下のリンクは内閣府が発表したGDPデフレーターの推移です。
ご覧頂くと分る様に何と18四半期ぶりに前同比がプラスになっていますが
これは日銀による異次元緩和の効果が現れた為ではないかと思われます。
http://info.hd-station.net/data/x/jp/gdpdef.pdf
ところが昨日の後場に日経平均が下げ渋った理由は追加緩和への期待感が台頭した為とかで
事あるごとに追加緩和の催促相場で買われるとシコリが増えるだけで
株価にとってはむしろマイナス効果になるのではないでしょうか。
理由は最新のGDPデフレーターを見れば一目瞭然で
毎月追加緩和を期待するのはもういい加減諦めたらどうでしょうね。
逆に考えればそれ以外に株価上昇のきっかけが無いのかも知れませんが
最早「日銀の追加緩和」は
ウクライナや中国情勢に変わって東京市場を揺さぶる新たな材料でしかない様な気がします。
個人的には証券優遇税制の復活以外、東京市場が素直に活性化する材料は無いと考えています。
序にNISAは自然消滅させればよろしいかと。(私は「Neesha」で頑張ります)
さてNY市場が調整し、日経平均は再び14000円割れの危機を迎えています。
どうせ割るなら一気に13500円(ナスダック3600pt)割れにでもなれば
否が応でも反発力が湧いて来ると思うのですが