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日本トリムのニュース
日経平均株価
始値 26831.45
高値 26851.80(09:00)
安値 26571.38(10:58)
大引け 26799.71(前日比 -293.48 、 -1.08% )
売買高 8億3481万株 (東証プライム概算)
売買代金 1兆8722億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続落、一時は500円超下げるも後場は下げ渋る
2.前週末の欧米株市場休場で手掛かり材料難、リスク回避ムードに
3.発表された中国の経済指標を受け、中国関連は軟調な株価推移に
4.半導体関連が底堅さ発揮したほか、海運株の頑強な値動き目立つ
5.全体の75%の銘柄が下落し、売買代金低調で2兆円を割り込む
■東京市場概況
前週末の米国市場は、グッドフライデーの祝日で休場。
週明けの東京市場では、前週末の欧米株市場が休場で手掛かり材料難のなか、売り優勢の地合いとなり、日経平均株価は一時500円を超える下げをみせた。
18日の東京市場はリスク回避姿勢の強い値動きで、日経平均はフシ目の2万7000円台を割り込んだ。米長期金利の上昇を嫌気する売りが先行した。軟調な米株価指数先物の動きを横目に、下げ幅は一時500円超となり、2万6500円台まで水準を切り下げる場面もあった。前場取引時間中に相次いで発表された中国の経済指標は強弱入り交じったが、小売売上高など消費の停滞を示し、機械セクターなど中国関連株の一角に売りが出て、全体指数を押し下げた。ただ、先物主導による売り一巡後は突っ込み警戒感からの買い戻しで下げ渋った。業種別騰落は、33業種中28業種が下落し、個別株ベースでは全体の75%の銘柄が値を下げている。売買代金は低調で、プライム市場になってから初めての2兆円割れとなった。
個別では、ファーストリテイリング<9983>が値を下げ、任天堂<7974>、キーエンス<6861>なども軟調。リクルートホールディングス<6098>が水準を切り下げ、オリエンタルランド<4661>も売りに押された。日本航空<9201>も下落した。IDOM<7599>が値下がり率トップに売られ、三井松島ホールディングス<1518>の下げも目立った。新日本科学<2395>、JCRファーマ<4552>、住友ファーマ<4506>なども安い。マネジメントソリューションズ<7033>、東邦亜鉛<5707>なども下値を探った。
半面、売買代金トップのレーザーテック<6920>はプラス圏で引け、東京エレクトロン<8035>も堅調な値動きで半導体関連は底堅さを発揮した。日本郵船<9101>など海運株が頑強な値動きで目立ったほか、INPEX<1605>もしっかり。クレディセゾン<8253>は一時ストップ高に買われる急騰、ベクトル<6058>も大幅高。佐鳥電機<7420>、サインポスト<3996>、マルマエ<6264>なども大きく買われた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、クレセゾン <8253>、三菱商 <8058>、東京海上 <8766>、郵船 <9101>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約23円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、リクルート <6098>、ファナック <6954>、信越化 <4063>、ダイキン <6367>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約83円。
東証33業種のうち上昇は5業種。上昇率の上位5業種は(1)海運業、(2)鉱業、(3)保険業、(4)その他金融業、(5)銀行業。一方、下落率の上位5業種は(1)その他製品、(2)食料品、(3)機械、(4)サービス業、(5)空運業。
■個別材料株
△INPEX <1605> [東証P]
子会社が権益を保有するノルウェーの鉱区で油ガス層を発見。
△イナリサーチ <2176> [東証S]
22年3月期営業益大幅増額受け新高値圏へ。
△Tワークス <3997> [東証S]
「日本デジタル空間経済連盟」への加盟を材料視。
△ワンプラ <4199> [東証G]
ブロックチェーンゲーム子会社設立を引き続き好材料視。
△マルマエ <6264> [東証P]
22年8月期業績予想の上方修正と自社株買い発表を好感。
△神戸天然物化 <6568> [東証G]
22年3月期の営業利益予想を上方修正。
△バードマン <7063> [東証G]
エンタメ事業に特化した子会社を設立へ。
△ピアズ <7066> [東証G]
メタバース内でのライブ&コマース事業に参入。
△タカノ <7885> [東証S]
22年3月期業績予想と期末一括配当計画を上方修正。
△クレセゾン <8253> [東証P]
旧村上ファンド系が大株主浮上。
▼ビープラッツ <4381> [東証G]
一部スポット案件が翌期にずれ込み22年3月期業績は計画下振れ。
▼HENNGE <4475> [東証G]
東証が信用取引に関する臨時措置を実施。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)クレセゾン <8253>、(2)ベクトル <6058>、(3)佐鳥電機 <7420>、(4)サインポスト <3996>、(5)マルマエ <6264>、(6)ラクーンHD <3031>、(7)ベイカレント <6532>、(8)セラク <6199>、(9)ソースネクス <4344>、(10)タカショー <7590>。
値下がり率上位10傑は(1)IDOM <7599>、(2)三井松島HD <1518>、(3)PRTIME <3922>、(4)オークネット <3964>、(5)サーバワクス <4434>、(6)ネオジャパン <3921>、(7)新日本科学 <2395>、(8)日本トリム <6788>、(9)スパークス <8739>、(10)JCRファ <4552>。
【大引け】
日経平均は前日比293.48円(1.08%)安の2万6799.71円。TOPIXは前日比16.23(0.86%)安の1880.08。出来高は概算で8億3481万株。東証プライムの値上がり銘柄数は403、値下がり銘柄数は1372となった。東証マザーズ指数は751.61(14.12ポイント安)。
[2022年4月18日]
株探ニュース
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