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ナガワのニュース
日経平均株価
始値 23126.93
高値 23243.36(14:47)
安値 23115.15(09:58)
大引け 23215.71(前日比 -127.80 、 -0.55% )
売買高 11億7125万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆1940億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続落、新型肺炎の感染拡大を警戒し前日の米株急落受け売り優勢に
2.新型肺炎の拡大が中国経済に影響を与えるとの懸念から主力株中心に売られる
3.為替の円高が進まず、日経平均は前日大幅安していたこともあり押し目買いも
4.後場に入ると米株価指数先物がプラス圏で推移し、これを横目に買い戻し誘発
5.引けにかけ値下がり銘柄数が急速に減少、売買代金は2営業日続けて2兆円台
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは453ドル安と5日続落した。中国政府が春節連休の延長を決めるなど、新型肺炎の影響が世界景気の押し下げ要因となることが警戒された。
東京市場ではリスク回避の売りが継続し、日経平均株価は続落。ただ、下値では押し目買いが入り終盤は下げ渋る展開となった。
28日の東京市場は、朝方から売り優勢の展開となった。前日の米国株市場でNYダウが一時500ドルを超える下げをみせるなど、主要株指数が大幅安となり、その流れを受けて東京市場でも主力株中心に幅広く売られる展開を強いられた。中国で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大が続いている状況で、これに伴う中国経済減速への懸念が売りを誘発している。ただ、外国為替市場で円高が進まず、既に日経平均は前日に480円あまりの下げをみせていたこともあって、下値では値ごろ感からの押し目買いが入り全体相場を支えた。後場に入ると米株価指数先物が前日を上回る水準で推移しているのを横目に、目先筋の買い戻しも誘導して全体は下げ渋る展開に。値下がり銘柄数も引けにかけて減少し東証1部全体の6割にとどまった。なお、売買代金は2営業日続けて2兆円台に乗せている。
個別では、ソニー<6758>、東京エレクトロン<8035>が軟調、日本電産<6594>が売りに押され、キーエンス<6861>の下げも目立つ。SUMCO<3436>も安い。東洋シヤッター<5936>が急落、大幸薬品<4574>、シキボウ<3109>、富士製薬工業<4554>なども大きく下げた。KOA<6999>も大幅安。商い高水準のレオパレス21<8848>が下落したほか、ヤマハ<7951>も下値を探った。
半面、任天堂<7974>、ファーストリテイリング<9983>がしっかり、資生堂<4911>も頑強な値動きをみせた。アドバンテスト<6857>も堅調。小野測器<6858>が一時ストップ高となる人気、インソース<6200>、システムリサーチ<3771>なども大幅高。アプラスフィナンシャル<8589>が物色人気となり、ダブル・スコープ<6619>も活況高。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、アドテスト <6857> 、資生堂 <4911> 、SBG <9984> 、スズキ <7269> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約27円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はダイキン <6367> 、ヤマハ <7951> 、リクルート <6098> 、ファミマ <8028> 、ファナック <6954> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約49円。
東証33業種のうち上昇はその他金融業、空運業の2業種のみ。下落率の小さかった上位5業種は(1)水産・農林業、(2)その他製品、(3)銀行業、(4)情報・通信業、(5)電気・ガス業。一方、下落率の大きかった5業種は(1)鉄鋼、(2)鉱業、(3)石油石炭製品、(4)機械、(5)海運業。
■個別材料株
△フロンテオ <2158> [東証M]
転倒転落予測システム「Coroban」の特許査定を取得。
△富士山MS <3138> [東証M]
前期経常を一転30%増益に上方修正。
△いい生活 <3796> [東証2]
20年3月期業績予想を上方修正
△メドピア <6095> [東証M]
子会社がパークシャ <3993> [東証M]とAIシステムを共同開発へ。
△GMOメディ <6180> [東証M]
前期経常を2.5倍上方修正。
△インソース <6200>
上期経常を7%上方修正。
△SMK <6798>
今期経常を4億5000万円に上方修正。
△小野測器 <6858>
前期経常を98%上方修正。
△両毛システム <9691> [JQ]
今期経常を50%上方修正・18期ぶり最高益更新へ。
△ナック <9788>
住宅フランチャイズ展開のエースホームを子会社化。
▼コラボス <3908> [東証M]
株主優待制度を廃止。
▼洋シヤタ <5936>
4-12月期(3Q累計)経常は4%減益で着地。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)小野測器 <6858> 、(2)SMK <6798> 、(3)アプラス <8589> 、(4)インソース <6200> 、(5)システムリサ <3771> 、(6)MSOL <7033> 、(7)ヒトコムHD <4433> 、(8)RPA <6572> 、(9)フォーバル <8275> 、(10)広済堂 <7868> 。
値下がり率上位10傑は(1)洋シヤタ <5936> 、(2)ランド <8918> 、(3)大幸薬品 <4574> 、(4)ナガワ <9663> 、(5)富士紡HD <3104> 、(6)KOA <6999> 、(7)ジューテック <3157> 、(8)シキボウ <3109> 、(9)富士製薬 <4554> 、(10)コシダカHD <2157> 。
【大引け】
日経平均は前日比127.80円(0.55%)安の2万3215.71円。TOPIXは前日比10.29(0.60%)安の1692.28。出来高は概算で11億7125万株。東証1部の値上がり銘柄数は735、値下がり銘柄数は1335となった。日経ジャスダック平均は3872.78円(4.67円安)。
[2020年1月28日]
株探ニュース
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