東京株式(大引け)=91円高と続伸、買い先行で堅調推移
9日の東京株式市場で日経平均株価は続伸。明日から3連休となるが、全体相場は買い先行で堅調に推移した。前場に一時188円高まで上昇する場面もあったものの、後場は引けにかけやや上昇幅は縮小した。
大引けの日経平均株価は前日比91円47銭高の2万684円82銭と続伸。東証1部の売買高概算は11億8564万株。売買代金概算は2兆1466億6400万円と9日連続で2兆円を上回った。値上がり銘柄数は1209と全体の56%、値下がり銘柄数は837、変わらずは103銘柄だった。
前日のNYダウは中国の7月貿易統計が好調だったことも好感され371ドル高と大幅高。この流れを受け、この日の東京市場も底堅く推移した。19年4~6月期の国内総生産(GDP)成長率は、実質年率換算で1.8%増と市場予想(0.4%増)を上回った。また、午前10時15分に発表された中国人民元の基準値は市場予想に比べ元高に設定されたことも安心感を呼んだ。
好業績を発表した銘柄が買われ、資生堂<4911.T>やバンダイナムコホールディングス<7832.T>、テルモ<4543.T>などが値を上げた。ソフトバンク<9434.T>は昨年12月の上場後、初めて一時公開価格(1500円)を上回った。任天堂<7974.T>やトヨタ自動車<7203.T>が高く、KDDI<9433.T>や武田薬品工業<4502.T>が上昇した。
半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>や三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、野村ホールディングス<8604.T>など金融株が安い。富士フイルムホールディングス<4901.T>や、ファーストリテイリング<9983.T>が安く、今期業績予想の下方修正を発表したダイフク<6383.T>が売られた。筆頭株主の米投資ファンドが保有株の売り出しを発表した新生銀行<8303.T>は急落。また、この日、東証マザーズ市場に新規上場したステムリム<4599.T>の初値は公開価格を下回った。
出所:minkabuPRESS
大引けの日経平均株価は前日比91円47銭高の2万684円82銭と続伸。東証1部の売買高概算は11億8564万株。売買代金概算は2兆1466億6400万円と9日連続で2兆円を上回った。値上がり銘柄数は1209と全体の56%、値下がり銘柄数は837、変わらずは103銘柄だった。
前日のNYダウは中国の7月貿易統計が好調だったことも好感され371ドル高と大幅高。この流れを受け、この日の東京市場も底堅く推移した。19年4~6月期の国内総生産(GDP)成長率は、実質年率換算で1.8%増と市場予想(0.4%増)を上回った。また、午前10時15分に発表された中国人民元の基準値は市場予想に比べ元高に設定されたことも安心感を呼んだ。
好業績を発表した銘柄が買われ、資生堂<4911.T>やバンダイナムコホールディングス<7832.T>、テルモ<4543.T>などが値を上げた。ソフトバンク<9434.T>は昨年12月の上場後、初めて一時公開価格(1500円)を上回った。任天堂<7974.T>やトヨタ自動車<7203.T>が高く、KDDI<9433.T>や武田薬品工業<4502.T>が上昇した。
半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>や三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、野村ホールディングス<8604.T>など金融株が安い。富士フイルムホールディングス<4901.T>や、ファーストリテイリング<9983.T>が安く、今期業績予想の下方修正を発表したダイフク<6383.T>が売られた。筆頭株主の米投資ファンドが保有株の売り出しを発表した新生銀行<8303.T>は急落。また、この日、東証マザーズ市場に新規上場したステムリム<4599.T>の初値は公開価格を下回った。
出所:minkabuPRESS
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