先週末注目された日銀金融政策決定会合と黒田日銀総裁の記者会見はほとんど材料視されませんでしたね。　　もっとも、「追加緩和が先送りになる（追加緩和なし）」との意見が日増しに強くなっていますので織り込まれていた感じがします。そのため、法人税減税に注目が集まった形となりましたが、減税はしてもそのお金が私たちに回ってこないと景気刺激にはなりませんので、今後の政策に注目が集まりそうです。　　さて、今日の日経平均ですが、前... ...続きを読む

最近はウクライナ情勢によるリスクは織り込まれている感じがあるので、外部要因で大きく変動する相場から遠のいていた感じなのですが、ここにきて『イラク情勢』が意識されています。　　イラク北部の主要都市を制圧したイスラム過激派は12日、首都バグダッドに進撃すると宣言したことが伝わるとリスク回避の動きが強まり、さらに弱い経済指標も加わって円買いが加速してあっさり102円を割り込みました。米国株も前日比－109ドルと値を下... ...続きを読む

　昨夜は米国株の下落もあってドル円は102円割れの水準まで押されましたね。と言っても、高値が続いている米国株ですから「一服」というのがちょうどいいのかもしれませんし、日銀の金融政策決定会合や注目指標前ということもあるので「調整」といった側面もあるのかもしれませんね。　　さて、先週末の二大イベント（ECB政策金利・アメリカ雇用統計）が過ぎて材料不足だったのですが、今夜は注目される指標が控えています。　　21:30... ...続きを読む

先週末はECBの緩和発動や、ポジティブな米国雇用統計を受けたのですが、思った以上にドル円は上昇を抑えられた感じがしますね。　　土曜日のブログにも書いたのですが、やっぱりショート勢の「あきらめ」が大きな要因だったかもしれません。　　そして、今朝の東京市場は週末の米国株高値更新、ＧＤＰ（国内総生産）の改定値が上方修正されたことを好感してプラス水準で取引されています。　　ドル円は102.5円付近で推移していますが、相... ...続きを読む

おはようございます。　　昨夜注目された雇用統計は「非農業部門雇用者数」が21.7万人（予想21.5万人）、「失業率」が6.3％（予想6.4％）とポジティブな結果となりました。　　堅調な景気回復をうかがわせる内容でしたので、ドル円は売り買い交錯しましたが上昇に向かいましたね。　　米国株も好感して前日比プラス水準で取引を終えていますから、何事もなければ週明けの東京市場は反発（と言っても、金曜日は-2円なので微妙）ス... ...続きを読む

全国的に梅雨入りしてきましたね。日中は暑いですが、夜はちょっと冷えますので体調管理に注意してくださいね。と言うのも、どうもノドの調子が変なので風邪をひいたのかもしれません(>_<)　　さて、昨夜発表された『米・ADP民間雇用者数』は17.9万人（予想21.0万人）とネガティブな結果になってきました。『米・貿易収支』も-472.0億ドル（予想-408.0億ドル）と思わしくありません。一方、『米・ISM非製造... ...続きを読む

今日の東京市場は大きなイベントを明日以降に控えていることから動きは限定的だったと思います。　　日経平均は前日比＋33円と小幅増で取引を終え、ドル円は102.6円付近を推移しています。　　さて、今日注目のニュースは「トヨタ自動車が過去5年間法人税を払っていなかった」というニュースです。　　現行のルールに基づいているので問題はないのですが、ネットでは「税制の在り方」「中小企業対策」「法人税問題」など色々な意見が書き... ...続きを読む

昨夜注目されたISM製造業景況指数は、市場予想55.5に対して53.2とネガティブな結果となったことから102円ちょうどのラインまでドル売りが進みました。　　しかし、季節調整に誤りがあったとして55.4に訂正されたことから買い戻しが進みましたね。ほぼ、市場予想と同じだったのでボチボチと言った感じでしょうか。　　米国株も前営業日比+26ドルで取引を終えています。このながれから今朝の日経平均もプラス水準で取引されて... ...続きを読む

全国的に暑い日が続いていますが、熱中症対策は大丈夫ですか？（一応、医療職なので…）　　職場は冷房が効いているのであまり苦痛にならないですが、外に出た時のムッとした感じは嫌ですね。もう、6月なので梅雨入りも近いのでしょうか？　　さて、今日の日経平均は週末発表された中国PMIを背景に大幅に上昇しています。この動きからドル円も102円を回復していますね。　　このまま上昇と行きたいところですが、まずは今夜発表されるIS... ...続きを読む

昨夜警戒していた「米・四半期GDP（改定値）」の結果は-1.0％（予想：-0.5％）と、やはり下回ってきましたね。もともと速報値もネガティブな結果だったこともあり、大きくドル売りに傾斜してきました。　　ただ、米リッチモンド地区連銀のラッカー総裁が「米経済成長率については、長期的な構造的成長率は2％近辺、もしくはこれを若干上回る水準になる」との見通しを示したことから米国株の下落に歯止めがかかった感じです。　　また... ...続きを読む

昨夜、ポルトガルで開催されたフォーラムでの発言が注目されたドラギ総裁ですが、「ＥＣＢはインフレ率を目標に回帰させる手段を有している」と、やはり追加緩和を思わせる発言となりユーロ売りが進みましたが、ドル円への影響は限定的だったように思いますね。　　そして、ニューヨークタイムで発表された指標がポジティブで強いものとなったので、米国株高・ドル買いに傾きました。それにしても、このところ堅調な指標には安心させられます。　... ...続きを読む

昨夜は欧州・米国とも祝日でしたので動きはほとんどありませんでしたね。　　今日の日経平均は序盤こそ前日比マイナス水準で始まりましたが、前日の流れを引き継ぐかたちので徐々に買われる相場展開だったと思います。ドル円はともかく、日経平均のテクニカル面では上昇を匂わすけ動きになってきていますし、市場関係者も期待しているようなので、日経平均の上昇によるドル買いに期待したいですね。　　さて、今夜から本格的に欧州・米国勢が戻っ... ...続きを読む

今日の日経平均は先週末の米国株高を受けてプラス水準となりました。このながれが後押しとなって102.2円をタッチしましたが、すぐに押し戻されていしまいましたね。　　また、ウクライナの大統領選挙も親欧州連合（ＥＵ）派のポロシェンコ氏が当選確実と伝えられており、懸念される「空白」は避けれそうですから大きなマイナス要因とはならなさそうです。　　あと、今日材料となりそうなのはドラギECB総裁の発言（ECB主催会合）でしょ... ...続きを読む

　今日は午前中に子供と公園にお出かけです♪　蒸し暑さを除けば絶好の行楽日和だと思うのですが、「徐々に梅雨が近づいているのかな？」なんて思いますね。　　さて、週末は新築住宅販売件数が43.3万件（予想42.5万件）となり、米国株高からドル買い優勢となりましたが、三連休を前にしていますのでそこまで勢いはなかったように思います。　　そして、連休に突入したわけですが、この連休中で一番注目されるのは『ウクライナ大統領選』... ...続きを読む

早いもので５月も終盤ですね。　…というのも主人の誕生日が来月控えているので時期に敏感なだけですが・・・　さて、昨夜はウクライナなど外部要因による大きなリスク回避の動きは無く、各国の株価が反発したことによってドルが買われた展開となりました。また、中国HSBC製造業PMIが久々にポジティブな結果となったこともドル買いを誘ったようです。　　そして、日経平均ですがこの反発ムードを受けて前日比プラス水準で取引を開始すると... ...続きを読む

昨日のドル円は荒っぽい動きとなりましたね。　　まず、日銀金融政策決定会合ですが、大方の予想通り政策は現状維持となりました。ただ、黒田総裁の会見では追加緩和を匂わす発言がなかったことから、失望的な動きが優勢となりましたね。　　それにしても、日銀の強気の発言で、追加緩和を行わない可能性も浮上してきているので、本当に微妙な情勢になってきました。ただ、国内の世論は追加緩和に期待していますし、国際的な圧力も考えると、やっ... ...続きを読む

注目された日銀金融政策決定会合では『現状維持』が示されましたね。このあたりは正直予想通りと言う感じですが、ほとんどの人が想定していた結果なので日経平均・ドル円とも大きな動きにはなっていません。　　ただ、この後の黒田総裁の会見次第というところもあるのですが、ある程度突っ込んだ内容になってこないと失望からの円買いになりかねませんので少し警戒しています。　　もっとも、以前、欧州勢に見られたような積極的な期待買いの動き... ...続きを読む

昨夜はウクライナ情勢に関して「プーチン大統領がロシア軍に帰還命令を出した」との報道が伝わりましたので、リスク回避姿勢が弱まって長期金利の上昇・ドル買い・米国株の上昇が進みました。　　ドル円は101.1円から101.5円まで上昇しています。ただ、アメリカは「ロシア軍の撤収の動きは確認できない」と発表しているので報道で一喜一憂しそうです。　　それにしても、プーチン大統領の言動で大きく相場が動くのは「世界で最も影響力... ...続きを読む

先週末は米国株がプラス水準で取引を終えたこともあって、日経平均は反発して始まりましたね。ただ、今日は材料難のため動き自体は限定的なものとなっています。　　さて、今夜は経済指標・要人発言など材料となるものはありませんので、明日の日銀金融政策決定会合や、21日のFOMC議事録公表に向けた様子見が優勢になる予感がします。　　あとは、米国株・長期金利・ユーロの動きですね。米国株は高値を更新していますが反落にも警戒してお... ...続きを読む

先週末のニューヨークタイムでは住宅着工件数は107.2万件（予想98.0万件）、建設許可件数108.0万件（予想101.0万件）と強い結果となったことから、長期金利・米国株とも上昇に傾斜し、米国株は前日比+44ドルで取引を終了しています。　　ただ、ミシガン大学消費者信頼感指数は81.8（予想84.5）とこちらは弱い結果となったことから一歩的に買われるということはありませんでした。もちろん、ウクライナ情勢も不透明... ...続きを読む