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岡山製紙のニュース
17日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は3日続伸、出遅れセクターにも物色広がるが外需に一抹の不安
・ドル・円は伸び悩み、日本株の上げ幅縮小で
・値上がり寄与トップはKDDI<9433>、同2位はコナミHD<9766>
■日経平均は3日続伸、出遅れセクターにも物色広がるが外需に一抹の不安
日経平均は3日続伸。127.11円高の22724.46円(出来高概算7億2000万株)で前場の取引を終えている。
16日の米国市場でNYダウは44ドル高と3日続伸した。決算が好感された銀行株や航空機のボーイングなどが買われた。反面、原油先物相場の下落が重しとなったほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は3日ぶりに反落するなど高安まちまちだった。連休明けとなる東京市場では日経平均が8円高と小動きでスタートしたが、円相場が朝方からやや弱含みとなっていたことが支援材料となり、寄り付き後は上げ幅を3ケタに広げ堅調に推移した。金融株や自動車株といった出遅れ感の強いセクターに資金が向かった。
個別では、ソフトバンクG<9984>が売買代金トップで12日続伸したほか、トヨタ自<7203>、東海カーボ<5301>、武田薬<4502>などがしっかり。レーティング引き上げ観測の任天堂<7974>は買いが先行した。中小型株では前週末にストップ高を付けたGunosy<6047>が商いを伴って大幅続伸。また、中期経営計画が評価されたタマホーム<1419>や好決算のパソナ<2168>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、安川電<6506>が5%超安と大幅続落し、ファナック<6954>、キーエンス<6861>、SMC<6273>といった設備投資関連株も下げが目立つ。ジャスダック市場のハーモニック<6324>が受注減速を受けてストップ安を付け、関連銘柄にも売りが波及したようだ。ファーストリテ<9983>は小安い。セクターでは、ゴム製品、パルプ・紙、食料品などが上昇率上位で、その他も全般堅調。鉱業や石油・石炭製品など5業種が下落した。
日経平均は前週末に節目として意識される25日移動平均線を大きく上抜け、短期的には直近の戻り高値水準である23000円回復に期待する向きが多いようだ。前週は株価指数先物の買い戻し、指数寄与度の大きいソフトバンクGやファーストリテの株価上昇が相場全体をけん引する格好だったが、これまで出遅れ感の強かった金融株や自動車株にも物色の裾野が広がりつつある。本日は引き続き軟調な展開となっている新興市場の中小型株なども、決算発表シーズンを前に出遅れ感を手掛かりとした幕間つなぎ的な物色が向かう可能性があるだろう。
ただ、安川電など設備投資関連株の株価急落は海外景気の先行きへの不安を映す。これから本格化する4-6月期決算発表とともに、外需セクターでは米中貿易摩擦の影響なども徐々に明らかとなるだろう。決算発表を挟みセクター間の優勝劣敗がより明確となる展開も想定しておきたい。
■ドル・円は伸び悩み、日本株の上げ幅縮小で
17日午前の東京市場で、ドル・円は伸び悩み。連休明けで実需のドル買いが先行したが、日本株の上げ幅縮小で円売りが後退するとドルは失速した。
ドル・円は、朝方から実需が連休明けのドル買いを進め、一時112円50銭台まで強含んだ。また、日経平均株価の堅調地合いでリスク選好的な円売りも観測され、ドルは上方向を目指す値動きが続いた。
ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いが続き、日本株高継続への思惑で円売りに振れやすい。ただ、実需のドル買いは一服。また、上海総合指数など中国株が軟調で、円売りは小幅にとどまりそうだ。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は112円24銭から112円57銭、ユーロ・円は131円46銭から131円76銭、ユーロ・ドルは1.1702ドルから1.1717ドルで推移した。
(為替・債券アナリスト 吉池威)
■後場のチェック銘柄
・古野電気<6814>、岡山製紙<3892>、2銘柄がストップ高
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップはKDDI<9433>、同2位はコナミHD<9766>
■経済指標・要人発言
【要人発言】
・豪準備銀定例会合・議事要旨(7月3日開催分)
「豪ドルは下落したが、依然として過去2年間のレンジ」
「短期的に金融政策を調整する強い証拠はない」
「経済が予想通り改善すれば、次の行動は利上げ」
「しばらく金利を据え置くことが適切」
【経済指標】
・NZ・4-6月期消費者物価指数:前年比+1.5%(予想:+1.6%、1-3月期:+1.1%)
☆後場の注目スケジュール☆
<国内>
特になし
<海外>
特になし
<HH>
・日経平均は3日続伸、出遅れセクターにも物色広がるが外需に一抹の不安
・ドル・円は伸び悩み、日本株の上げ幅縮小で
・値上がり寄与トップはKDDI<9433>、同2位はコナミHD<9766>
■日経平均は3日続伸、出遅れセクターにも物色広がるが外需に一抹の不安
日経平均は3日続伸。127.11円高の22724.46円(出来高概算7億2000万株)で前場の取引を終えている。
16日の米国市場でNYダウは44ドル高と3日続伸した。決算が好感された銀行株や航空機のボーイングなどが買われた。反面、原油先物相場の下落が重しとなったほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は3日ぶりに反落するなど高安まちまちだった。連休明けとなる東京市場では日経平均が8円高と小動きでスタートしたが、円相場が朝方からやや弱含みとなっていたことが支援材料となり、寄り付き後は上げ幅を3ケタに広げ堅調に推移した。金融株や自動車株といった出遅れ感の強いセクターに資金が向かった。
個別では、ソフトバンクG<9984>が売買代金トップで12日続伸したほか、トヨタ自<7203>、東海カーボ<5301>、武田薬<4502>などがしっかり。レーティング引き上げ観測の任天堂<7974>は買いが先行した。中小型株では前週末にストップ高を付けたGunosy<6047>が商いを伴って大幅続伸。また、中期経営計画が評価されたタマホーム<1419>や好決算のパソナ<2168>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、安川電<6506>が5%超安と大幅続落し、ファナック<6954>、キーエンス<6861>、SMC<6273>といった設備投資関連株も下げが目立つ。ジャスダック市場のハーモニック<6324>が受注減速を受けてストップ安を付け、関連銘柄にも売りが波及したようだ。ファーストリテ<9983>は小安い。セクターでは、ゴム製品、パルプ・紙、食料品などが上昇率上位で、その他も全般堅調。鉱業や石油・石炭製品など5業種が下落した。
日経平均は前週末に節目として意識される25日移動平均線を大きく上抜け、短期的には直近の戻り高値水準である23000円回復に期待する向きが多いようだ。前週は株価指数先物の買い戻し、指数寄与度の大きいソフトバンクGやファーストリテの株価上昇が相場全体をけん引する格好だったが、これまで出遅れ感の強かった金融株や自動車株にも物色の裾野が広がりつつある。本日は引き続き軟調な展開となっている新興市場の中小型株なども、決算発表シーズンを前に出遅れ感を手掛かりとした幕間つなぎ的な物色が向かう可能性があるだろう。
ただ、安川電など設備投資関連株の株価急落は海外景気の先行きへの不安を映す。これから本格化する4-6月期決算発表とともに、外需セクターでは米中貿易摩擦の影響なども徐々に明らかとなるだろう。決算発表を挟みセクター間の優勝劣敗がより明確となる展開も想定しておきたい。
■ドル・円は伸び悩み、日本株の上げ幅縮小で
17日午前の東京市場で、ドル・円は伸び悩み。連休明けで実需のドル買いが先行したが、日本株の上げ幅縮小で円売りが後退するとドルは失速した。
ドル・円は、朝方から実需が連休明けのドル買いを進め、一時112円50銭台まで強含んだ。また、日経平均株価の堅調地合いでリスク選好的な円売りも観測され、ドルは上方向を目指す値動きが続いた。
ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いが続き、日本株高継続への思惑で円売りに振れやすい。ただ、実需のドル買いは一服。また、上海総合指数など中国株が軟調で、円売りは小幅にとどまりそうだ。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は112円24銭から112円57銭、ユーロ・円は131円46銭から131円76銭、ユーロ・ドルは1.1702ドルから1.1717ドルで推移した。
(為替・債券アナリスト 吉池威)
■後場のチェック銘柄
・古野電気<6814>、岡山製紙<3892>、2銘柄がストップ高
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップはKDDI<9433>、同2位はコナミHD<9766>
■経済指標・要人発言
【要人発言】
・豪準備銀定例会合・議事要旨(7月3日開催分)
「豪ドルは下落したが、依然として過去2年間のレンジ」
「短期的に金融政策を調整する強い証拠はない」
「経済が予想通り改善すれば、次の行動は利上げ」
「しばらく金利を据え置くことが適切」
【経済指標】
・NZ・4-6月期消費者物価指数:前年比+1.5%(予想:+1.6%、1-3月期:+1.1%)
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特になし
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