日経平均は158円高でスタート、NTTや三菱UFJなどが買われている

配信元:フィスコ
投稿:2023/05/15 09:36
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;29547.04;+158.74TOPIX;2107.41;+11.02


[寄り付き概況]

 15日の日経平均は前週末比158.74円高の29547.04円と3営業日続伸でスタート。12日の米国市場でダウ平均は8.89ドル安の33300.62ドル、ナスダックは43.76ポイント安の
12284.74で取引を終了。地銀セクタ―が下げ止まった安心感から買いが先行して始まった。その後、5月のミシガン大学消費者信頼感指数が予想を大幅に下回り、景気減速懸念が強まったことで下落に転じた。

 また、同指数の長期期待インフレ率が予想外に上昇し2011年以降で最高に達したため、6月の利上げ停止期待が後退し、金利高に伴う売りが相場を押し下げた。加えて、連邦政府の債務上限問題を巡る懸念も重しになった。ただ、終盤にかけ、バイデン大統領とマッカーシー下院議長の電話会談や来週の会合が明らかになると警戒感が緩和し下げ幅を縮小した。

 シカゴ日経225先物清算値は大阪比155円高の29575円。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、本日の日経平均はやや買いが先行。約1年半ぶりに29500円台を回復しセンチメントがやや上向く格好に。

 東証プライム市場の売買代金上位では、NTT<9432>、三菱UFJ<8306>ホンダ<7267>、ソニーG<6758>日本製鉄<5401>、ファーストリテ<9983>資生堂<4911>、楽天G<4755>、KDDI<9433>神戸鋼<5406>などが買われている一方、東エレク<8035>オリンパス<7733>クボタ<6326>日産自<7201>などが売られている。業種別では、鉄鋼、建設、その他金融などが上昇率上位で推移している。

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配信元: フィスコ

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