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今日の読売新聞のコラム「地球を読む」に『ビブリオバトル』が載った。筆者の山崎正和氏によると、これは「読書の甲子園」みたいなものだから、普及することに意義があるという。そしてこのビブリオバトル(Bibliobattle)を義務教育に取り入れることを提案しておられる。
確かに、わが国の文芸には「講」とか「座」とか言って、仲間が寄り集まってお互いに楽しみながら、切磋琢磨しあって、お互いが高め合う伝統文化がある。コミュニケーション文芸?とでも呼ぶべきか。
ビブリオバトルの公式ルールはたった四つです。
1 発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる.順番に一人5分間で本を紹介する.
2 それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションを2~3分行う.
3 全ての発表が終了した後に「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員で行い,
4 最多票を集めたものを『チャンプ本』とする.
山崎氏の慧眼に留まったからには、これは面白い文芸活動になるに違いない。最近は若者たちの間に、活字文化を疎んじる風潮が蔓延しているのを翔年は危惧していたが、この運動をきっかけに、読書人が倍増することを期待してやみません。
関心のあるかたはビブリオバトルの公式ウエッブサイト をご覧ください。
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