東京株式（前引け）＝円安追い風に続伸、１万８０００円台で売り物吸収

　１８日前引けの日経平均株価は前日比１４９円１６銭高の１万８０１１円７９銭と続伸。前場の東証１部の売買高概算は１３億７１２８万株、売買代金概算は１兆３１４４億４０００万円。値上がり銘柄数は１３２７、対して値下がり銘柄数は５１５、変わらずは１４２銘柄だった。

　きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でＮＹダウなど主要指数が揃って上昇したことや、足もと１ドル＝１１０円台半ばまで一段とドル高・円安が進行していることを受け主力株をはじめ広範囲に買いが優勢となった。日経平均は今月１０日以降、前日までで１６００円強の上昇をみせていることで過熱感もあり、買い一巡後は利益確定売りに伸び悩んではいるものの、１万８０００円台で売り物を吸収している。

　個別ではトヨタ自動車<7203.T>が買われ、任天堂<7974.T>も上値追い。ファーストリテイリング<9983.T>も上昇した。メガバンクは引き続き大商いで、三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ<8306.T>は小幅安だが、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>とみずほフィナンシャルグループ<8411.T>はプラス圏で引けている。エンシュウ<6218.T>が続急騰、ＫＩＭＯＴＯ<7908.T>も大幅高。アイスタイル<3660.T>はストップ高。半面、コナミホールディングス<9766.T>、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>が急落、森永製菓<2201.T>も安い。参天製薬<4536.T>も下落した。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）