東京株式(前引け)=リスク回避ムード強まり大幅続落

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/03/22 11:51
 22日前引けの日経平均株価は前日比390円51銭安の1万9065円37銭と大幅続落。前場の東証1部の売買高概算は11億677万株、売買代金概算は1兆3297億4000万円。値上がり銘柄数は135、対して値下がり銘柄数は1825、変わらずは50銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウなど主要指数が急落したことを受けて、朝方からリスク回避の売りが集中、日経平均株価は一時400円を超える下げとなり1万9000円トビ台まで一気に水準を切り下げた。為替の円高進行を受けて自動車など輸出株が売り込まれたほか、トランプ政策に対する不透明感が浮上するなかで、米長期金利が低下傾向を強め日米ともに金融株が総崩れとなった。東証1部全体の9割の銘柄が値を下げるほぼ全面安商状。押し目に買い向かう動きも観測され売買代金は前場段階で1兆3000億円台まで膨らんだ。

 個別では三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>などメガバンクが大きく売られ、第一生命ホールディングス<8750.T>など生保株の下げもきつい。ソフトバンクグループ<9984.T>は続落で8000円大台攻防の様相。ファーストリテイリング<9983.T>が大幅安となり、日立マクセル<6810.T>、日本写真印刷<7915.T>などが急落した。半面、任天堂<7974.T>が売買代金トップで逆行高、5連騰と異彩を放った。リクルートホールディングス<6098.T>NTT<9432.T>もしっかり。沢藤電機<6901.T>が一時ストップ高に買われたほか、アイスタイル<3660.T>イーレックス<9517.T>なども上昇した。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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