東京株式(大引け)=600円高と急反発、買い膨らみ2万9000円台回復

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/05/28 15:37
東京株式(大引け)=600円高と急反発、買い膨らみ2万9000円台回復	 28日の東京株式市場で日経平均株価は急反発。買いが膨らみ終値ベースで5月10日以来となる2万9000円台を回復した。

 大引けの日経平均株価は前日比600円40銭高の2万9149円41銭。東証1部の売買高概算は13億5662万株。売買代金概算は3兆1088億5100万円となった。値上がり銘柄数は1847と全体の約84%、値下がり銘柄数は315、変わらずは30銘柄だった。

 前日の米株式市場では、NYダウが141ドル高と続伸し最高値に迫った。良好な経済指標を受け、景気回復期待が膨らんだ。この米国市場の堅調な値動きを受け、東京市場も買い先行でスタート。上昇幅は600円を超え終値ベースで今月10日以来となる2万9000円台を回復した。東証1部33業種中のすべてが上昇する全面高となった。景気敏感株のほか、ハイテクを含む値がさ株が買われた。前日にMSCIのリバランスに絡む指数イベントが一巡していたこともあり、需給面も良好だった。

 個別銘柄では、ソフトバンクグループ<9984.T>ファーストリテイリング<9983.T>が高く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>といった銀行株が買われた。三菱商事<8058.T>JR東海<9022.T>日本製鉄<5401.T>など景気敏感株がしっかり。東京エレクトロン<8035.T>レーザーテック<6920.T>村田製作所<6981.T>など値がさハイテク株が高い。トヨタ自動車<7203.T>日産自動車<7201.T>ホンダ<7267.T>など自動車株が軒並み高。富士石油<5017.T>アルメディオ<7859.T>が急伸した。

 半面、サイバーエージェント<4751.T>が安く、花王<4452.T>野村ホールディングス<8604.T>アサヒグループホールディングス<2502.T>が軟調。ニトリホールディングス<9843.T>ユニ・チャーム<8113.T>が値を下げた。ワタベウェディング<4696.T>やミクシィ<2121.T>が売られた。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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