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若築建設のニュース
日経平均株価
始値 31388.01
高値 31560.43(09:08)
安値 31164.00(12:50)
大引け 31233.54(前日比 +317.23 、 +1.03% )
売買高 11億9414万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆5095億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日続伸、前週末の欧米株全面高でリスクオン
2.先物を絡めて一時600円超の上昇、後半は伸び悩む展開に
3.為替が円安に振れ、輸出セクター中心に追い風材料となる
4.半導体関連株人気続くも、レーザーテクは朝高後売られる
5.売買代金は高水準続き、12営業日連続で3兆円台に乗せる
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは前日比328ドル高と6日ぶりに反発した。米債務上限問題を巡る協議進展への期待から買いが優勢となった。
週明けの東京市場では買い優勢の地合いが続き、日経平均株価は約33年ぶりの高値を更新。ただ、上昇一巡後は利益確定売りで上げ幅を縮小した。
29日の東京市場は、前週後半の流れを引き継いで、リスク選好の地合いのなか日経平均は上げ足を加速した。懸案の米債務上限問題が解決する方向となったことで、前週末の米国株が買われ、東京市場もその強調相場に追随した。外国為替市場で1ドル=140円台までドル高・円安に振れたことも輸出セクター中心に追い風となった。海外投資家の実需買いや先物買いが観測されるなか、日経平均は一時600円以上の上昇をみせたが、後半は利益確定売りに伸び悩む展開を強いられた。ただ終値ベースで300円を超える上昇で3万1000円台を維持し、プライム市場の値上がり銘柄数は1100を超え全体の62%を占めている。売買代金も3兆5000億円台で、これで12営業日連続の3兆円超えとなった。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>が大幅高に買われ、アドバンテスト<6857>が売買代金を急増させ値を飛ばした。ソシオネクスト<6526>も商いを伴い上値追いが鮮明。三菱商事<8058>、三井物産<8031>など総合商社株も人気。三菱重工業<7011>も高い。PHCホールディングス<6523>が値上がり率トップとなり、ワイエイシイホールディングス<6298>、シンプレクス・ホールディングス<4373>も急伸。リョーサン<8140>の上げも目立つ。野村マイクロ・サイエンス<6254>も物色人気に。
半面、売買代金断トツのレーザーテック<6920>が朝高後に売られたほか、キーエンス<6861>も冴えない。SCREENホールディングス<7735>も軟調。日立製作所<6501>が売りに押され、資生堂<4911>も下落した。ジャパンマテリアル<6055>が大きく下値を探ったほか、ローツェ<6323>、旭ダイヤモンド工業<6140>なども軟調に推移した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、アドテスト <6857>、KDDI <9433>、リクルート <6098>、信越化 <4063>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約170円。うち85円はSBG1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、アステラス <4503>、ソニーG <6758>、資生堂 <4911>、ダイキン <6367>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約18円。
東証33業種のうち30業種が上昇し、下落は食料品、陸運業、小売業の3業種のみ。上昇率の大きかった上位5業種は(1)海運業、(2)卸売業、(3)銀行業、(4)保険業、(5)鉱業。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)電気・ガス業、(2)金属製品、(3)空運業、(4)その他製品、(5)パルプ・紙。
■個別材料株
△ベクター <2656> [東証S]
太陽光発電所用地の売却発表を材料視。
△DLE <3686> [東証S]
WTOKYO <9159> [東証G]上場で特別利益計上へ。
△BBタワー <3776> [東証S]
「データセンター開設費用の半額補助」との報道。
△エクサWiz <4259> [東証G]
「exaBase 企業検索」に生成AIを活用した情報分析機能を提供。
△シンプレクス <4373> [東証P]
SMBC日興証券が目標株価を引き上げ。
△ナノキャリア <4571> [東証G]
医薬関連企業2社と資本・業務提携発表。
△アジャイル <6573> [東証G]
「DREAM CONCERT」のチケット・募集型企画旅行を集客支援。
△ダイワ通信 <7116> [東証S]
卓球審判のAIエッジ判定システム開発に着手。
△松屋R&D <7317> [東証G]
1→4の株式分割を好感。
△ソフトバンクG <9984> [東証P]
英アーム「TCS23」発表で半導体株着目の資金流入。
▼極楽湯HD <2340> [東証S]
第三者割当増資発表で希薄化懸念。
▼ジオコード <7357> [東証S]
23年2月期の業績下振れ着地を嫌気。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)PHCHD <6523>、(2)ワイエイシイ <6298>、(3)シンプレクス <4373>、(4)リソー教育 <4714>、(5)SBG <9984>、(6)リョーサン <8140>、(7)新日本科学 <2395>、(8)eBASE <3835>、(9)リニカル <2183>、(10)ソシオネクス <6526>。
値下がり率上位10傑は(1)Jマテリアル <6055>、(2)ダイヤHD <6699>、(3)JPHD <2749>、(4)QBNHD <6571>、(5)アイル <3854>、(6)フェイスNW <3489>、(7)メイコー <6787>、(8)ローツェ <6323>、(9)若築建 <1888>、(10)イントラスト <7191>。
【大引け】
日経平均は前日比317.23円(1.03%)高の3万1233.54円。TOPIXは前日比14.81(0.69%)高の2160.65。出来高は概算で11億9414万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1135、値下がり銘柄数は603となった。東証マザーズ指数は733.46ポイント(7.77ポイント高)。
[2023年5月29日]
株探ニュース
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