318円
東洋証券のニュース
日経平均株価
始値 32973.47
高値 33104.47(10:09)
安値 32864.38(13:34)
大引け 32926.35(前日比 +82.65 、 +0.25% )
売買高 14億7683万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆6013億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日続伸、後半は伸び悩む展開に
2.米CPIは事前予想と一致、米株高を受け心理改善
3.朝方発表の日銀短観も業況判断改善し追い風材料
4.FOMCとパウエル氏会見控え様子見ムードも漂う
5.半導体関連が全体相場牽引も値下がり銘柄が多い
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比173ドル高と4日続伸した。11月の消費者物価指数(CPI)の結果を受け、FRBの利上げ局面が終了との観測が強まり買いが優勢となった。
東京市場では、買い優勢の地合いとなり日経平均株価は終始プラス圏で推移したが、朝方にこの日の高値を形成し、その後は伸び悩む展開となった。
13日の東京市場は、前日の米国株市場でNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに連日の新高値となるなど堅調だったことから、朝方からリスクを取る動きが優勢だった。注目された11月の米消費者物価指数(CPI)は市場コンセンサスとほぼ一致し、投資家心理は強気に傾いた。朝方取引開始前に発表された日銀短観も業況判断が改善し、全体相場にポジティブに働いた形だ。ただ、買い一巡後は上値の重い展開に。日本時間明日未明に予定されるFOMCの結果発表と、パウエルFRB議長の記者会見の内容を見極めたいとの思惑が様子見ムードを助長した。個別では半導体セクターへの買いが日経平均の押し上げに寄与した。もっとも、日経平均、TOPIXともに高く引けたが、個別株はプライム市場の値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を上回っている。
個別では、商い上位の東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>の上げ足が目立ったほか、アドバンテスト<6857>、SCREENホールディングス<7735>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、イビデン<4062>など半導体関連に高いものが多い。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが堅調。ダイキン工業<6367>も買いが優勢だった。リクルートホールディングス<6098>も値を上げた。ACCESS<4813>がストップ高、セルソース<4880>、ウシオ電機<6925>なども大幅高となった。
半面、きょうも群を抜く売買代金をこなしたレーザーテック<6920>は軟調、デンソー<6902>も冴えない。東京電力ホールディングス<9501>も売りに押された。ファーストリテイリング<9983>が値を下げ、富士通<6702>の下げも目立った。インフロニア・ホールディングス<5076>が急落となったほか、ポールトゥウィンホールディングス<3657>、くら寿司<2695>、ウエルシアホールディングス<3141>も大幅安。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、アドテスト <6857>、SBG <9984>、ダイキン <6367>、リクルート <6098>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約218円。うち110円は東エレク1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、TDK <6762>、デンソー <6902>、セコム <9735>、塩野義 <4507>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約74円。うち44円はファストリ1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は9業種。上昇率の上位5業種は(1)機械、(2)銀行業、(3)精密機器、(4)電気機器、(5)陸運業。一方、下落率の上位5業種は(1)鉱業、(2)海運業、(3)建設業、(4)食料品、(5)鉄鋼。
■個別材料株
△博展 <2173> [東証G]
23年12月期業績及び配当予想を上方修正。
△ドリームI <4310> [東証P]
未定としていた24年3月期配当予想は128円。
△クイック <4318> [東証P]
配当方針の変更と今期の増配を発表。
△フジHD <4676> [東証P]
英系ファンドが5%超の大株主に浮上。
△ACCESS <4813> [東証P]
NTT <9432> と資本・業務提携。
△モダリス <4883> [東証G]
JCRファ <4552> と共同研究契約を締結へ。
△ウシオ電 <6925> [東証P]
米アプライド
△ハークスレイ <7561> [東証S]
想定以上の業績上方修正を好感。
△ウイルコHD <7831> [東証S]
24年10月期は1億円の営業黒字を見込む。
△大和自 <9082> [東証S]
ライドシェアの政府方針が伝わる。
▼くら寿司 <2695> [東証P]
今期営業減益見通しと株主優待制度の変更を嫌気。
▼インフロニア <5076> [東証P]
日本風力開発の買収による財務負担の拡大リスクを警戒。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)ACCESS <4813>、(2)セルソース <4880>、(3)ウシオ電 <6925>、(4)ディスコ <6146>、(5)クイック <4318>、(6)ミダックHD <6564>、(7)シャープ <6753>、(8)ドリームI <4310>、(9)フジHD <4676>、(10)TBSHD <9401>。
値下がり率上位10傑は(1)インフロニア <5076>、(2)ポールHD <3657>、(3)くら寿司 <2695>、(4)ウエルシア <3141>、(5)ソリトン <3040>、(6)マーキュリア <7347>、(7)トランザク <7818>、(8)東洋証券 <8614>、(9)SBI <8473>、(10)トーホー <8142>。
【大引け】
日経平均は前日比82.65円(0.25%)高の3万2926.35円。TOPIXは前日比1.76(0.07%)高の2354.92。出来高は概算で14億7683万株。東証プライムの値上がり銘柄数は773、値下がり銘柄数は828となった。東証グロース250指数は664.97ポイント(1.54ポイント高)。
[2023年12月13日]
株探ニュース
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