権利確定日一覧(2024〜2025年)
株主優待や配当金を受け取るには、「権利付き最終日」までに株を保有しておく必要があります。
欲しい株主優待をゲットするためにも、いつまでに株を持っておけば良いのかしっかり確認しておきましょう。
ここではこの先1年間の権利確定日、および権利付き最終日をご紹介します。
権利付き最終日 | 権利落ち日 | 権利確定日 | |
---|---|---|---|
2024年11月 | 11/27(水) | 11/28(木) | 11/29(金) |
2024年12月 | 12/26(木) | 12/27(金) | 12/30(月) |
2025年1月 | 1/29(水) | 1/30(木) | 1/31(金) |
2025年2月 | 2/26(水) | 2/27(木) | 2/28(金) |
2025年3月 | 3/27(木) | 3/28(金) | 3/31(月) |
2025年4月 | 4/25(金) | 4/28(月) | 4/30(水) |
2025年5月 | 5/28(水) | 5/29(木) | 5/30(金) |
2025年6月 | 6/26(木) | 6/27(金) | 6/30(月) |
2025年7月 | 7/29(火) | 7/30(水) | 7/31(木) |
2025年8月 | 8/27(水) | 8/28(木) | 8/29(金) |
2025年9月 | 9/26(金) | 9/29(月) | 9/30(火) |
2025年10月 | 10/29(水) | 10/30(木) | 10/31(金) |
※月末が権利確定日となる銘柄を対象
権利確定日、権利落ち日、権利付き最終日とは?
株主優待Q&A「権利確定日、権利落ち日とは?」でも説明していますが、ここで権利確定日、権利落ち日、権利付き最終日についておさらいします。
株主優待や配当金を取得するためには、権利付き最終日(権利確定日の2営業日前)までに株を所有していなければいけません。
権利を取得するためには、各企業が定めている権利確定日に株主名簿に掲載されている必要があります。その株主名簿に掲載されるまでに時間がかかるため、2営業日前の権利付き最終日までに株を所有しておく必要があるのです。
土日や祝日は営業日にカウントされませんので、注意が必要です。
※2019年7月から、権利付き最終日は権利確定日の2営業日前となりました。
株価の上昇、下落に注意が必要
また、人気のある株主優待や高配当の銘柄は、権利付き最終日に向けて株価が上昇することが珍しくありません。
これは、優待や配当の権利を得るために駆け込みで株を買う人が増えるためです。
一方、権利付き最終日に株を所有していれば株主の権利を取得できるということは、権利付き最終日の翌日=権利落ち日に株を売っても配当金や株主優待の権利は得られます。
そのため権利落ち日以降は、優待や配当だけが目当てだった投資家の売り物に押され、株価が下落してしまうこともあります。
単純に「権利付き最終日直前に買い、権利落ち後すぐに売る」のでは、株価の動きによって損失が出てしまうことも。
できるだけ効率のよい買い場と売り場を見つけることが大切です。
企業によっては、まれに15日や20日が権利確定日となっていることもありますので注意してください。
空売り(信用売り)で株主優待をゲット
「権利付き最終日」と「権利落ち日」に関連して、「空売り」という方法で株主優待を手に入れる事もできます。
空売りを行うには信用取引口座を開設する必要がありますが、この方法で取引を行うと価格変動のリスクを回避しつつ、株主優待をゲットすることができます。
空売りとは信用売りとも呼ばれているのですが、簡単に説明すると、証券会社から株を借りて、その株を売る。という方法です。
②権利落ち日に、買った株主優待銘柄を売り、信用売りしていた分を買い戻します。
③借りていた株を証券会社に返却します。
この方法で売買すれば、手元には価格変動のリスクゼロで株主優待の権利が残ります。
一点、信用売りをするということは借りる料金(貸株料)がかかりますので、欲しい株主優待の換算額などと比較して検討するのが良いでしょう。
空売り(信用売り)の仕組みや欠点などの説明は「クロス取引(つなぎ売り)のやり方や手数料をわかりやすく解説|お得に優待をゲットしよう」でも説明しています。
また、信用取引について初心者向けに詳しく解説している記事もありますので、気になる方は「「信用取引」とは?普通の取引(現物取引)との違い」をチェックしてみてください。