yuhsanさんのブログ
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最近書いたブログ
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株を買って期待通りに動かなかったときにぶつかる問題は、そのまま持つか、買い増すか、投げるか・・・です。何にもしないことは塩漬け、買いは難平、売りは損切り、ということになります。 一般的には、損切りがベストであり、難平買いは損の拡大に繋がるため禁止、塩漬けは資金効率を考えると愚策、とされています。ただ、私の投資法では、塩漬けがベストで、次に損切り、難平買いはそのときの状況次第ということになります。 私の場合、銘... ...続きを読む
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買った株は売らないと利益が確定しません。大方の人は買うときに、売りの値段と時期を考えて買います。ところが、値上がりは期待していても、売却を目的としない人もいます。 金融機関とか事業会社などで、支配権や営業上の付き合いで株式を購入する場合がそれに当たりますが、年金、生保などの超長期の運用を目的とする機関投資家の買いも、あらかじめ売り目標を決めて買っているとも思えません。 私の投資法は、生涯投資を続けることで株資... ...続きを読む
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相場が底値圏に達したときには、ポートフォリオに含まれる持ち株を総点検し、必要に応じて銘柄の入れ替えをしなければなりません。その際に問題になるのが、次の相場のテーマになる業種です。現在の相場はすでに底値期を離れ上昇期に入っていると思われますので、今回の相場のテーマ業種は何かということになります。 相場には必ずテーマがあり、そのテーマに沿った業種のほうが大きく値上がりします。持ち株をすべてテーマ業種で固める必要は... ...続きを読む
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(昨日からの続き) 株価のサイクルは、底値期、上昇期、天井期、下降期となりますが、生涯投資法では、1サイクルでの資本の増減を目標にしています。資本が、天井期には底値期から2倍、下降期ではその7割程度の減少に留めるようにすれば、億万長者への道に繋がります。 そのため、底値期で次のサイクルに合わせた銘柄選定を済ませ、上昇期以降は、選定した銘柄だけでポートフォリオを組むようにしています。デフレ下では、平均の谷が前回の... ...続きを読む
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いい株をタイミングよく買えば、必ず儲かるはずです・・・が、その通りにはなかなかなりません。 第一に、いい株ってはっきりしません。上がらない株は、いい株とはいえないことは分かりますが、上がる株がすべていい株とは限りません。 株は上がれば下がるし、下がれば必ず上がります。どんな株でも、下がりすぎれば上がるものです。問題は、上がりそうだからといって、ボロ株に手を出すことです。 ボロ株は、何らかの理由(収益力が低い、... ...続きを読む
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「株式投資の目的は?」と聞かれたら、「株で儲けることです」ほとんど変わりません。ところが「その方法は?」と聞かれると、答えは千差万別です。 私の場合、投資の目的は「億万長者になって、株で生活すること」、その方法は「生涯投資をすること」になります。 株で生活するには、売買益と配当金とがありますが、もちろん配当金で生活することです。そのためには、5,000万円以上の株資産を持ち、年間配当が100万円以上あることが最... ...続きを読む
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「え!まだやるの。いい加減にしてよ」前回は、コストプッシュ・インフレの経済に与える影響とその効果を、政治との絡みから見てきました。今回は「経済と経済学」との関係です。 「うっそ!経済学なんてあるの」大学には経済学部があり、ノーベル賞にも経済学賞があるほどの立派な学問ですが、そういわれるほど最近の経済学は堕落しています。 経済学はケインズ以後、複雑な社会事象を計量化し、大量なデータを分析する計量経済学が、行き... ...続きを読む
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前回、預金として滞留している富裕層の金を動かすには、増税で集めた金を公共投資に回し、コストプッシュ・インフレによって、物価を上げることが一番としました。 今回は、そのためには、政治を動かすしかないというお話です。株は経済の鏡であり、経済は政治によって動かされている以上、株の話に政治を避けて通るわけには行きません。 90年のバブル崩壊以後、民間部門の需要縮小を補うため、政府は毎年財政拡大と公共投資を続けてきました... ...続きを読む
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日本の富裕層-その1
日本には個人の金融資産が1,500兆円あるといわれています。もっとも負債を差し引くと1,100兆円だとする人もいます。どちらでもいい、日本人はお金持ちで、1人当たりおよそ1,000万円持っていることになります。 この額は、銀行預金、株式、保険、年金といった金融資産だけなので、これに土地建物といった不動産を含めた総資産となると、1億円以上持っている資産家はざらにいるはずです。現にウォールストリートジャーナルに... ...続きを読む -
来年の株価見通しが出そろいました。鬼が笑うといってあまり関心を示さない向きもありますが、長期投資をする際には大切な指標になります。いろいろある中で、二つの流れに集約できそうです。 ひとつは、1~3月に8,000円を割り込んだ後、夏場に高値9,000円をつけ、年末に8,500円近辺で終了という弱気派。もうひとつは、今年の安値8,136円年を割り込まずに、以後右肩上がりで上昇して、年末には10,000円を予想す... ...続きを読む
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一人ぼっちの株式投資
私の株友は、バブル時には4人いました。それが、97年の山一ショックで2人脱落、08年のリーマンショックで1人が夜逃げ、そして昨年仲のよかった1人が脳梗塞で倒れ、ついに私一人になってしまいました。 「1月13日の11時頃、ソファーでテレビを見ていたのですが、急に意識不明となり救急車で病院に運ばれ緊急手術を受けたのですが、現在のところ意識が回復していないのです」 昨年彼のところに幾ら電話しても通じないので、2月1日... ...続きを読む -
井川大王製紙前会長が、子会社から106億8千万円もの金を借りて返済に行き詰まり、22日東京地検特捜部に特別背任の疑いで逮捕された事件がありました。 当初は、創業家3代目のボンボンが、悪い取り巻きにおだてられて子会社に金をたかり、豪遊三昧の挙句に隠しきれなくなって悪事露見。とはいっても、いずれは一族で借りた金の帳尻を合わせ、事件にはならないと見ていた向きも多かったように思われます。 ところが、借り入れた金額があま... ...続きを読む
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昔加藤某という男がいました
1990年代、ちょうどバブルの全盛期に、加藤某という男が出現しその名を轟かせます。彼は、セイビ会なる仕手集団を形成し、ボロ株を買いあがり、売り方を玉締めにし、無配の株を10倍、20倍としました。最後は仕手戦に行き詰まり、投獄の憂き目に会い、市場から忘れられてゆくのですが・・・。 さて、現在の相場を振り返ってみて、最も求められているのは、加藤某ではないでしょうか。やれ、ギリシャショックでヨーロッパの景気が落ち込む... ...続きを読む