東京株式(大引け)=118円高と5日続伸、200日移動平均線を突破

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/09/09 15:38
東京株式(大引け)=118円高と5日続伸、200日移動平均線を突破  9日の東京株式市場で日経平均株価は5日続伸。2万1300円台を回復し約1カ月ぶりの高値圏に上昇した。

 大引けの日経平均株価は前日比118円85銭高の2万1318円42銭と上伸。東証1部の売買高概算は9億6437万株。売買代金概算は1兆7087億8200万円と3日ぶりの2兆円割れとなった。値上がり銘柄数は1696と全体の約79%、値下がり銘柄数は368、変わらずは87銘柄だった。

 東京株式市場は堅調に推移。この日の早朝にかけ台風15号が首都圏を直撃したが、相場への影響は限定的だった。ただ、薄商い状態は続いた。前週末のNYダウが3日続伸し海外投資家などからの買い戻しも強まるなか、日経平均株価は抵抗線として意識されてきた200日移動平均線(2万1220円前後)を上抜いてきた。為替は1ドル=106円90銭前後と横ばい圏だった。

 トヨタ自動車<7203.T>マツダ<7261.T>が高く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>などメガバンクが上昇。任天堂<7974.T>東京エレクトロン<8035.T>がそろって新高値を更新。ファナック<6954.T>安川電機<6506.T>など機械株も戻り歩調を強めている。業界再編期待を背景に栃木銀行<8550.T>筑波銀行<8338.T>富山第一銀行<7184.T>など地銀株が買われた。

 半面、ソフトバンクグループ<9984.T>ファーストリテイリング<9983.T>が安く、KDDI<9433.T>資生堂<4911.T>が値を下げた。三井不動産<8801.T>NEC<6701.T>も軟調。ラクオリア創薬<4579.T>がストップ安、Sansan<4443.T>も新安値に売られた。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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