kabukabumanさんのブログ
世界主要市場のPER・PBR・利回り(日本株は割安か?)
<世界主要市場の4月度PER> ( )内(3月←2月←1月)(2009年4月以降5年間のPER平均値)
①ナスダック 20.22 (20.90←20.80←20.46) 18.36
②日経平均 16.18 (18.61←18.69←20.20) 20.35
③NYダウ 14.85 (14.47←14.48←14.78) 13.56
④SENSEX (インド) 14.40 (16.24←15.26←15.27) 16.01
⑤南アフリカ 14.39 (14.10←14.04←13.61) 12.48
⑥FT100 (イギリス)13.57 (13.07←13.66←13.07) 11.66
⑦DAX (ドイツ) 13.18 (12.70←13.36←13.40) 11.94
⑧ボベスパ(ブラジル)10.54 ( 9.07← 9.41← 9.85) 12.22
⑨ハンセン(香港) 10.48 ( 9.76← 9.95←10.14) 12.27
⑩上海総合 8.02 ( 7.82← 8.35← 7.87) 13.14
<世界主要国別データ4月度> 前年度利回り【時価総額~単位:兆ドル】PBR(利回り順に表示)
世界の平均値 2.45%【合計:60.00】2.1
オーストラリア 4.24% 【1.38】 2.1
イギリス 3.64% 【4.00】 2.1
中国 3.28% 【2.91】 1.4
フランス 3.02% 【2.76】 1.6
カナダ 2.86% 【2.36】 2.0
ドイツ 2.79% 【2.11】 1.8
スイス 2.76% 【1.48】 2.8
香港 2.51% 【3.07】 1.3
米国 1.96% 【22.99】 2.4
日本 1.68% 【4.33】 1.2
インド 1.54% 【1.15】 2.7
韓国 1.16% 【1.09】 1.0
↑
(時価総額1兆ドル以上)【時価総額=単位:兆ドル】 (時価総額・PBRは4月末時点の推定値)
(時価総額1兆ドル以下)【時価総額=単位:兆ドル】
↓
スペイン 4.62% 【0.73】 1.5
ブラジル 3.96% 【0.97】 1.5
ロシア 3.96% 【0.64】 0.7
シンガポール 3.56% 【0.74】 1.4
イタリア 2.85% 【0.68】 1.1
南アフリカ 2.78% 【0.91】 2.8
オランダ 2.42% 【0.72】 1.1
台湾 2.38% 【0.88】 1.9
*利回りは2013年度のデータを参考までに記載しています。
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最近の日本株について、巷では度々割安感が指摘されています。
そこで幾つかのデータを眺めながら自分なりに考えてみましたが
個人的には割安・割高を結論付けるまでには至りませんでした。
また世界のPER平均値は17.2倍程度と言われており
日本株(特にTOPIX)はやや売られ過ぎに思えますが
株価と需給の関係を考えると、あまり既成概念に囚われない方がいいのではないでしょうか。
因みに株価の「割安・割高論」は株価指標等に基づくものですが
むしろ需給動向一点に注目して置く方が、相場の先行きを見極め易いと思います。
無論外部要因も合わせて総合的に判断すべきですが
日米共に企業決算による材料がほぼ出尽くした現状では
政治的なサプライズしか需給を好転させる材料が無い様な気がします。
その前に、NY市場に「5/23型爆弾」が投下されないことを祈ります!
株さん!
5/23型爆弾の破壊力は、相場のトラウマとして残っています。
薄利でも小まめに利益確定しなければ!と強く思わされた出来事でした。
ですが、いつまでも指を加えて参加しないでいるのでは くぅーーっな気持ちなので、淡々と時期を見て参戦する予定です。
それまで 株さんの日記を参考にしながら忍者作戦を遂行します。
こんばんは
どうせなら2014年4月のデータを示して欲しい
まりさん、コメント有難うございます。
昨年の5/23は確かに驚きましたが
大きな金融不安が無い状況で、あれ程の暴落が起こることは極稀です。
その希なケースに遭遇した我々は、貴重な経験をしたと思います。
因みにまだ安心して買える地合いではありませんが
安いと云えばそうともとれる株価水準なので
銘柄をしっかり見極めて買われれば大きな怪我はないと思います。
(追伸)私の日記は逆指標として利用される方が無難だと思います
はじめの一歩さん、おはようございます。
一応時価総額とPBRは4月末時点のデータですが
利回りの計算は元データが揃うまでもう少し時間がかかります。
確かにこのままではお役に立つ内容ではないと思いますが
日本株が割安だと言われる根拠を調べている過程で
参考にした数値をご紹介しただけなので、その点はご容赦下さい。
いや、一瞬この間までPERが14倍だったのが16倍に上がったのかなと思いました。
しかし2009年から5年間と書かれていたので、本当はどちらなんだろうと思っただけです。
もし不愉快な気持ちになられたとしたら、すみませんでした
いつもご丁寧にありがとうございます。
株価と需給の関係を考えると、あまり既成概念に囚われない方がいいのではないでしょうか
の文章と
政治的なサプライズしか需給を好転させる材料が無い様な気がします
私は定性より定量と以前みん株内で教えて頂き勉強中なのですが、進歩しない定性で恐縮ですが、金融緩和はフィリップ曲線の見解の相違(日銀、投資家)この状況下で、財政政策は成長戦略のカジノ法案のが一番良いと思うのですが(>_<)
政治的サプライズ、カジノ法案ではと?考えたりしてます。中長期では財政政策は良くない事は理解してるつもりなのですが、個人の利益追求を考えて安倍内閣の長期政権とすると次回国会での10%以上の増税案とオリンピックまでの実行期間の逆算でカジノ。が一番分りやすい景気刺激策だと思うのですが(>_<)
はじめの一歩さん、こんにちは。
まず最初に、何も気にしていませんのでご心配なく
基本的に市場規模のデータは以下のリンク①をベースに
定期的に発行されるリンク②の様なレポートも参考にしています。
①http://www.stockmarketmaps.com/wfe_dmc/monthly_country.html#m=83&cn=13369344&cx=52224&cr=15
②http://www.nicmr.com/nicmr/data/market/stock.pdf
最新データが間に合わない場合は、その後の株価の変化率を計算して
自分なりに算出しています。
またPER・PBR・企業業績などは利用証券会社のデータや
Yahooファイナンス http://finance.yahoo.com/ などを参考にしていますが
利回りの計算は難しいので
基本的にはリンク⑥の様にETFで代用することになります。
また自分で一々計算するのは面倒なので
リンク④に記載されている利回りをベースに
普段は欧米の主要市場に限定して検証しています。
因みに、利用目的はあくまでも
日本株投資への魅力度を客観的に判断するためです。
ところで、ご指摘の件(PER・PBRの差異)ですが
データの出所によって数値が異なるため、私自身も少々疑問に感じています。
しかし東証のデータだけに頼ると、世界他市場との比較が出来ないので
比較する場合はリンク④のデータをベースにしています。
(ご参考)
③東証のデータ(4/30)は以下の通りです。
http://www.tse.or.jp/market/data/per-pbr/b7gje600000051p5-att/j_perpbr201404.pdf
切り口は異なりますが東証一部のPERは21.4倍(加重平均23.5倍)
PBRは1.0倍(加重平均1.2倍)となっています。
④キャピタルパートナーズ証券のデータです。
http://www.capital.co.jp/world_index.pdf
上のリンクは先週末の速報ですが
4月分を加重平均するとNK225のPERは16.18倍になり
TOPIXは13.05倍なので東証発表のデータよりかなり低くなります。
PER意外は過去データを検索出来ないので
可能な限り毎月末など節目で保存するよう心掛けています。
⑤yahooブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/midas_dynasty/MYBLOG/yblog.html?m=lc&p=2
こちらも毎日更新されますが、EPSも記載されているので参考になります。
因みに4/30のデータを見るとNK225のPERは13.71倍、PBRは1.28倍です。
⑥このサイトは国別比較を毎月更新していますが、市場の捉え方に問題があり
個人的には他の資料との差異を検証するためにだけ見ています。
http://myindex.jp/global_per.php
このデータが示すのは日本市場全般ですが、3月度はPER22.9倍、PBR1.4倍で
マザーズ・ジャスダックの数値的な影響は小さいので
低く見積もっても東一のPERは22倍、PBRは1.3倍程度だと思います。
また利回りもやや高めの様な気がします。
例えば3月度の日本市場は利回り1.84%となっていますが
東証のデータは一部・二部合算で1.68%です。
(本文は1.84になっていましたが1.68に訂正しています)
⑦リンクは貼りませんが、この他「アセットアライブ株価情報」や
「三井住友A・Mマーケットフォーカス」「銀行info」
「ライブスター証券国別チャート」なども随時参考にしています。
日本株が割安かどうかは既存のPERやPBRだけで判断すれば簡単ですが
公表されている数値に一部疑問を感じたことと
PERやPBR以外にもっと大きな買われない(or買われる)理由があると思い
債権市場、商品市場、経済政策、為替、市場規模の推移、利回り
さらには証券税制などを自分なりに確認する様にしています。
所詮は自己満足に過ぎませんが、これも勉強の一環だと考えています。
今後もご指摘があれば遠慮なくどうぞ!お待ちしてしています。
貴貴さん、こんにちは。
やはり経済は政治を介して動きますから
株価と政治を切り離して考えることは出来ませんね。
昨年のアベノミクス相場がその良い例だと思います。
私は安倍政権が資産効果に拘ったにも関わらず
今年になって昨年前半の株価上昇分を失った原因は
他力本願であったからに他ならないと思います。
つまり円安効果以外、資産価値を押し上げる政策が不充分だったこと
中でも証券優遇税制の廃止は間違いだったと今でも感じています。
さらに日本版NISAの導入は明らかに失敗だと思います。
ところで最近安倍首相が経済政策から外交政策にシフトしているなどと
一部で批判めいた報道を見掛けます。
しかしそれは間違いで、海外の投資家はむしろ安倍外交の成果を
興味深く見守っているのではないかと考えています。
日本の本当の国益は外貨獲得ではなく
国際的な地位の向上が優先するというのが私の考えで
日本の大企業のように、幾ら金を貯め込んでも投資家は振り向いてくれません。
つまりその金を如何に効率良く運用出来るかが問題で
それが出来ている企業は今でも外資は喰い付いています。
同様に外交の上手い国に投資家は目を向ける筈です。
少なくとも東アジアに於ける存在感をより高めることが
間接的に日本経済を活性化させることに繋がると思います。
因みに、企業の輸出が伸びないのは企業だけの所為ではなく
国の外交政策にも問題があるからです。
ですから私は外交にもっともっと力を入れるべきだと考えています。
話が逸れましたが、カジノ法案は公明党が難色を示したことから
何だか暗雲が立ち込めた様に感じますが
過去の自公の交渉経過や、カジノ法案が超党派によるもであることを考えると
時期は別として、最終的には通過する可能性が高いと思います。
ただそうなったとしても
パチンコ店の様に全国津々浦々にカジノを建設するという訳にはいかないので
条件次第では一時的な話題で終わることも有り得ます。(株価の話です)
やはり長期的にはインフラ整備、資源開発などが
最大のテーマになるのではないでしょうか。
ありがとうございました。
やはり一番信頼のおけるのは東証のデータかもしれないですね。
その後決算が数多く発表されたので、微妙な変化も出てきてるかも知れないし、消費税後の変化もあるだろうし、なかなかこれで判断出来そうも無い印象です。
45日ルールが過ぎてからどういう反応を示してくるか?
私は反発してくると思っていますが。
私の今回は老人をテーマに投資している銘柄がいくつかあります。
ベッド、補聴器、性に関するものですが
はじめの一歩さん、こんばんは。
私も東証のデータが最も身近で信頼出来ると思います。
ただ現実は指数よりトレンドの変化を注視すべきだと考えています。
特にデイトレーダーやスイングトレーダーの急増
さらにはシステムトレードの普及などで
需給>ファンダ の傾向が益々高まっている様に感じます。
つまり短期投資(本質は投機かも知れませんが)が増えたことで
トレンドの予測がより難しくなっている様な気がしています。
それでも昨年の様に需給環境が良ければ
短期投資の影響は殆ど無視出来ますが
需給が悪化すると、どうしてもその影響が目に止まります。
本来、投資は中・長期が主流であるべきと考えていますが
こうした市場環境の変化も受け入れた上で
投資スタンスを工夫する必要があると思います。
>老人をテーマに投資している銘柄がいくつかあります。
確かに今後30年以上に亘り高齢者対策は投資に於いても大きなテーマですね。
現にバイオ関連銘柄が軒並み下降トレンドの中にあって
ヘルスケア関連は堅調に推移していますし
この傾向は今後益々顕著になって行くと思います。
当面はTPPとの絡みもあるので、TPP交渉成立後の
ヘルスケア領域に与える環境の変化に注目しています。
またご意見お待ちしています!
kabukabuさん こんにちわ♪
今日は凄い下げ方でした(*^_^*)
アテクトの綺麗なチャートが崩されたのは無念ですが仕方無いです(._.)
2銘柄保有で止めてて良かったと今は考える事にします^^
日本の本当の国益は外貨獲得ではなく
国際的な地位の向上が優先するというのが私の考えで
以前にも日記で書かれてたの拝見しました。これと二ーサも。
東アジアの存在感を高める事が間接的な日本経済活性化。なるほどと感心します。どうやったら尺度をきり変えれるのですか??ハブ拠点作ればEUとの貿易にも有益そうですし人口が多く物価価値が低い所で技術製品の売れるモノ作り。強い日本経済には欠かせないような気がします。程は分りますがそれ以外は分りません(笑)これもズレテル??(笑)マクロは苦手です////
もっと経験値上げますから待ってて下さい♪
カジノは私、地方型ではなく都市型イメージしてました。
パチンコ業界に期待が集まってますが私はそれには違和感があります。
お話変えちゃいますが、経営、GW明けて6日。営業4日でまだまだ日数足りないのでわからないのですが
前年比と売上、顧客数はほぼ同じ下がり方みたいです。ただ、プライスポイントより下の方の製品に売れ行きが固まってるのが気になりますが昨年比がとれないので分りません( 一一)
外交の上手い国。これ相当問題ありそうです。これなら1つだけ分ります♪マーケティング要素の立地が蔑にされ過ぎです!!
なんかまとまりのないコメントでごめんなさいr(≧ω≦*)
貴貴さん、こんにちは。
>今日は凄い下げ方でした
そう感じるのは新興の下げがきつかったからでしょうね。
しかし新興は業績の良い銘柄まで巻き添えを食っているケースがあり
そこをきちんと見極めておけば、逆にお買い得銘柄もあると思います。
そういう意味で、アテクトは新興の下落に連れ安しただけという認識をしており
特に心配はしていません。
>東アジアの存在感を高める事
簡単なことではありませんが、首相のリーダーシップ如何で
現状を大きく改善させることは可能だと思います。
個人的に、安倍さんは久しぶりに期待出来るリーダーだと思いますが
欠けているのは周辺諸国(特に中韓)に対するデリカシーではないでしょうか。
例えば靖国問題がその良い例です。
(ご参考)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/gaikou/vol17/pdfs/doc17_2.pdf
>カジノは私、地方型ではなく都市型イメージしてました
韓国には17か所にカジノがありますが、その中で韓国人が利用出来るカジノは
僅か1施設で、16施設は外国人専用です。
ですから治安や風紀を問題視するのであれば
日本も基本的に外国人専用カジノにすればいいと思います。
纏まりの無いレスになってしまい申し訳ありません。
明日はアテクトの決算発表ですね、楽しみにしています(*^^*)
おはようございます kabukabuさん
仕事前なのでアテクトだけコメ♪
ミクロならちょっとだけコメの余裕あります♪
今回の決算予想は、私の期待する所は発表してほしくありません////
こんなに地合いが悪い時にされると少し不快な思いになりそうです!!
月足で見ると下値は安定的なので、今回は刷新効果がわかる売上高営業利益率を確かさせてもらえば満足です^^次回が良いです(._.)
私実は昨年の初旬にも買ってて良く上がったので利確してるんですよね、ここ
結論から考えると2008年と同じ経常なので統合とスマホは織り込んでない株価だと思ってるんですよね♪
昨年、期待から一時的に織り込まれた様ですが典型的な期待→業績相場にシフトした株価なのではと。。おそらくですが期待から入った価格は抜けきって実績と地合いに依存した株価になってるのでは?と勘^^営業利益と経常が大幅に下がるの分ってましたから一度是正されたのでは??
CF決算書がとても分りやすかったの覚えてます。
期待して買われた時から今までで出来高は普段通りに戻ってますし不動率10%からでも適当なんだと思ってます。買われ過ぎた時はわからないですが、今の地合いならまだ値段の意味が何となく理解出来るような気がします。気のせいだとは思いますけど(笑)少ない商いの方がプレイヤーが利己的な方多いので分りやすい気がするんです(*^_^*)
リスクは利益率の増減幅と月足では?と思ってますが????
貴貴さんおはようございます。
少なくとも売上や経常利益率は改善していると思いますが
モルガンが買っている理由が今日の決算で解かるのではないでしょうか。
決算前の過熱感は全く無いので逆に期待していますが
兎に角浮動株数が少ないので荒い値動きにならない様
出来れば長い右肩上がりが理想ですね