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JBCCホールディングスのニュース
日経平均株価
始値 20797.03
高値 20929.63(10:15)
安値 20741.98(10:47)
大引け 20788.39(前日比 +14.90 、 +0.07% )
売買高 14億1807万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆4860億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は小幅続伸、強弱感対立のなか不安定な値動き
2.ナスダック指数上値追いで心理改善も為替の円高で上値重い
3.企業の第3四半期決算発表の本格化に伴い個別株明暗分ける
4.米雇用統計などの重要指標発表を前に後半は手仕舞いの売り
5.TOPIXはマイナス圏で着地、売買代金はここ数日厚みが戻る
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは15ドル安と3日ぶりに反落した。前日急伸した反動で利益確定売りが優勢、金利低下による利ザヤ縮小懸念から金融株が安かった。
名実ともに2月相場入りとなった東京市場では、強弱感対立のなか方向感の定まらない展開となり、日経平均株価は結局小幅プラス圏で着地した。
1日の東京市場は、決算発表を絡め個別株が明暗を分けるなか、全体相場は上下に不安定な値動き。FRBが利上げやバランスシート圧縮に慎重な姿勢をみせていることから、前日の米国株市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合指数が大幅続伸し、投資家のセンチメントは改善している。ただ、米長期金利の低下基調を背景にドル・円相場が円高方向に振れており、これが主力株の買い手控え要因となっている。企業の第3四半期決算発表の本格化を受け、その結果で個別株の値動きは明暗を分け、ボラティリティも高まっている。本日は週末で米雇用統計などの重要経済指標の発表も控え、全般手仕舞い売りが上値を重くした。TOPIXは小幅マイナス圏で着地している。東証1部の売買代金は2兆4000億円台とここ数日は従来の厚みが戻っている。
個別では、村田製作所<6981>が商いを膨らませ大幅高に買われたほか、キーエンス<6861>、ファナック<6954>なども高い。ファーストリテイリング<9983>が上昇、資生堂<4911>も堅調。アンリツ<6754>が上値追い、大日本住友製薬<4506>もプラスで引けた。アイビーシー<3920>、デサント<8114>、ベリサーブ<3724>、ニチイ学館<9792>、小林製薬<4967>、長大<9624>、ベリサーブ<3724>がストップ高に買われ、保土谷化学工業<4112>も活況高。クイック<4318>、JVCケンウッド<6632>なども物色人気。
半面、任天堂<7974>が急落、ZOZO<3092>も売られた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが軟調、東京エレクトロン<8035>も売りに押された。メガチップス<6875>がストップ安となり、アカツキ<3932>も一時値幅制限いっぱいに売られた、ベルーナ<9997>、デクセリアルズ<4980>も大幅安。日立金属<5486>も安い。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、アステラス <4503> 、ファナック <6954> 、ユニファミマ <8028> 、中外薬 <4519> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約88円。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄はコナミHD <9766> 、東エレク <8035> 、SBG <9984> 、エプソン <6724> 、味の素 <2802> 。押し下げ効果は約47円。
東証33業種のうち上昇は11業種。上昇率の上位5業種は(1)精密機器、(2)医薬品、(3)空運業、(4)電気機器、(5)サービス業。一方、下落率の上位5業種は(1)その他製品、(2)海運業、(3)銀行業、(4)鉄鋼、(5)証券商品先物。
■個別材料株
△LINE <3938>
任天堂 <7974> とゲームアプリ開発で協業。
△JIEC <4291> [東証2]
親会社SCSK <9719> がTOBを実施。
△クイック <4318>
今期経常最高益予想を10%上乗せ、配当も2円増額。
△一工薬 <4461>
株主優待制度を新設。
△サンテック <6777> [JQ]
今期経常を一転26%増益に上方修正。
△リーダー電子 <6867> [JQ]
今期経常を35%上方修正、配当も7円増額。
△椿本興 <8052>
業績予想の上方修正と株主優待の実施を好感。
△長大 <9624>
今期経常を一転18%増益・最高益に上方修正、配当も7円増額。
△ニチイ学館 <9792>
COCO塾ジュニア教室の閉鎖など教育事業を構造改革。
△JBCCHD <9889>
4-12月期(3Q累計)経常が34%増益、自社株買いも発表。
▼ZOZO <3092>
今期経常を一転19%減益に下方修正、配当も12円減額。
▼エプソン <6724>
今期税引き前を一転3%減益に下方修正。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)アイビーシー <3920> 、(2)デサント <8114> 、(3)保土谷 <4112> 、(4)ニチイ学館 <9792> 、(5)アイチコーポ <6345> 、(6)長大 <9624> 、(7)小林製薬 <4967> 、(8)JBCCHD <9889> 、(9)ベリサーブ <3724> 、(10)クイック <4318> 。
値下がり率上位10傑は(1)メガチップス <6875> 、(2)アカツキ <3932> 、(3)ベルーナ <9997> 、(4)CTS <4345> 、(5)デファクト <3545> 、(6)デクセリ <4980> 、(7)日立金 <5486> 、(8)クオールHD <3034> 、(9)サノヤスHD <7022> 、(10)FPG <7148> 。
【大引け】
日経平均は前日比14.90円(0.07%)高の2万0788.39円。TOPIXは前日比2.86(0.18%)安の1564.63。出来高は概算で14億1807万株。東証1部の値上がり銘柄数は798、値下がり銘柄数は1252となった。日経ジャスダック平均は3376.00円(0.07円安)。
[2019年2月1日]
株探ニュース
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