437円
三光産業のニュース
日経平均株価
始値 27211.32
高値 27216.80(09:02)
安値 27030.55(10:50)
大引け 27120.53(前日比 +128.32 、 +0.48% )
売買高 11億8570万株 (東証プライム概算)
売買代金 2兆8269億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日続伸、上値指向継続し2万7000円台を回復
2.主要国中銀の金融引き締めペースが緩むとの見方が追い風材料
3.前日の欧米株全面高でリスク選好ムード、ただ上げ幅は限定的
4.主力株など買い疲れ感もあり、上昇後に値を消す銘柄も相次ぐ
5.値上がり数は値下がりを上回るも、全体の半分程度にとどまる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比825ドル高と大幅に続伸した。主要中銀による利上ペース緩和観測が広がり、景気敏感を中心に買いが優勢となった。
東京市場では、前日の欧米株全面高を受け買い優勢の地合いが続いた。ただ、日経平均株価はほぼ寄り付き天井で上値も重く、狭いゾーンでの推移となった。
5日の東京市場は、リスク選好ムードのなか始まった。前日の欧州株市場は全面高となり、特にドイツやフランスなど主要国市場の株価上昇率の大きさが目立った。米国株も欧州時間を引き継いで強気優勢の地合いが鮮明となり、NYダウ、ナスダック総合株価指数とも連日の大幅高に買われる展開となった。そして東京市場もこれに追随する形となり、寄り付き段階で2万7000円台回復となったが、きょうは主力株をはじめ総じて買い疲れ感もみられ、上げ一巡後は目先筋の利益確定売りで値を消す銘柄も相次いだ。主要国中銀の金融引き締めペースが緩むとの思惑が空売り筋の買い戻しを誘っているが、2万7000円台に入ると上値を買い進む実需の買いは限られた。プライム市場の値上がり銘柄数は900に届かず、値下がり銘柄数と比べて若干数は多かったものの全体の半分程度にとどまっている。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>が高く、ファーストリテイリング<9983>も値を上げた。キーエンス<6861>、信越化学工業<4063>、SMC<6273>などが買われたほか、HOYA<7741>、エーザイ<4523>なども上昇した。村田製作所<6981>、日本電産<6594>なども堅調。アークランズ<9842>が商いを伴い値上がり率トップに買われ、FOOD & LIFE COMPANIES<3563>も物色人気。ジャムコ<7408>も値を飛ばした。
半面、東京エレクトロン<8035>が朝高後に値を消しマイナス圏で引けたほか、武田薬品工業<4502>も軟調。JR東日本<9020>、三菱重工業<7011>が冴えず、セブン&アイ・ホールディングス<3382>も売りに押された。エスプール<2471>が急落、トレジャー・ファクトリー<3093>も大幅安。シンクロ・フード<3963>、プレミアグループ<7199>が売られ、日本板硝子<5202>の下げも目を引いた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、SBG <9984>、信越化 <4063>、ダイキン <6367>、オリンパス <7733>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約82円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、キッコマン <2801>、トレンド <4704>、コナミG <9766>、セブン&アイ <3382>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約21円。
東証33業種のうち上昇は20業種。上昇率の上位5業種は(1)精密機器、(2)繊維製品、(3)非鉄金属、(4)保険業、(5)機械。一方、下落率の上位5業種は(1)建設業、(2)パルプ・紙、(3)食料品、(4)陸運業、(5)その他製品。
■個別材料株
△ABCマート <2670> [東証P]
9月既存店売上高が7ヵ月連続で前年を上回る。
△霞ヶ関C <3498> [東証G]
今期増収増益継続と増配を好感。
△サイオス <3744> [東証S]
中耳真珠腫進展範囲に関する人工知能診断システム作成。
△インフォネ <4444> [東証G]
ログミーと販売代理店契約を締結。
△メドレックス <4586> [東証G]
DWTI <4576> [東証G]と共同開発中の神経疼痛治療薬の承認取得に向け前進。
△ヌーラボ <5033> [東証G]
「Backlog」利用料金を23年1月に値上げ。
△東京通信 <7359> [東証G]
メタバース展開で人気素地内包し目先は規制解除が追い風。
△三光産業 <7922> [東証S]
植物性工業用油及び燃料を製造する新たなビジネス展開へ。
△アシックス <7936> [東証P]
投資子会社を通じスタートアップ企業に出資。
△アークランズ <9842> [東証P]
旧村上ファンド系の大量保有報告を材料視。
▼エスプール <2471> [東証P]
6-8月期は前年同期比営業減益に転じる。
▼バイク王 <3377> [東証S]
販管費増で6~8月期は減益に転じる。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)アークランズ <9842>、(2)F&LC <3563>、(3)ネットプロ <7383>、(4)ジャムコ <7408>、(5)ヤマシン―F <6240>、(6)キャリインデ <6538>、(7)シルバライフ <9262>、(8)KeePer <6036>、(9)ラクーンHD <3031>、(10)インソース <6200>。
値下がり率上位10傑は(1)エスプール <2471>、(2)トレファク <3093>、(3)イオンファン <4343>、(4)PALTAC <8283>、(5)シンクロ <3963>、(6)GDO <3319>、(7)プレミアG <7199>、(8)板硝子 <5202>、(9)いよぎんHD <5830>、(10)レック <7874>。
【大引け】
日経平均は前日比128.32円(0.48%)高の2万7120.53円。TOPIXは前日比6.03(0.32%)高の1912.92。出来高は概算で11億8570万株。東証プライムの値上がり銘柄数は898、値下がり銘柄数は849となった。東証マザーズ指数は726.64ポイント(2.48ポイント高)。
[2022年10月5日]
株探ニュース
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