と記念優待実施も好感。
△アプリックス <3727> [東証M]
Bluetooth Low Energyモジュールの累計出荷台数50万台突破。
△スキヤキ <3995> [東証M]
Jリーグチームのファンサイト運営会社を子会社化。
△インフォコム <4348> [JQ]
東証1部に市場変更。
△日本ラッド <4736> [JQ]
米国のAI関連企業とパートナーシップ契約を締結。
△アクトコール <6064> [東証M]
光通信が筆頭株主に。
△津田駒 <6217>
未定だった今期配当は10期ぶり15円で復配。
▼NISSHA <7915>
JPモルガン証券が目標株価を1850円に引き下げ。
▼三菱UFJ <8306>
「北朝鮮の資金洗浄に関して米当局が捜査」との報道。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)GMO-PG <3769> 、(2)トリドール <3397> 、(3)不二製油G <2607> 、(4)サッポロHD <2501> 、(5)システムリサ <3771> 、(6)津田駒 <6217> 、(7)マイネット <3928> 、(8)IDOM <7599> 、(9)ベネフィJ <3934> 、(10)パソナG <2168> 。
値下がり率上位10傑は(1)アイロムG <2372> 、(2)エムアップ <3661> 、(3)NISSHA <7915> 、(4)ワールド <3612> 、(5)WSCOPE <6619> 、(6)SI <3826> 、(7)Vテク <7717> 、(8)大平金 <5541> 、(9)KHネオケム <4189> 、(10)カーボン <5302> 。
【大引け】
日経平均は前日比139.01円(0.65%)高の2万1646.55円。TOPIXは前日比13.07(0.81%)高の1628.96。出来高は概算で12億0162万株。東証1部の値上がり銘柄数は1451、値下がり銘柄数は580となった。日経ジャスダック平均は3526.92円(17.51円高)。
[2018年11月22日]
株探ニュース
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