2,031円
第一実業のニュース
日経平均株価
始値 22789.38
高値 22925.58(14:57)
安値 22780.22(09:00)
大引け 22884.22(前日比 +166.74 、 +0.73% )
売買高 11億5171万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆1142億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続伸、前日の米株高を受け一時2万2900円台に
2.米ナスダック指数が大幅高で最高値、半導体関連などがこれに追随
3.新型コロナウイルスのワクチン開発に対する期待感が株価を支える
4.EU首脳会議が復興資金で合意したとの報道などもポジティブ材料
5.4連休前で企業の決算発表本格化を来週に控え、上値も重い展開に
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比8ドル高と3日ぶりに小反発した。新型コロナウイルスに対するワクチン開発への期待が高まったほか、マイクロソフトなどのハイテク株が上昇した。
東京市場では日経平均株価は続伸、前日の米株高などを受け上値指向が続いた。ただ、2万3000円近辺では戻り売り圧力も強く、上値は重かった。
21日の東京市場は、前日の米国株市場で主要株指数が揃って高く、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数が最高値に買われたことなどを受けて半導体関連や電子部品株などを中心に買い優勢の展開となった。新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される一方、米国などで新型コロナワクチン開発への期待感が強まっており、これが全体相場を支えた。EU首脳会議が復興資金で合意したとの報道もリスクを取る動きにつながった。ただ、4連休を前に買いが手控えられ、来週から本格化する企業の決算発表を見極めたいとの思惑もあり、上値は伸びなかった。日経平均は引け際に大口売りが出て上げ幅を縮小し2万2800円台で引けた。売買代金も盛り上がりを欠いたが2兆円台に乗せた。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>が2位以下を大きく引き離す売買代金をこなして上昇、任天堂<7974>が買われ、ソニー<6758>も値を上げた。SUMCO<3436>、東京エレクトロン<8035>なども上昇した。キーエンス<6861>の上げ足も目立つ。GMOクラウド<3788>が値上がり率トップに買われ、テラスカイ<3915>も大幅高。ラクーンホールディングス<3031>、アレンザホールディングス<3546>も値を飛ばした。サムコ<6387>も物色人気となった。
半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが冴えず、トヨタ自動車<7203>も弱含みで推移。ダイキン工業<6367>も軟調。オープンハウス<3288>も安い。三菱商事<8058>も売りに押された。ダントーホールディングス<5337>が急落、コシダカホールディングス<2157>、DDホールディングス<3073>なども大幅安。UACJ<5741>、太平洋セメント<5233>も値を下げた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、ファストリ <9983> 、東エレク <8035> 、エムスリー <2413> 、第一三共 <4568> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約127円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はダイキン <6367> 、NTTデータ <9613> 、ファミマ <8028> 、エプソン <6724> 、ホンダ <7267> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約24円。
東証33業種のうち上昇は11業種。上昇率の上位5業種は(1)サービス業、(2)医薬品、(3)電気機器、(4)その他製品、(5)情報・通信業。一方、下落率の上位5業種は(1)鉄鋼、(2)電気・ガス業、(3)建設業、(4)海運業、(5)ゴム製品。
■個別材料株
△クシム <2345> [東証2]
CAICAテクノロジーズのセキュリティー診断サービスを自社LMSに採用。
△オプティム <3694>
建設土木メディア「デジコン」をオープン。
△いい生活 <3796> [東証2]
クラウドソリューション事業の6月売上高9%増。
△エーアイ <4388> [東証M]
「AITalk5 声プラス」を提供開始。
△イーソル <4420>
子会社が米ミラビリス・デザイン社と国内代理店契約を締結。
△GMO-AP <4784> [JQ]
20年12月期最終利益予想を上方修正。
△リプロセル <4978> [JQG]
「ステムカイマル」第2相臨床試験で全10医療機関と治験契約締結。
△弁護士COM <6027> [東証M]
「弁護士ドットコム 業務システム」の提供を開始。
△ザイン <6769> [JQ]
上期経常を赤字縮小に上方修正。
△GMO-FH <7177> [JQ]
非開示だった上期業績は8割営業増益見通し。
▼アルインコ <5933>
第1四半期は36%営業減益。
▼小松ウオール <7949>
第1四半期は営業利益86%減。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)GMOクラウ <3788> 、(2)ステラケミ <4109> 、(3)テラスカイ <3915> 、(4)ラクーンHD <3031> 、(5)アレンザHD <3546> 、(6)グレイス <6541> 、(7)スクロール <8005> 、(8)サムコ <6387> 、(9)極東開発 <7226> 、(10)千代田インテ <6915> 。
値下がり率上位10傑は(1)ダントーHD <5337> 、(2)コシダカHD <2157> 、(3)Sサイエンス <5721> 、(4)小松ウオール <7949> 、(5)DDHD <3073> 、(6)アルインコ <5933> 、(7)UACJ <5741> 、(8)太平洋セメ <5233> 、(9)トーセイ <8923> 、(10)第一実 <8059> 。
【大引け】
日経平均は前日比166.74円(0.73%)高の2万2884.22円。TOPIXは前日比5.71(0.36%)高の1582.74。出来高は概算で11億5171万株。東証1部の値上がり銘柄数は1402、値下がり銘柄数は676となった。日経ジャスダック平均は3442.33円(19.02円高)。
[2020年7月21日]
株探ニュース
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