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ユニゾホールディングスのニュース
日経平均株価
始値 21499.46
高値 21601.86(10:18)
安値 21488.22(09:00)
大引け 21533.48(前日比 -31.67 、 -0.15% )
売買高 11億3868万株 (東証1部概算)
売買代金 1兆9437億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は反落、方向感なく前日終値を挟みプラス圏とマイナス圏を往来
2.パウエルFRB議長の議会証言を控えて模様眺めムードの強い展開に終始
3.ETFの分配金捻出に伴う売り圧力意識されるも為替の円安などが下支え
4.業種別には海運、鉄鋼、化学、機械など景気敏感セクターの下げが目立つ
5.売買代金2兆円割れの閑散相場が続くなか、下値を売り込む動きも限定的
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは22ドル安と3日続落した。パウエル米連邦準備理事会(FRB)の議会証言を前に様子見姿勢が強まった。
東京市場では、方向感が定まらず日経平均株価は前日終値を挟んでプラス圏とマイナス圏を往来する展開となった。引け際にまとまった売りが出て、結局安く引けた。
10日の東京市場は、模様眺めムードの強い展開。前日の米国株市場ではNYダウが小幅ながら3日続落したが、外国為替市場では1ドル=109円近辺まで円安に振れ、全体相場の下支え材料となった。ただ、本日のパウエルFRB議長の議会証言を見極めたいとの思惑から、売り買いともにポジションを一方向に傾ける動きは出にくい環境だった。また、本日はETFの分配金捻出に伴う売り圧力が約3000億円とも試算されるなか、相場の押し下げ要因として意識された。値下がり銘柄数は全体の6割を占めた。業種別には海運や鉄鋼、化学、機械など世界景気に敏感なセクターの下げが目立つ。一方で情報通信や水産、医薬品などのディフェンシブセクターが頑強だった。東証1部の売買代金は2兆円に届かない水準が常態化している。
個別では、任天堂<7974>が売りに押され、キーエンス<6861>、ファナック<6954>、ダイキン工業<6367>なども軟調。村田製作所<6981>も売りに押された。リクルートホールディングス<6098>も安い。ERIホールディングス<6083>が一時ストップ安に売られ、竹内製作所<6432>も急落。レオパレス21<8848>も大幅安。クミアイ化学工業<4996>、石原産業<4028>などの下げも目立つ。
半面、ファーストリテイリング<9983>が売買代金首位で高く、ソニー<6758>も堅調。KDDI<9433>、NTT<9432>も買いが優勢だった。アサヒグループホールディングス<2502>が上昇、JR東海<9022>も値を上げた。ユニゾホールディングス<3258>がストップ高、ハニーズホールディングス<2792>も値を飛ばした。吉野家ホールディングス<9861>も物色人気。豆蔵ホールディングス<3756>が上値追い、リソー教育<4714>、象印マホービン<7965>なども高い。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、KDDI <9433> 、テルモ <4543> 、オリンパス <7733> 、第一三共 <4568> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約44円。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄はファナック <6954> 、リクルート <6098> 、ダイキン <6367> 、SBG <9984> 、ユニファミマ <8028> 。押し下げ効果は約42円。
東証33業種のうち上昇は7業種。上昇率の上位5業種は(1)鉱業、(2)精密機器、(3)情報・通信業、(4)水産・農林業、(5)医薬品。一方、下落率の上位5業種は(1)海運業、(2)パルプ・紙、(3)鉄鋼、(4)化学、(5)機械。
■個別材料株
△アイケイ <2722> [東証2]
今期経常は34%増益へ。
△パルHD <2726>
今期最終を27%上方修正・最高益予想を上乗せ。
△ハニーズHD <2792>
今期経常は9%増益、10円増配へ。
△ユニゾHD <3258>
HIS <9603> が1株3100円でTOB。
△OSG <6136>
上期経常が9%増益で着地・3-5月期も15%増益。
△Fringe <6550> [東証M]
小学館及び集英社とマンガアプリ広告の共同プラットフォーム事業を開始。
△テクポイント <6697> [東証M]
「TP2824」が中国車載機器メーカーに採用。
△CSランバー <7808> [JQ]
前期経常を34%上方修正。
△ライフコーポ <8194>
3-5月期(1Q)経常は24%増益で着地。
△吉野家HD <9861>
3-5月期(1Q)経常は黒字浮上・上期計画を超過。
▼ERIHD <6083>
今期経常は37%減益へ。
▼竹内製作所 <6432>
3-5月期(1Q)経常は21%減益で着地。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ユニゾHD <3258> 、(2)ハニーズHD <2792> 、(3)Jディスプレ <6740> 、(4)吉野家HD <9861> 、(5)パルHD <2726> 、(6)ソルクシーズ <4284> 、(7)豆蔵HD <3756> 、(8)日本アクア <1429> 、(9)オロ <3983> 、(10)力の源HD <3561> 。
値下がり率上位10傑は(1)ERIHD <6083> 、(2)竹内製作所 <6432> 、(3)レオパレス <8848> 、(4)ワタベ <4696> 、(5)クミアイ化 <4996> 、(6)イズミ <8273> 、(7)石原産 <4028> 、(8)かんぽ生命 <7181> 、(9)北興化 <4992> 、(10)C&Fロジ <9099> 。
【大引け】
日経平均は前日比31.67円(0.15%)安の2万1533.48円。TOPIXは前日比3.57(0.23%)安の1571.32。出来高は概算で11億3868万株。東証1部の値上がり銘柄数は764、値下がり銘柄数は1297となった。日経ジャスダック平均は3455.34円(4.50円高)。
[2019年7月10日]
株探ニュース
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