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キヤノンマーケティングジャパンのニュース
日経平均株価
始値 39543.61
高値 40113.48(13:53)
安値 39457.62(09:10)
大引け 40074.69(前日比 +443.63 、 +1.12% )
売買高 18億5011万株 (東証プライム概算)
売買代金 4兆5345億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は大幅続伸、4万円大台回復
2.朝方軟調も、その後は一貫して買いが優勢
3.1ドル161円台後半の円安進行が追い風材料
4.海運や金融などバリュー株に投資資金流入
5.値上がり数は5割強にとどまるも商いは活況
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比50ドル高と反発した。様子見ムードが広がるなかハイテク株が上昇し指数を押し上げた。
東京市場では、朝方に日経平均株価が安く始まったが、その後は大きく切り返す展開となり、大引けで4万円大台を回復。約3ヵ月ぶりの高値をつけた。
2日の東京市場は、安く始まったもののすぐに地合いが急展開し、買い優勢の地合いに変わった。前日の米国株市場では米長期金利の上昇にもかかわらずハイテク株中心に買われ、ナスダック総合株価指数が最高値を更新したことや、外国為替市場で1ドル=161円台後半まで円安が進んだことなどが追い風となった。もっとも、東京市場で買われたのは海運や金融などバリュー株が中心で、半導体関連などハイテク株には下げる銘柄も散見された。日経平均は後場に入ると先物を絡めた買い戻しが加速し、フシ目の4万円大台を回復。後場取引終盤は伸び悩んだものの高値圏で売り物をこなし切った。業種別では33業種中31業種が上昇したが、個別ではプライム市場の値上がり銘柄数が全体の5割強にとどまった。全体売買代金は4兆5000億円台と活況を呈した。
個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが活況高の様相を呈し、ディスコ<6146>も物色人気。三菱重工業<7011>が商いを伴い上昇した。川崎汽船<9107>が急伸をみせ値上がり率首位となったほか、日本郵船<9101>など海運株が人気。東京海上ホールディングス<8766>、任天堂<7974>が高く、第一三共<4568>も値を上げた。ミネベアミツミ<6479>も値を飛ばし、メルカリ<4385>も大幅高となった。スター・マイカ・ホールディングス<2975>も買われた。
半面、売買代金首位のレーザーテック<6920>が下値を模索、ソシオネクスト<6526>も軟調。ホンダ<7267>、ニデック<6594>も冴えない。高島屋<8233>も利食われた。ミガロホールディングス<5535>が急落、トーエネック<1946>も大幅安。ネクステージ<3186>、KeePer技研<6036>なども大きく水準を切り下げた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、東エレク <8035>、第一三共 <4568>、リクルート <6098>、テルモ <4543>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約168円。うち84円はファストリ1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はレーザーテク <6920>、ホンダ <7267>、電通グループ <4324>、ソシオネクス <6526>、ヤマハ <7951>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約17円。
東証33業種のうち31業種が上昇し、下落はパルプ・紙、鉄鋼の2業種のみ。上昇率の大きかった上位5業種は(1)海運業、(2)鉱業、(3)保険業、(4)精密機器、(5)証券商品先物。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)倉庫運輸関連、(2)繊維製品、(3)化学、(4)金属製品、(5)水産・農林業。
■個別材料株
△スターマイカ <2975> [東証P]
12~5月期最終利益が一転増益に。
△児玉化 <4222> [東証S]
レクサス向け部品など好調で株価見直し機運。
△網屋 <4258> [東証G]
キヤノンMJ <8060> と販売代理店契約を締結。
△リボミック <4591> [東証G]
軟骨無形成症治療薬の前期第2相臨床試験の患者組み入れ完了。
△サイジニア <6031> [東証G]
Goldwin Online Storeに「ZETA RECOMMEND」が導入。
△平山 <7781> [東証S]
27年6月期に営業利益22億円目指す中計を好材料視。
△天馬 <7958> [東証P]
ダルトンの保有割合上昇で思惑。
△リグア <7090> [東証G]
新商品を関西エアポートワシントンホテルが導入。
△川崎汽 <9107> [東証P]
海運市況回復でバリュー株物色の急先鋒に。
△RI <9214> [東証G]
東大松尾研発スタートアップのElithとの業務提携。
▼トーエネク <1946> [東証P]
中部電 <9502> による売り出しで需給悪化を警戒。
▼ネクステージ <3186> [東証P]
12~5月期営業減益を嫌気。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)川崎汽 <9107>、(2)ミネベア <6479>、(3)甜菜糖 <2108>、(4)大和冷 <6459>、(5)JPHD <2749>、(6)メルカリ <4385>、(7)三菱重 <7011>、(8)ジャスト <4686>、(9)天馬 <7958>、(10)エターナルG <3193>。
値下がり率上位10傑は(1)ミガロHD <5535>、(2)トーエネク <1946>、(3)Jディスプレ <6740>、(4)ネクステージ <3186>、(5)KeePer <6036>、(6)インソース <6200>、(7)日金銭 <6418>、(8)ユニチカ <3103>、(9)ペプドリ <4587>、(10)トーカイ <9729>。
【大引け】
日経平均は前日比443.63円(1.12%)高の4万0074.69円。TOPIXは前日比32.34(1.15%)高の2856.62。出来高は概算で18億5011万株。東証プライムの値上がり銘柄数は864、値下がり銘柄数は720となった。東証グロース250指数は646.04ポイント(3.16ポイント安)。
[2024年7月2日]
株探ニュース
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