日経平均は反発、安寄りも押し目買い、半導体株堅調

配信元:フィスコ
投稿:2021/05/20 15:54
日経平均は反発。19日の米国市場でNYダウは3日続落し、164ドル安となった。暗号資産(仮想通貨)の急落を受けた売りが先行。その後下げ渋るも、4月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で金融緩和見直しの可能性が示唆され、戻りは鈍かった。
本日の日経平均も米株安の流れを引き継いで168円安からスタート。前日に続き28000円を下回る場面では押し目買いが入り、寄り付き後の日経平均は一進一退の展開となったが、後場やや強含み28176.87円(前日比132.42円高)まで上昇する場面があった。

大引けの日経平均は前日比53.80円高の28098.25円となった。東証1部の売買高は9億9465万株、売買代金は2兆1734億円だった。業種別では、繊維製品、その他金融業、金属製品が上昇率上位だった。一方、鉄鋼、鉱業、空運業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の63%、対して値下がり銘柄は32%となった。

個別では、米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の上昇を受けて東エレク<8035>レーザーテック<6920>が堅調。アドバンテス<6857>は3%超の上昇となった。ソフトバンクG<9984>任天堂<7974>ソニーG<6758>は小高い。証券各社の高評価が観測された太陽誘電<6976>は5%近い上昇。また、ペッパー<3053>は4月既存店売上の大幅増加を受けて急伸し、スプリックス<7030>などとともに東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、ファーストリテ<9983>、トヨタ自<7203>三菱UFJ<8306>は小安い。ANA<9202>は発行可能株式数を倍増させる定款変更の上程を発表して4%超の下落。東京海上<8766>は決算を受けて後場急落した。日本製鉄<5401>住友鉱<5713>が揃って5%近く下落するなど、市況関連株も大きく下落。また、大黒天<2791>などが東証1部下落率上位に顔を出した。
<HK>
配信元: フィスコ

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
8,440.0
(11:30)
-290.0
(-3.32%)
131.0
(11:28)
0.0
(---)
3,403.0
(11:30)
0.0
(---)
4,966.0
(11:30)
-12.0
(-0.24%)
13,710.0
(11:30)
+180.0
(+1.33%)
6,446.0
(11:30)
+208.0
(+3.33%)
36,380.0
(11:30)
+1,410.0
(+4.03%)
4,216.0
(11:30)
+117.0
(+2.85%)
842.0
(11:30)
+13.0
(+1.56%)
3,305.0
(11:30)
+42.0
(+1.28%)
7974
8,574.0
(11:30)
-24.0
(-0.27%)
35,360.0
(11:30)
+560.0
(+1.60%)
1,729.5
(11:30)
+65.0
(+3.90%)
6,017.0
(11:30)
+168.0
(+2.87%)
2,971.0
(11:30)
-7.5
(-0.25%)
40,700.0
(11:30)
+210.0
(+0.51%)
10,460.0
(11:30)
+325.0
(+3.20%)