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ベネフィットジャパンのニュース
日経平均株価
始値 21363.57
高値 21438.35(09:46)
安値 21350.35(09:00)
大引け 21392.10(前日比 +73.68 、 +0.35% )
売買高 14億1720万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆2702億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は6日続伸、米中摩擦問題に対する警戒感後退でリスクオン継続
2.米長期金利の下降トレンドが一服、銀行株などが運用環境改善期待で高い
3.外国為替市場ではドル高・円安が進み、自動車など輸出セクターに追い風
4.原油市況高を背景に石油株も買われ、内需の医薬品やサービスなどが軟調
5.海外ファンドの買い戻し主体だが、売買代金は2兆2000億円台と増勢
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは38ドル高と4日続伸した。米中貿易協議の進展期待が膨らんだほか、原油価格と米長期金利の上昇でエネルギー株や金融株が上昇した。
東京市場では、米中貿易摩擦問題に対する警戒感が緩んだことで買いが優勢の展開となり、日経平均株価は6日続伸となった。ただ、上値は重かった。
10日の東京市場は、引き続き海外ファンドの先物絡みの買い戻しが後押しする形で日経平均は6日続伸となった。米大手メディアを通じ、トランプ米大統領が中国と来週協議するとコメントしたことが伝わり、これが米中対立の構図が和らぐとの思惑につながり株価を後押しした。米長期金利の下降トレンドが一服したことで、銀行株などに買い戻しが入ったほか、外国為替市場で1ドル=107円30銭近辺の推移とドル高・円安方向に振れたことも自動車など輸出セクターを中心に投資家心理を強気に傾けた。原油市況の上昇を背景に石油株なども堅調だった。半面、医薬品やサービス、不動産などの内需株が軟調だった。東証1部の売買代金は依然盛り上がりを欠いてはいるものの、2兆2000億円台とフシ目の2兆円台を上回り、前日の閑散商状と比較しても増勢が目立った。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>がしっかり、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが買われた。ファーストリテイリング<9983>が上昇。トヨタ自動車<7203>も値を上げた。村田製作所<6981>、ファナック<6954>、コマツ<6301>なども高い。ノムラシステムコーポレーション<3940>、アトラ<6029>が値幅制限いっぱいに買われ、アイフル<8515>も物色人気。日本精工<6471>、三櫻工業<6584>なども上値を追った。
半面、リクルートホールディングス<6098>、ソニー<6758>が売られ、オリエンタルランド<4661>も下落した。第一三共<4568>が売られたほか、武田薬品工業<4502>、資生堂<4911>も値を下げた。アドバンテスト<6857>も軟調。ライク<2462>、gumi<3903>が急落、カナミックネットワーク<3939>、ラクスル<4384>も大きく値を下げた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、ファナック <6954> 、SBG <9984> 、京セラ <6971> 、ファミマ <8028> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約86円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は第一三共 <4568> 、ダイキン <6367> 、アドテスト <6857> 、資生堂 <4911> 、リクルート <6098> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約60円。
東証33業種のうち上昇は24業種。上昇率の上位5業種は(1)銀行業、(2)証券商品先物、(3)鉄鋼、(4)石油石炭製品、(5)鉱業。一方、下落率の上位5業種は(1)医薬品、(2)サービス業、(3)不動産業、(4)精密機器、(5)陸運業。
■個別材料株
△岐阜造園 <1438> [名証2]
株主優待制度を新設。
△ITbook <1447> [東証M]
カンボジアやベトナムでの地盤調査事業などが軌道に乗る。
△アイスタディ <2345> [東証2]
エイム・ソフトを完全子会社化。
△夢真HD <2362> [JQ]
5.14%に自社株買い上限を変更。
△ノムラシス <3940>
大手代理店グループ会社からRPA開発を受注。
△ビーブレイク <3986> [東証M]
日本リブレイングループがクラウドERP「MA-EYES」を採用。
△オハラ <5218>
岡三証券が買い推奨。
△ユニプレス <5949>
自動車用プレス部品のメタルテックと資本提携へ。
△OSGコーポ <6757> [JQ]
5-7月期(2Q)経常は59%増益。
△東京センチュ <8439>
米航空機リース会社を完全子会社化。
▼ミライアル <4238>
非開示だった今期経常は26%減益、未定だった配当は10円減配。
▼ライクKN <6065>
5-7月期(1Q)経常は28%減益で着地。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ノムラシス <3940> 、(2)アトラ <6029> 、(3)東京センチュ <8439> 、(4)ランド <8918> 、(5)アイフル <8515> 、(6)日農薬 <4997> 、(7)日精工 <6471> 、(8)市光工 <7244> 、(9)スルガ銀 <8358> 、(10)巴川紙 <3878> 。
値下がり率上位10傑は(1)ライク <2462> 、(2)gumi <3903> 、(3)カナミックN <3939> 、(4)ライクKN <6065> 、(5)ベネフィJ <3934> 、(6)ラクスル <4384> 、(7)ミライアル <4238> 、(8)第一三共 <4568> 、(9)オーケストラ <6533> 、(10)IRジャパン <6035> 。
【大引け】
日経平均は前日比73.68円(0.35%)高の2万1392.10円。TOPIXは前日比6.88(0.44%)高の1557.99。出来高は概算で14億1720万株。東証1部の値上がり銘柄数は1357、値下がり銘柄数は729となった。日経ジャスダック平均は3328.40円(4.30円高)。
[2019年9月10日]
株探ニュース
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