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日本は地熱発電に期待
ご存知の様に、太陽光発電や風力発電は天候に左右されるという大きなデメリットがあり
設備利用率は風力が20%、太陽光に至っては僅か12%と言われています。
これに対して地熱発電は70%、条件次第ではフル稼働(100%)も可能だそうです。
特に日本は地熱発電に必要な蒸気や熱水のポテンシャルが
世界第3位という絶好の地理的条件にあり
将来的に太陽光や風力を凌駕する可能性は充分あると思います。(但し多くの課題もあります)
因みにこの分野では日本の技術が突出しており
設備の製造に関しては世界シェアの70%を有しているのだとか。
株式投資に関しては、太陽光発電が激しい価格競争で不採算事業になりつつある中
地熱発電は長期投資の対象として一考の価値が有りそうです。
<参考>
主な設備メーカー → 6504富士電機、 7011三菱重工、 6502東芝
関連企業一覧 → http://www.asset-alive.com/thema/?mode=show&tid=729
地熱発電の詳細 → http://niweb.kankyo.tohoku.ac.jp/pdf/gravure.pdf
日本の地熱発電所 → http://www.fepc.or.jp/library/shisetsu/plant/chinetsu/index.html
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montontonさん、コメント有難うございます。
先月の週間ポストに大前研一氏の記事が掲載されていましたね。
ご覧になったかも知れませんが
大前氏の指摘は以下の二点だったと思います。
①国立公園内に地熱発電所を建設するために規制緩和を行う
②地熱発電所を株式会社化し
地元の温泉業者や関係者を事業に参画させる (株主にする)
何れも容易に解決出来る問題ではありませんが
我が国が有するポテンシャルは原発20基分に相当するそうなので
一日も早く国策として建設を推進すべきだと思います。
発電で最も重要なことは安定的に高い稼働率が維持することであり、
その点で地熱発電は合格ですね。
太陽光や風力は高価で稼働率があまりにも低く天候次第であり、
供給責任を負わないこれらの設備が増えても、
安定供給のためには既存の原発や火力の設備を減らせません。
地球環境悪化の元凶となっている火力の削減は必須なのに
天候に依存する自然エネルギーばかりでは解決になりません。
その点一度建設すれば長期間安定的に安価に電力を生産できる地熱は有望だと思います。
問題は温泉業者などの既得権益を持つ業界を説得できるかどうかです。
温泉業者ムラは反原発ムラと同じように利己的で過激だと思います。