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東京産業のニュース
【↑】日経平均 大引け| 続伸、朝高も戻り売り圧力で上値は重い (6月19日)
日経平均株価
始値 38653.91
高値 38797.97(09:20)
安値 38453.41(13:53)
大引け 38570.76(前日比 +88.65 、 +0.23% )
売買高 13億6219万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆3474億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続伸、前日の欧米株高を好感
2.朝方に300円超高も上値重く、値を消す場面も
3.きょうは米株市場が休場で外国人の参戦限定的
4.週末に全国CPI発表控え内需株の上値重い展開
5.ソフトバンクG堅調も、半導体株に下落相次ぐ
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比56ドル高と続伸した。米小売指標が消費の減速を示したことで、FRBによる利下げ期待が強まり買いが優勢となった。
東京市場では、大型株中心に買い戻される動きが続き、日経平均株価は続伸。しかし、途中はマイナス圏に沈む場面もあるなど上値の重い地合いだった。
19日の東京市場は、リスク選好ムードのなか始まり、朝方は半導体関連株などが買われ、日経平均は上値指向をみせたが、その後は同関連株に値を崩す銘柄が相次ぎ全体指数もマイナス圏に沈む場面があった。前日は欧州株市場で主要国の株価が総じて高かったほか、米国株市場でもNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに小幅ながら上昇した。これを受け東京市場でもセンチメントが改善、幅広い銘柄に買いを誘導したが、買い一巡後は戻り売り圧力が表面化した。本日の米国株市場は奴隷解放記念日の祝日に伴う休場となることで、海外投資家の参戦が限定的となり、市場エネルギーの減少も上値を重くしている。今週末に5月の全国消費者物価指数(CPI)の発表を控えていることもあり、内需株への積極的な買いも入りにくかった。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>が商いを伴い堅調、三菱重工業<7011>も物色人気を集めた。アドバンテスト<6857>が値を上げ、日立製作所<6501>も買われた。トヨタ自動車<7203>が高く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>など銀行株も頑強だった。藤田観光<9722>は前日のストップ高に続く急騰、三菱自動車工業<7211>も活況高となった。ユニチカ<3103>が商いを膨らませ急動意、アシックス<7936>も値を飛ばした。
半面、売買代金トップとなったディスコ<6146>が下落、売買代金2位のレーザーテック<6920>も冴えない。東京エレクトロン<8035>、ソシオネクスト<6526>、SCREENホールディングス<7735>なども軟調だった。資生堂<4911>が大きく株価水準を切り下げ、FPパートナー<7388>はストップ安、K&Oエナジーグループ<1663>、ヤーマン<6630>が大幅安となり、三越伊勢丹ホールディングス<3099>の下げも目立った。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、SBG <9984>、リクルート <6098>、日東電 <6988>、ファストリ <9983>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約120円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、ディスコ <6146>、トレンド <4704>、オリンパス <7733>、資生堂 <4911>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約69円。
東証33業種のうち上昇は22業種。上昇率の上位5業種は(1)保険業、(2)輸送用機器、(3)不動産業、(4)陸運業、(5)サービス業。一方、下落率の上位5業種は(1)海運業、(2)石油石炭製品、(3)小売業、(4)繊維製品、(5)食料品。
■個別材料株
△タマホーム <1419> [東証P]
24年5月期業績は計画下振れ着地もアク抜け感強まる。
△日比谷設 <1982> [東証P]
NTTグループ向け大型DC需要取り込む。
△クシム <2345> [東証S]
共同開発の独自トークンが海外暗号資産交換所での取引決定。
△ストレジ王 <2997> [東証G]
株主優待制度の導入と記念株主優待の実施を好感。
△DIシステム <4421> [東証S]
株主優待制度を導入へ。
△千代建 <6366> [東証S]
米合弁相手破綻後にプロジェクト顧客の入金進み費用懸念和らぐ。
△三菱重 <7011> [東証P]
メタノール燃料RORO船を2隻受注。
△三菱自 <7211> [東証P]
「株主還元を拡大方針」との報道。
△村上開明 <7292> [東証S]
英アクティビストが5%超の株式保有で「重要提案行為」掲げる。
△東京産 <8070> [東証P]
今期は最終黒字計画・配当利回り高水準。
▼帝人 <3401> [東証P]
インフォコム <4348> が連結対象外となり今期営業利益予想を下方修正。
▼グッドパッチ <7351> [東証G]
24年8月期の営業利益予想を下方修正。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)藤田観 <9722>、(2)三菱自 <7211>、(3)ユニチカ <3103>、(4)MTI <9438>、(5)TDCソフト <4687>、(6)Jディスプレ <6740>、(7)イワキ <6237>、(8)ファーマF <2929>、(9)ヤマシン―F <6240>、(10)文化シヤタ <5930>。
値下がり率上位10傑は(1)FPパートナ <7388>、(2)K&Oエナジ <1663>、(3)ヤーマン <6630>、(4)神奈交 <9081>、(5)プロレド <7034>、(6)オープンドア <3926>、(7)コクサイエレ <6525>、(8)三越伊勢丹 <3099>、(9)セレス <3696>、(10)日ケミコン <6997>。
【大引け】
日経平均は前日比88.65円(0.23%)高の3万8570.76円。TOPIXは前日比12.88(0.47%)高の2728.64。出来高は概算で13億6219万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1028、値下がり銘柄数は573となった。東証グロース250指数は628.68ポイント(4.22ポイント安)。
[2024年6月19日]
株探ニュース
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