タグ:桜庭一樹 のブログ

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  • まったく・・・・・・。これって、オイラが行きつけのスナック門のママの口癖なのだけど。 ネットでみつけて、買っちゃった。白ワイシャツにネクタイとか着けちゃって、エロ可愛いでやんの。。 ★「桜庭一樹 ~物語る少女と野獣~」  桜庭一樹著 角川書店 H20.7.31.初版 二階堂ドットコムじゃないけれど、こんな妹がいたら楽しいかもしれない。空手で決勝まで行っちゃう女なので、ちょっとぐらい殴っても死なないし。 TV東京... ...続きを読む

    タグ:桜庭一樹 
    登録日時:2019/07/24(03:06)  
  • クラシック好きな春吉君が、どーして今、シェリル・クロウと書いたのか違和感を感じなくては、感性がオカシイと言われても仕方がないだろう。       * 雨の日曜日の夜で、道路は空いていた。FMラジオをつけたが、つまらないおしゃべりが多すぎた。人びとの声は甲高すぎた。CDプレーヤーにはシェリル・クロウの最初のアルバムが入っていた。私はそれを三曲ほど聴いてから、スイッチを切った。       * ★「騎士団長殺し 第... ...続きを読む

    タグ:騎士団長殺し 村上春樹 シェリル・クロウ 桜庭一樹 
    登録日時:2017/03/02(02:24)  
  • 私のほうは、すくなくとも一分間は、水中で目を開いて、もちこたえられるのに、そのあいだに彼女のほうは、驚きと恐怖と経験不足のために、すぐさま致死量の水を飲んでしまうにちがいないからだ。 犯罪をもくろむ私の心の暗闇を流星の尾のように断末魔の身ぶりが一瞬よぎった。それは男の踊り手がバレリーナの足をつかんで水のように淡い闇のなかを疾走する怖ろしい静かなバレーに似ていた。 彼女を水中に押さえつけたまま浮かびあがって大きく... ...続きを読む

    タグ:湖の逆立ち死体 ナボコフ ロリータ 犬神家の一族 桜庭一樹 
    登録日時:2016/08/14(23:33)  
  • 高橋源一郎がオモロイと言っていた作品を、藤沢で偶然に立ち寄った、ハマギン隣にある古書店「太虚堂」でみつけた。 ★「文学部唯野教授」  筒井康隆著 岩波現代文庫 2001.1.10.第3刷 主にフランス思想と伴に変遷してきた文芸批評の流れや考え方について、大学教授が講義の中でオモロク説明しており、それを大学文学部の醜い裏面を暴きながら語っていくという。 ひょっとして、現政権が文学部系学部に辛くあたっているのは、こ... ...続きを読む

    タグ:桜庭一樹 青年のための読書クラブ 筒井康隆 文学部唯野教授 
    登録日時:2016/01/18(00:57)  
  • 新聞書評で気になっていて、書店で手配してもらった本。尾崎翠という作家も知らなかったし、彼女が桜庭一樹と同じ鳥取出身だということも知らない。何週間かかかって、最寄りの書店から入手の電話が来た。そのまんま、積ん読になっていた。 桜庭作品を読み進めている内に、何の気なしに並行読みしだしたら、このところずっと桜庭一樹に押されてばっかりだったオイラにも、これで少しはお返しができるってぇ、事実が判明したんだ。て、てやんでぇ... ...続きを読む

    タグ:桜庭一樹 赤朽ち葉家の伝説 加藤幸子 尾崎翠の感覚世界 尾崎翠 
    登録日時:2016/01/04(01:46)  
  • ぱらぱらとめくると、表紙の裏に、とっくに死んでるという作家の肖像写真が掲載されていた。こっちをじっと見てるので、目があったようで急に怖くなって、閉じた。 「この人、もう死んじゃってるの。不思議。 さっきまで、まるでここにいるように語りかけてきたのに」 残念そうな響きで問うと、鍛治野さんは目を細めてちょっと皮肉っぽい笑い方をした。 「そんなの、構わないさ。 どちらにしろ、作家というのは命に線を引かなくてはならない... ...続きを読む

    タグ:桜庭一樹 ファミリーポートレイト 
    登録日時:2016/01/01(17:08)  
  • ★「伏(ふせ) 贋作・里見八犬伝」  桜庭一樹著 文春文庫 667円+税 2012.9.10.第1刷 なんかもう、読み終わったときには放心状態になってしまった。この作品の構成とか、主人公・浜路(山で猟師として育った少女)やサブキャラの魅力とか、里見八犬伝の巧みな取り入れ方とか、なにかもが素晴らしくって、放心してしまった。 特に、浜路の描き方が素晴らしい。元々、少女の描き方には定評があった作家だという。その力は、... ...続きを読む

    タグ:桜庭一樹 伏(ふせ)贋作・里見八犬伝 
    登録日時:2015/12/22(10:40)  
  • 「何かこう、自分の後ろに妖怪のようなものが立っていて、 それに自分が書かされてきたような気が、ずっとしているんですよ」 11/30、あちこちの民放で、そんな生前のインタビューの模様が放映されていた。 このあいだも書いたように、作家というのは、やっぱり霊能者と似ているのかも知れない。 転じて、一般の人々の意識にだって、そーいうことがあるのかも知れない。 自分の意思で行動しているようでいて、実はそれ、誰かが脳内でさ... ...続きを読む

    タグ:水木しげる 桜庭一樹 
    登録日時:2015/12/01(00:50)  
  • 女なのに、男のような名前。ここからして、不思議な雰囲気が漂いはじめる。 短い文章なのに、その表現の仕方には、美文調の雰囲気がある。天候の描写とか、色使いがうまいからだろうか。 エイミー山田が手抜きだろそれって、よく怒ってる、ときどき出てくる体言止め。でも、それがむしろ詩のような雰囲気を作っている。 へー、カワイイ顔して、そんなこと想像しちゃうんだー、っていう、ちょっとしたグロい表現。それが、桜庭一樹の心の底を、... ...続きを読む

    タグ:桜庭一樹 ブルースカイ 
    登録日時:2015/09/05(07:20)  
  • 文体ライト系、完全プロット型。スティーブン・キングの長編第三作。書きたい初心者には、完全プロット型で学ぶより他に仕方がないように思える。 ホラーだから怖いというよりも、たまに出てくる冗談がオモロかったりする。(下刊冒頭に出てくる”長期滞在者”という表現とか) 登場する亡霊として、「犬男」がオイラのお気に入り。両刀遣いの男性亡霊に惚れてしまい、「犬男」はこき使われる。哀れな笑いがそこにあったりする。 現代が舞台の... ...続きを読む

    タグ:シャイニング スティーブン・キング 桜庭一樹 
    登録日時:2015/07/22(02:43)