日経平均は83円高でスタート、村田製やKDDIなどが上昇

配信元:フィスコ
投稿:2021/06/30 09:25
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28896.31;+83.70TOPIX;1956.36;+6.88


[寄り付き概況]

 30日の日経平均は83.70円高の28896.31円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日29日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は9.02ドル高の34292.29ドル、ナスダックは27.83ポイント高の14528.34で取引を終了した。住宅価格指数が過去最大の伸びを記録したほか、6月消費者信頼感指数もパンデミック前の水準を回復するなど経済指標の強い結果を受けて、寄り付き後、上昇。しかし、引けにかけて、月末、四半期末、半期末を控え利益確定の売りに押され、上げ幅を縮小。ナスダック総合指数は小幅高ながら連日、史上最高値を更新して終了した。

 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が小幅ながら上昇したことが東京市場の株価支援要因となったほか、昨日の日経平均が200円を超す下げとなった後ということもあり、自律反発狙いの買いも入りやすかった。一方、新型コロナのインド型(デルタ株)の感染拡大で、足元経済への悪影響が懸念されたほか、日本時間の今日前場に発表される6月の中国製造業・非製造業PMIを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄り付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された5月の鉱工業生産指数(季節調整済み)速報値は前月比5.9%低下だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同2.4%低下だった。

 セクター別では、ゴム製品、陸運業、金属製品、化学、ガラス土石製品などが値上がり率上位、海運業、鉱業、証券商品先物が値下がりしている。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>村田製<6981>KDDI<9433>エムスリー<2413>ファナック<6954>日本オラクル<4716>ホンダ<7267>、日本電産<6594>、JR東<9020>ブリヂストン<5108>テルモ<4543>TDK<6762>などが上昇。他方、ソニーG<
6758>、日本郵船<9101>三菱電<6503>エーザイ<4523>HOYA<7741>マネックスG<8698>商船三井<9104>資生堂<4911>などが下落している。

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配信元: フィスコ

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