668円
サンリツのニュース
日経平均株価
始値 19064.51
高値 19142.18(10:02)
安値 18339.27(11:07)
大引け 18559.63(前日比 -856.43 、 -4.41% )
売買高 25億8352万株 (東証1部概算)
売買代金 3兆7853億円 (東証1部概算)
-----------------------------------------------------------------
■本日のポイント
1.日経平均は一時1000円超の下げ、新型コロナウイルスへの懸念続く
2.WHOが新型コロナを「パンデミックに相当」と表明、市場心理が更に悪化
3.トランプ米大統領が欧州渡航者の制限を表明したことが売りに拍車をかける
4.アジア株市場の下げや外国為替市場でのドル安・円高進行も嫌気される形に
5.全面安商状で値下がり銘柄数は2100を超え、東証1部の98%に達する
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは1464ドル安と大幅に反落した。新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、米政府は給与税の免除などを含む経済対策を発表したが、同対策の成立を危ぶむ声が高まり全面安となった。
東京市場では、運用リスクを回避する動きが加速、日経平均株価は一時1000円を超える下げとなった。新型コロナウイルスを懸念する売りが続いている。
12日の東京市場は、一段と下値模索の動きが強まり、全面安商状のなか日経平均は850円強の下落で約3年ぶりの安値圏に沈んだ。一時、下げ幅は1000円を上回り、1万8300円台まで水準を切り下げる場面があった。新型コロナウイルスについては、世界保健機構(WHO)が11日、「パンデミックに相当する」と表明したことで、マーケット心理を一段と悪化させた。また、トランプ米大統領の演説に注目が集まったが、積極的な景気対策について言及されず、欧州からの渡航者を30日間制限すると表明したことなども不安心理を煽り売りに拍車をかける形となっている。アジア株市場が総じて売られたことや、外国為替市場でドル安・円高が進んだことなども売りを助長した。東証1部の値下がり銘柄数は2100を超え全体の98%に達した。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>が安く、ファーストリテイリング<9983>が大幅安、ソニー<6758>、任天堂<7974>が売られたほか、トヨタ自動車<7203>も大きく値を下げた。東京エレクトロン<8035>、村田製作所<6981>も下値を探った。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクの下げも目立つ。IBJ<6071>はストップ安、ジーンズメイト<7448>も大きく値を下げた。アイティメディア<2148>が大幅安、川崎汽船<9107>も急落した。
半面、クラボウ<3106>がストップ高に買われた。パンチ工業<6165>、カーブスホールディングス<7085>なども大幅高。低位株ではホクシン<7897>が上昇した。イー・ギャランティ<8771>、前田道路<1883>が値を上げたほか、Ubicomホールディングス<3937>、丸和運輸機関<9090>なども買われている。
日経平均採用で上昇したのは1銘柄のみで、プラス寄与の上位からNTTドコモ <9437> 。押し上げ効果は合計で約0.1円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、SBG <9984> 、東エレク <8035> 、ファナック <6954> 、リクルート <6098> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約237円。
東証33業種のすべての業種が下落。下落率の小さかった上位5業種は(1)陸運業、(2)電気・ガス業、(3)情報・通信業、(4)食料品、(5)建設業。一方、下落率の大きかった5業種は(1)海運業、(2)空運業、(3)鉱業、(4)不動産業、(5)精密機器。
■個別材料株
△アイスタディ <2345> [東証2]
第1四半期業績と20年10月期増配を発表。
△ツヴァイ <2417> [東証2]
IBJ <6071> がTOBで完全子会社化へ。
△クラボウ <3106>
新型コロナウイルス抗体検査試薬キットを販売へ。
△ワンダコーポ <3344> [JQ]
ゲームや映像ソフト販売手掛け巣ごもり消費で思惑。
△ウォンテッド <3991> [東証M]
会社訪問アプリのオンライン面談可能な募集数が3万件突破。
△MRT <6034> [東証M]
厚労省は新型コロナ軽症者にオンライン診療を検討。
▼神島化 <4026> [東証2]
11~1月期は50%営業減益。
▼タイガポリ <4231>
20年3月期業績及び配当予想を下方修正。
▼ハウテレ <7064> [東証M]
21年1月期業績は営業赤字に転落見通し。
▼五洋インテ <7519> [JQ]
東証が特設注意市場銘柄に指定。
▼青山商 <8219>
20年3月期は203億円の最終赤字に転落。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)クラボウ <3106> 、(2)APカンパニ <3175> 、(3)パンチ <6165> 、(4)カーブスHD <7085> 、(5)ホクシン <7897> 、(6)東海染 <3577> 、(7)イー・ギャラ <8771> 、(8)ホクリヨウ <1384> 、(9)ダイジェト <6138> 、(10)前田道 <1883> 。
値下がり率上位10傑は(1)IBJ <6071> 、(2)ジンズメイト <7448> 、(3)高周波 <5476> 、(4)ADワークス <3250> 、(5)ITメディア <2148> 、(6)川崎汽 <9107> 、(7)RPA <6572> 、(8)プロシップ <3763> 、(9)丸山製 <6316> 、(10)サンリツ <9366> 。
【大引け】
日経平均は前日比856.43円(4.41%)安の1万8559.63円。TOPIXは前日比57.24(4.13%)安の1327.88。出来高は概算で25億8352万株。東証1部の値上がり銘柄数は39、値下がり銘柄数は2117となった。日経ジャスダック平均は2955.88円(117.71円安)。
[2020年3月12日]
株探ニュース
この銘柄の最新ニュース
サンリツのニュース一覧- 人事異動に関するお知らせ 2024/11/29
- 決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … ヤマックス、内海造、ラック (11月7日発表分) 2024/11/08
- 決算マイナス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】寄付 … ソラコム、ジャパンエン、セプテニHD (11月7日発表分) 2024/11/08
- サンリツ、上期経常が32%減益で着地・7-9月期も46%減益 2024/11/07
- 2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信[日本基準](連結) 2024/11/07
マーケットニュース
- 来週の【重要イベント】ISM製造業、景気動向指数、米雇用統計 (12月2日~8日) (11/30)
- ADR日本株ランキング~高安まちまち、シカゴは大阪比130円高の38300円~ (11/30)
- 来週の【新規公開(IPO)銘柄】 TMH (11/30)
- 29日の米国市場ダイジェスト:NYダウは188ドル高、年末商戦に期待 (11/30)
おすすめ条件でスクリーニングされた銘柄を見る
サンリツの取引履歴を振り返りませんか?
サンリツの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。