後場の日経平均は344円安でスタート、メルカリや丸紅などが下落

配信元:フィスコ
投稿:2023/06/27 13:01
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;32354.41;-344.40TOPIX;2242.91;-17.26


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比344.40円安の32354.41円と、前引け(32446.70円)から下げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は32250円-32380円のレンジで弱含み。ドル・円は1ドル=143.30-40円と午前9時頃から10銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数が底堅い動きで0.7%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は上昇して始まった後に上げ幅を広げ1.3%ほど上昇している。後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。引き続き年金基金などのリバランス
(資産の再配分)による売りなど需給悪化が警戒されており、積極的な買いは手控えられているもよう。一方、日経平均が昨日までの3日続落で800円を超す下げとなったことから下値では押し目買いが入りやすく、また、ダウ平均先物や香港ハンセン指数、上海総合指数などが堅調に推移していることも東京市場の株価下支え要因となっているようだ。

 セクターでは、医薬品、不動産業、精密機器が下落率上位となっている一方、海運業、石油石炭製品、空運業が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、アドバンテスト<6857>メルカリ<4385>丸紅<8002>ソシオネクスト<6526>ディスコ<6146>、リクルートHD<6098>、SUMCO<3436>、ANYCOLOR<5032>、ソフトバンクG<9984>三菱商<8058>が下落。一方、川崎船<9107>、JSR<4185>郵船<9101>、OLC<4661>商船三井<9104>日産自<7201>、JAL<9201>、NTT<9432>任天堂<7974>、三菱UFJ<8306>が上昇している。

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