ユリウスさんのブログ

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最近書いたブログ

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    「増殖する世界の名言事典」をCOCONALAに出品!

     読者のみなさま、長い間Blogの更新を怠っていました。申し訳ありません。   実は夏頃から「増殖する世界の名言事典」という事典作りに、熱中しておりました。そして85%ほど完成した今、翔年はこんなことを始めました。ネットにある「みんなの得意を売り買い ”COCONALA"」というサイトに、こんなタイトルの商品???をアップしたのです。   1.  『世界の名言を7千以上集めた電子ファイルを提供します』  2. ... ...続きを読む

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    これはあなたのもの -もう一つのアンネの日記-

     ノーベル化学賞受賞のロアルド・ホフマン教授の自伝的戯曲「これはあなたのもの」を読みました。   そこには戦争のさなかの拭い難い差別感情、歴史的な民族主義、ナチスや共産主義の酷さ、人々が自分や家族の命を守るためのギリギリの選択、人間の弱さと強さが提示され、愛の感動物語でありながら、「罪」と「許し」について、深く考えさせるものを訴えていることを特筆したいです。  (これについては、作者のロアルド博士の素晴らしいご... ...続きを読む

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    薔薇が咲いた!  来年はもっと見事に…

      朝、新聞を取りに玄関のドアを開けると、今日は一層強い薔薇の香りがまとわり付きました。ピンクの薔薇の芳しい香りに見せられた大きな蜂も小さな蜂達も花の周りを飛んだり、花を覗き込んだりしてました。   9時からは町内の掃除の日でもあったので、近所の奥さん方からゴージャスな薔薇を育てたことについて口々にお褒めの言葉をいただきました。   更にタイミングがいいことに、大津からブリッジをするために義姉夫婦が来宅、またひ... ...続きを読む

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    本好きの愉しみ -本を贈ることも……

      本好きは何と言っても本を読むことが一番の愉しみです。   本によって蒙を啓かれるのは当然ですが、加えて著者の考えに共感できたり、稀にはページを繰る度に著者と対話しているように感じられる本に出会ったり、またその喜びを本好きの仲間と情報交換をしたり、このBlogにその喜びを書いたりして一生過ごせます。(笑)   その上、年を重ねてからは若い人に本を贈ることが楽しみになってきました。きっかけは一年に数回家族で会う... ...続きを読む

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    幸せの素は? -ハーバード大学の長期研究結果

     素晴らしい講演を東大阪のNさんから教えてもらった。    とにかく、この公演をお聞きください。たったの13分です。(最初タイトルに英語のみの箇所がちょっとだけありますが、あとは全て日本語の字幕がでますから、安心してお楽しみください)    タイトルは  『人生をしあわせにするのは何? 最も長期に渡る幸福の研究から』 です。    それではロバート・ウォールディンガー先生、よろしくお願いします。(拍手!)   ... ...続きを読む

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    チェコ・フィル(ストリングカルテット)のコンサート

        名門チェコ・フィルの名手たちのカルテットを聴きに、京都コンサートホールに行ってきました。室内楽は普段はCDで聴いています。コンサートホールで聴くのは初体験でした。  音楽っていいものですね。     プログラムは誰もが知っているクラシックの名曲から、タンゴ、ジャズ、ビートルズまで、いっぱい詰まってました。 まるで「音楽のおもちゃ箱」というか、「音楽の宝石箱」と言おうか。   1 アイネ・クライネ・ナハト... ...続きを読む

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    明けましておめでとう!

      読者のみなさま  あけましておめでとうございます   碁友には『バカ老いにくく 碁学成り難し』の一言を中心に、新年の挨拶状をおくりました。  我ながら、なかなかの出来栄えと気に入っています。   実はもう一つできたのです。しかも英語で…。  Go is the most entertaining and intelligent game the man has so far devised.        ... ...続きを読む

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    「サピエンス全史(上)、(下)」 -独創的なズシリと重い本-

     いやぁ、今年一番の収穫になりそうな素晴らしい本に出会いました。   タイトルは   「サピエンス全史(上、下)」  "Sapiens"    サブタイトルは 「文明の構造と人類の幸福」 "A brief History of Humankind"    作者は    ユバル・ノア・ハラリ     Yuval Noah Harari  翻訳者は   柴田裕之 河出書房新社(2016/9/30初版発行)    ... ...続きを読む

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    ものごとの価値判断  -数字の判断はいかがなものか?-

       本好きの翔年はよく本屋さんに顔を出す。すると熱心な店員から「今売れ筋の本は〇〇と△△です」といきなり勧められることがある。    興味がある本を探しに来た客にたいして、店員は、販売データから、上位の二つを単に売りつけているだけ。「あっちへ行け!」と追い払いたくなる。(笑)    本の価値は販売数でもないし、本の価格でもない。本の購買者はその本に求めている情報が記載されているかどうかに関心があるだけなのだか... ...続きを読む

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    お宝の6ペンスより価値あり -子どもや孫たちと遊ぶこと-

     無職の気楽な後期高齢者とはいえ、10月はいろいろな行事や雑事があって忙しかった。たまたま運悪く、来春小学校へあがる孫(女児)の運動会と囲碁の会がバッティングしたことがあった。碁会の幹事役を仰せつかっているし、翌週に孫はピアノの発表会が控えており、それには行くんだから、「まぁよかろう」と運動会は行かなかった。   後で聞いたら、「ジイジが来てない」と彼女は相当ガッカリしていたという。小太鼓をたたいてマーチングす... ...続きを読む

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    スイスイ論語(6) -君子は和して同ぜず-

    5日の読売新聞夕刊(拡大すれば、記事が読めます)     新聞記事は子供向けにやさしく書かれていますから、子供も理解できます。けれど、本当に論語が理解できるようになるのは、社会に出て色々な人間関係の中で揉まれてからではないかと思います。   (このBlogの読者は年配者が多いので、諸橋先生の訳と解説が一番ピッタリくるのではないかと思って引用させてもらっています。)     君子は和して同ぜず。小人は同じて和せず... ...続きを読む

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    『教団X』  -人間の闇をあますところなく描く小説-

     あるリケジョ大学生から、中村文則の『教団X』を薦められました。人間のこころの闇を余すところなく描いて秀逸でした。567ページもある長編ですが、一気に読ませる力がありました。   読了後、「主な参考文献」というリストがついていることに気が付きました。加えて「あとがき」もありました。普通、小説には「参考文献」も「あとがき」もなにもありません。作品のみで勝負という訳です。(笑)   でも作者がこのような「参考文献リ... ...続きを読む

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    日本国憲法を考える - 第一章 天皇 第1条~第8条 -

       7月13日にNHKのニュースが突然、天皇の「生前退位」の意向を報じてから、翔年は現行憲法下では、今の皇室を現状のまま維持し続けるのは大変難しいであろうと考えて、   9月11日に「天皇の「生前退位」問題を考える -その真意は? ソースは? 黒幕は?-」をアップし、皇室が政争の具になるのを危惧しつつ、今上天皇は「生前退位」により、現行の国事行事をそっくりそのまま次の天皇に引き継ぎたいご意向であることを確認し... ...続きを読む

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    天皇陵は謎ばかり -宮内庁の厳禁措置の弊?-

      前エントリー「天皇の「生前退位」問題を考える -その真意は? ソースは? 黒幕は?-」で宮内庁の役人がメディアと国民に向かって公然と嘘を言っていることを書きました。   未だに宮内庁の山本信一郎次長が「天皇陛下が『生前退位』の意向を宮内庁関係者に伝えているという事実は一切ない。そうした前提で、今後の対応を検討していることもない。」と7月13日に述べた言葉は取り消されていません。   7月13日以来、次々とメ... ...続きを読む

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    ハートストンとアシモフ -好奇心の刺激本、よい勝負?-

      先日、梅田の紀伊国屋でぶらぶら本棚をのぞきまわっていた時のことです。まったく偶然にこんな本が目にとまりました。   タイトルは"the Things that Nobody Knows"(誰も知らないこと)、 サブタイトルは”501 misteries of Life, the Universe and Everything"(人生、宇宙、その他なんでも不思議なこと)とあるので、手に取ってページを繰ると、も... ...続きを読む

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    ビブリオバトル -読書の甲子園?

    (クリックして拡大すれば読めます)    今日の読売新聞のコラム「地球を読む」に『ビブリオバトル』が載った。筆者の山崎正和氏によると、これは「読書の甲子園」みたいなものだから、普及することに意義があるという。そしてこのビブリオバトル(Bibliobattle)を義務教育に取り入れることを提案しておられる。   確かに、わが国の文芸には「講」とか「座」とか言って、仲間が寄り集まってお互いに楽しみながら、切磋琢磨し... ...続きを読む

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    スイスイ論語(5) -君子は其の言の其の行に過ぐるを恥ず-

    読売新聞(9/3夕刊)の「スイスイ論語」(クリックして拡大すれば読めます)    本日の安岡定子さんの「スイスイ論語」は憲問第十四より選ばれたこの言葉です。  君子は其の言の其の行に過ぐるを恥ず。(憲問十四より)  「金谷 治先生の訳」 君子は、自分の言葉が実践よりも以上になることを恥じとする。  ※この言葉は我が国に伝わった古い本では定子さんの読み方になっているので、上の訳もすなおにその通りになっています。 ... ...続きを読む

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    映画「トランボ (ハリウッドに最も嫌われた男)」

     見たい観たいと思いながら機会がもてなかった映画「トランボ」を、やっと21日に観た。 こういう言い方をしては、ハリウッド関係者に失礼かもしれないけど、ハリウッド映画にしては思想的な出来事を描いてよくできた映画だった。      ソ連との冷戦下にあった1947年、アメリカに吹き荒れていた「赤狩り」(世にいうマッカーシー旋風)の矛先がハリウッドにも向けられてきた頃の実話です。翔年は「赤狩り」は知っていましたが、それ... ...続きを読む

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    スイスイ論語(4) -過ちて改めざる、是を過ちと謂う-

    クリックして拡大すれば読めます。(読売夕刊8/6)    アメリカ滞在中の8月6日の読売夕刊に安岡定子さんの「スイスイ論語」が掲載されました。(アップが遅れましたことをお詫びします)  子曰く、過ちて改めざる、是を過ちと謂う。   諸橋鐵次先生の解説です。  孔子言う、人には、何人と雖も過ちのない者はないが、それを過ちと気付いて改めて行く事に依って、結局過ちなき姿に戻るのである。然るに過ちを犯しながら、その犯し... ...続きを読む

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    続アインシュタインに学ぶ -ユーモア&ウイット-

     「ジャパン碁コングレスin 宝塚」(7/15-7/18)で久しぶりに多くの碁友と旧交を温めることができた。古い碁友の中に「もの言う翔年」の読者がいらっしゃるのを知ったことは、これまた意外で、望外の喜びでした。   アインシュタイン博士の名言にユーモア溢れるものがあるという話題に花が咲きましたので、それらを拾い集めてみることにしました。    博士はアメリカ亡命後もドイツ語訛りがとれず、英語がなかなか上達しなか... ...続きを読む

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