日経平均は6日続伸、円弱含みを追い風に24000円迫る

配信元:フィスコ
投稿:2018/09/21 15:51
日経平均は6日続伸。20日の米国市場でNYダウは251ドル高と3日続伸し、およそ8カ月ぶりに最高値を更新した。米中貿易摩擦に対する過度な懸念が後退したほか、各種指標で米経済の堅調さが示され、投資家心理が上向いた。米長期金利の上昇とともに円安が進み、本日の日経平均はこうした流れを好感して173円高からスタートした。前場は利益確定の売りも出て伸び悩んだが、後場に入ると円相場が1ドル=112円台後半まで弱含むとともに一段高となり、23971.41円(前日比296.48円高)まで上昇する場面があった。

大引けの日経平均は前日比195.00円高の23869.93円となった。東証1部の売買高は20億7835万株、売買代金は3兆9626億円だった。引けにかけてFTSEの指数定期見直しによるリバランスが発生したもよう。業種別では、石油・石炭製品、海運業、保険業が上昇率上位となり、その他も全般堅調。下落したのはその他製品、金属製品、医薬品の3業種のみだった。

個別では、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>といったメガバンク株やソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>などがしっかり。コマツ<6301>や東海カーボ<5301>、昭電工<4004>は上げが目立った。JXTG<5020>は引けにかけて急伸。決算発表のクスリのアオキ<3549>や業績上方修正のJマテリアル<6055>、提携が材料視されたUbicom<3937>も大きく買われた。また、TATERU<1435>
スルガ銀<8358>、高レーティング観測のグレイス<6541>はストップ高水準で本日の取引を終えた。一方、任天堂<7974>、ソニー<6758>などがさえない。ファーストリテ<9983>やリクルートHD<6098>も小幅に下げた。レーティング引き下げ観測の花王<4452>は3%超安。また、ブラジル政府による損害賠償請求が嫌気された洋エンジ<6330>などが東証1部下落率上位に顔を出した。
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配信元: フィスコ

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