2,467円
ドトール・日レスホールディングスのニュース
日経平均株価
始値 22298.20
高値 22549.24(15:00)
安値 22269.53(12:42)
大引け 22549.24(前日比 +277.94 、+1.25% )
売買高 12億6021万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆4823億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は急反発、前日の急落の反動で主力株中心にリバウンド局面へ
2.途中不安定な動きとなるも、後場後半は米株先物上昇を横目に上げ加速
3.取引時間中にドル円相場が円安方向に振れ、リスク選好ムードを後押し
4.業種別には原油関連株が上昇、不動産セクターなどにも投資資金が流入
5.日経平均寄与度の高い銘柄に買いが偏り、値下がり数も900超に及ぶ
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは89ドル安と反落した。シスコシステムズやアップルなど主力ハイテク株が下落し指数を押し下げた。
東京市場では、不安定な展開ながら買い優勢。後場寄り大口売りが出て伸び悩んだものの、後半は買いの勢いが増した。日経平均株価は本日の高値で着地した。
16日の東京市場は強弱感対立のなかも、前日の急落の反動で買い優勢に傾いた。米国株市場ではNYダウ、ナスダック指数ともに軟調で、貿易摩擦問題やサウジアラビアを巡る問題などが買い手控え材料として意識されたが、本日は取引時間中に為替が円安方向に振れたことなどが支援材料となった。前場は不安定な動きで、後場寄りも大口の売りが観測されたが、その後はバランスを立て直した。後場後半には米株価指数先物が上昇しているのを横目に主力株にインデックス的な買いが流入し全体指数を押し上げた。業種別には原油関連が買われたほか、不動産セクターに資金が流入した。結局、日経平均は2万2500円台を回復し高値引け。ただ、値がさの指数寄与度の高い銘柄に買いが偏った面もあり、値下がり銘柄数の方も900を超えている。
個別では、断トツの売買代金をこなしたソフトバンクグループ<9984>が高く、ファーストリテイリング<9983>も2000円を上回る上昇で日経平均に大きく寄与した。ソニー<6758>も買い優勢、NTT<9432>も物色人気を集めた。NTT都市開発<8933>、エスケイジャパン<7608>がストップ高に買われたほか、セラク<6199>も値を飛ばした。レノバ<9519>が商いを伴い上昇、ドトール・日レスホールディングス<3087>、大陽日酸<4091>なども上値を伸ばした。
半面、資生堂<4911>が軟調、花王<4452>も冴えない。リクルートホールディングス<6098>も値を下げた。ベクトル<6058>が急落、ピジョン<7956>も大きく売られた。ベルーナ<9997>、日本金銭機械<6418>なども安い。コーナン商事<7516>、コジマ<7513>が売りに押され、Gunosy<6047>も反落した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、ソフトバンク <9984> 、ファナック <6954> 、TDK <6762> 、KDDI <9433> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約152円。うち79円はファストリ1銘柄によるもの。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄はテルモ <4543> 、リクルート <6098> 、資生堂 <4911> 、花王 <4452> 、昭和シェル <5002> 。押し下げ効果は約40円。
東証33業種のうち上昇は25業種。上昇率の上位5業種は(1)鉱業、(2)不動産業、(3)鉄鋼、(4)海運業、(5)非鉄金属。一方、下落率の上位5業種は(1)精密機器、(2)サービス業、(3)空運業、(4)パルプ・紙、(5)小売業。
■個別材料株
△JESCO <1434> [東証2]
今期経常は2.5倍増で4期ぶり最高益、1円増配へ。
△国際石開帝石 <1605> 、石油資源 <1662>
WTI原油続伸で「鉱業」が値上がり率トップ。
△鉄人化計画 <2404> [東証2]
19年8月期営業利益7割増見通し。
△DMP <3652> [東証M]
UKCHD <3156> のカメラモニタリングシステムにAIプロセッサーが採用される。
△シンバイオ <4582> [JQG]
抗悪性腫瘍剤「トレアキシン」の自社販売に向けた準備を開始。
△RPA <6572> [東証M]
今期最高益予想を30%上乗せ、1→5の株主分割実施へ。
△HIOKI <6866>
1-9月期(3Q累計)経常が31%増益で着地。
△アンファク <7035> [東証M]
今期経常は40%増で4期連続最高益更新へ。
△NTT都市 <8933>
NTT <9432> がTOBで完全子会社化。
△レノバ <9519>
SMBC日興証券が目標株価を950円→1610円に引き上げ。
▼サイステップ <3810> [東証2]
6-8月期(1Q)経常は赤字拡大で着地。
▼アクトコール <6064> [東証M]
最終赤字と無配転落、優待廃止を嫌気。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)NTT都市 <8933> 、(2)SKジャパン <7608> 、(3)セラク <6199> 、(4)HIOKI <6866> 、(5)ヴィンクス <3784> 、(6)レノバ <9519> 、(7)Ubicom <3937> 、(8)東邦鉛 <5707> 、(9)ドトル日レス <3087> 、(10)4℃ホールデ <8008> 。
値下がり率上位10傑は(1)ヨシムラHD <2884> 、(2)ベクトル <6058> 、(3)KYB <7242> 、(4)松屋 <8237> 、(5)ピジョン <7956> 、(6)松竹 <9601> 、(7)ランド <8918> 、(8)古野電 <6814> 、(9)オプティム <3694> 、(10)ベルーナ <9997> 。
【大引け】
日経平均は前日比277.94円(1.25%)高の2万2549.24円。TOPIXは前日比12.47(0.74%)高の1687.91。出来高は概算で12億6021万株。東証1部の値上がり銘柄数は1112、値下がり銘柄数は910となった。日経ジャスダック平均は3721.94円(4.56円高)。
[2018年10月16日]
株探ニュース
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