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宮地エンジニアリンググループのニュース
日経平均株価
始値 22591.54
高値 22648.88(14:42)
安値 22497.99(09:38)
大引け 22598.39(前日比 -45.92 、 -0.20% )
売買高 13億1009万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆1833億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続落、日米の新貿易協議を前に全般買い手控えムード
2.上海株は切り返し急、これを横目に日経平均はプラス圏浮上の場面も
3.全体売買代金は2兆1000億円台と市場エネルギー不足の状態続く
4.業種別には化学株の上昇際立つ一方、原油市況安で石油関連株が軟調
5.スズキが急落し日経平均押し下げ、資生堂は急反発で押し上げる側に
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは45ドル安と4日ぶりに反落した。米中貿易摩擦への懸念や原油先物安が響き、中国売上比率の高いキャタピラーやボーイングが安く、エクソン・モービルなど石油関連も売られた。
東京市場では、買い手控えムードが強かった。日経平均株価は朝方に下値を試した後は戻り歩調となり終盤プラス圏に浮上する瞬間もあったが、引け際に手仕舞い売りが出て結局安く引けた。
9日の東京市場は、日経平均が朝安後に戻り歩調となったが、全般エネルギー不足のなか最後まで買いは続かなかった。前日の米国株市場ではナスダック指数の上昇が続いているものの、NYダウは上昇一服となり、外国為替市場でもやや円高水準でもみ合っていたこともあって、出足は売り優勢。新たな日米貿易協議(FFR)を前に様子見ムードも漂った。しかし、朝方発表された機械受注が市場予想を下回ったものの影響は限定的で、取引時間中は中国・上海株市場が大きく切り返したことを横目に、下げ渋る動きとなった。後場終盤に日経平均は前日終値を上回る瞬間もあったが、引け際15分で手仕舞い売りに押し戻された。業種別には好決算発表が相次ぐ化学セクターの上昇が目立った。一方、原油市況急落を受け石油関連株に下げるものが目立つ。東証1部の売買代金は2兆1000億円台と低水準となった。
個別では、スズキ<7269>が大幅安、トヨタ自動車<7203>も軟調。SUMCO<3436>が売りに押され、村田製作所<6981>も値を下げた。住友金属鉱山<5713>、JXTGホールディングス<5020>も安い。ニチイ学館<9792>が急落、オリジン電気<6513>は一時ストップ安に売り込まれた。三井住友建設<1821>、リゾートトラスト<4681>、日本エスコン<8892>なども大幅安となった。
半面、資生堂<4911>が大幅高で切り返し、キーエンス<6861>も買い優勢。昭和電工<4004>が物色人気となった。ゲオホールディングス<2681>、宮地エンジニアリンググループ<3431>、渋谷工業<6340>が値幅制限いっぱいに買われ、テイカ<4027>も一時ストップ高。テイクアンドギヴ・ニーズ<4331>が急騰、レーザーテック<6920>、レオン自動機<6272>も値を飛ばした。パイオニア<6773>も活況高となった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は資生堂 <4911> 、信越化 <4063> 、KDDI <9433> 、ファストリ <9983> 、花王 <4452> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約45円。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄はスズキ <7269> 、テルモ <4543> 、大和ハウス <1925> 、東エレク <8035> 、京セラ <6971> 。押し下げ効果は約47円。
東証33業種のうち上昇は9業種。上昇率の上位5業種は(1)化学、(2)水産・農林業、(3)空運業、(4)パルプ・紙、(5)その他製品。一方、下落率の上位5業種は(1)石油石炭製品、(2)建設業、(3)非鉄金属、(4)輸送用機器、(5)鉱業。
■個別材料株
△ゲオHD <2681>
4-6月期(1Q)経常は36%増益で着地。
△宮地エンジ <3431>
今期経常を一転11%増益・最高益に上方修正、配当も20円増額。
△テイカ <4027>
4-6月期(1Q)経常は15%増益で着地。
△T&Gニーズ <4331>
4-6月期(1Q)経常は黒字浮上、通期計画を上方修正。
△アキレス <5142>
6%を上限に自社株買いを実施。
△SECカーボ <5304> [東証2]
4-6月期(1Q)経常は18倍増益、自社株買いも発表。
△エナリス <6079> [東証M]
KDDI <9433> とJパワー <9513> がTOBを実施。
△レオン <6272>
4-6月期(1Q)経常は20%増益で着地。
△渋谷工 <6340>
今期経常は4期連続最高益、10円増配へ。
△レーザーテク <6920>
今期経常は14%増で3期連続最高益、5円増配へ。
▼中村超硬 <6166> [東証M]
19年3月期は一転赤字転落。
▼スズキ <7269>
排ガス検査不正で売り加速。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)T&Gニーズ <4331> 、(2)テイカ <4027> 、(3)ゲオHD <2681> 、(4)宮地エンジ <3431> 、(5)渋谷工 <6340> 、(6)レオン <6272> 、(7)レーザーテク <6920> 、(8)インプレス <9479> 、(9)MSジャパン <6539> 、(10)パイオニア <6773> 。
値下がり率上位10傑は(1)ニチイ学館 <9792> 、(2)オリジン <6513> 、(3)新晃工 <6458> 、(4)イソライト <5358> 、(5)三井住友建設 <1821> 、(6)日本マイクロ <6871> 、(7)リゾートトラ <4681> 、(8)石油資源 <1662> 、(9)JPHD <2749> 、(10)サイバーコム <3852> 。
【大引け】
日経平均は前日比45.92円(0.20%)安の2万2598.39円。TOPIXは前日比4.55(0.26%)安の1740.16。出来高は概算で13億1009万株。東証1部の値上がり銘柄数は849、値下がり銘柄数は1157となった。日経ジャスダック平均は3759.80円(4.07円安)。
[2018年8月9日]
株探ニュース
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