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スクウェア・エニックス・ホールディングスのニュース
日経平均は続伸。97.97円高の22142.42円(出来高概算5億2000万株)で前場の取引を終えている。
19日の米株式市場でNYダウは3日ぶりに反落し、52ドル安となった。もし米中が貿易協議で合意できなければ、トランプ大統領は貿易戦争をさらに激化させる準備があるなどと米政権のアドバイザーが述べたと報じられ、この日から開催される高官協議を見極めたいとの思惑が強まった。ただ、本日の東京市場では買い戻しや9月末の配当権利取りの買いが先行し、日経平均は86円高からスタートすると、前場には22204.75円
(160.30円高)まで上昇する場面があった。日米の金融政策決定会合を通過し、市場が警戒していた円高進行が限られたことも安心感につながったようだ。東証1部の値上がり銘柄は全体の5割強、対して値下がり銘柄は4割ほどとなっている。
個別では、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、ソニー<6758>、ファーストリテ<9983>などがしっかり。スマートフォン向けゲーム「ドラゴンクエストウォーク」が500万ダウンロードを突破し、コロプラ<3668>はストップ高水準まで急伸。スクエニHD<9684>も5%を超える上昇となっている。また、直近値を崩す場面があったKLab<3656>は本日急反発し、コロプラとともに東証1部上昇率上位に顔を出している。一方、ヤマトHD<9064>が8%安で東証1部下落率トップ。昨晩から前日
終値を下回る価格での大口のクロス取引が観測されており、需給悪化への警戒感が広がったようだ。ファナック<6954>も2%安とやや軟調ぶりが目立ち、その他ではリクルートHD<6098>や三菱商事<8058>などがさえない。セクターでは、精密機器、医薬品、不動産業などが上昇率上位。反面、鉱業、鉄鋼、水産・農林業などが下落率上位だった。
本日の東京市場では買い戻しの動きが続き、前場の日経平均は上げ幅を160円まで広げる場面があった。日足チャートで見ると、切り上がる5日移動平均線に沿った動きが続いており、良好なトレンドが意識されているとみられる。また、今週開かれた日米の金融政策決定会合はおおむね想定どおりの結果となり、米連邦準備理事会(FRB)が追加利下げに踏み切る一方、日銀は金融緩和策の現状維持を決めた。市場では日銀の追加緩和余地の乏しさから円高進行を警戒する向きもあったが、足元の為替相場は1ドル=108円を挟んだもみ合いとなっており、さほど円高方向に振れていない。こうしてイベントを無事通過したことによるあく抜け感も買いを誘ったのだろう。
とはいえ、米市場動向を見ると米中が通商協議でさや当てを繰り広げているもようで、協議の行方を見極めたいとの思惑も出てくるだろう。明日から3連休となることもあり、前場の東証1部売買代金は1兆円を下回りやや低調。模様眺めムードの投資家も多いことが窺える。後場の日経平均はプラス圏でのもみ合いになるとみておきたい。
(小林大純)
<AK>
19日の米株式市場でNYダウは3日ぶりに反落し、52ドル安となった。もし米中が貿易協議で合意できなければ、トランプ大統領は貿易戦争をさらに激化させる準備があるなどと米政権のアドバイザーが述べたと報じられ、この日から開催される高官協議を見極めたいとの思惑が強まった。ただ、本日の東京市場では買い戻しや9月末の配当権利取りの買いが先行し、日経平均は86円高からスタートすると、前場には22204.75円
(160.30円高)まで上昇する場面があった。日米の金融政策決定会合を通過し、市場が警戒していた円高進行が限られたことも安心感につながったようだ。東証1部の値上がり銘柄は全体の5割強、対して値下がり銘柄は4割ほどとなっている。
個別では、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、ソニー<6758>、ファーストリテ<9983>などがしっかり。スマートフォン向けゲーム「ドラゴンクエストウォーク」が500万ダウンロードを突破し、コロプラ<3668>はストップ高水準まで急伸。スクエニHD<9684>も5%を超える上昇となっている。また、直近値を崩す場面があったKLab<3656>は本日急反発し、コロプラとともに東証1部上昇率上位に顔を出している。一方、ヤマトHD<9064>が8%安で東証1部下落率トップ。昨晩から前日
終値を下回る価格での大口のクロス取引が観測されており、需給悪化への警戒感が広がったようだ。ファナック<6954>も2%安とやや軟調ぶりが目立ち、その他ではリクルートHD<6098>や三菱商事<8058>などがさえない。セクターでは、精密機器、医薬品、不動産業などが上昇率上位。反面、鉱業、鉄鋼、水産・農林業などが下落率上位だった。
本日の東京市場では買い戻しの動きが続き、前場の日経平均は上げ幅を160円まで広げる場面があった。日足チャートで見ると、切り上がる5日移動平均線に沿った動きが続いており、良好なトレンドが意識されているとみられる。また、今週開かれた日米の金融政策決定会合はおおむね想定どおりの結果となり、米連邦準備理事会(FRB)が追加利下げに踏み切る一方、日銀は金融緩和策の現状維持を決めた。市場では日銀の追加緩和余地の乏しさから円高進行を警戒する向きもあったが、足元の為替相場は1ドル=108円を挟んだもみ合いとなっており、さほど円高方向に振れていない。こうしてイベントを無事通過したことによるあく抜け感も買いを誘ったのだろう。
とはいえ、米市場動向を見ると米中が通商協議でさや当てを繰り広げているもようで、協議の行方を見極めたいとの思惑も出てくるだろう。明日から3連休となることもあり、前場の東証1部売買代金は1兆円を下回りやや低調。模様眺めムードの投資家も多いことが窺える。後場の日経平均はプラス圏でのもみ合いになるとみておきたい。
(小林大純)
<AK>
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