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santec Holdingsのニュース
日経平均株価
始値 37248.36
高値 38010.69(14:56)
安値 37184.10(09:00)
大引け 37963.97(前日比 +1066.55 、 +2.89% )
売買高 21億4573万株 (東証プライム概算)
売買代金 5兆9628億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は大幅続伸、1000円を超える上昇
2.欧米株のリスクオン波及、一時3万8000円台乗せ
3.1989年の最高値3万8915円がいよいよ視界に入る
4.半導体関連の値がさ株が買われ、全体押し上げる
5.77%の銘柄が上昇、売買代金は6兆円弱と大活況
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比125ドル高と反発した。米景気の軟着陸見通しへの期待が相場を押し上げた。
3連休明けの東京市場では、主力ハイテク株を中心に大きくリスク選好の地合いとなった。日経平均株価は1000円を超える上昇で一時3万8000円台に乗せる場面もあり、1989年の年末につけた史上最高値3万8915円も視野に入りつつある。
13日の東京市場は、リスクオン一色といってよい展開で、日経平均は朝方高く始まった後、先物を絡め一貫して上げ幅を広げた。前日の欧州株市場でドイツやフランスの主要株価指数が史上最高値を更新したほか、米国株市場でもNYダウが最高値を更新するなど世界株高の流れが形成されており、相対的に出遅れる東京市場にも海外投資家とみられる大口買いが流入した。特に半導体関連など日経平均寄与度の高い値がさ株が買われ、全体指数を押し上げる格好となった。外国為替市場で1ドル=149円台半ばの推移と足もとでやや円安方向に振れたことも輸出セクターに追い風となったようだ。プライム上場銘柄の77%が上昇する買い気の強い地合いだった。全体売買代金も6兆円近くに達し大活況相場の様相を呈した。
個別では、3200億円を超える売買代金をこなしたソフトバンクグループ<9984>が大幅高に買われ、売買代金2位のレーザーテック<6920>も堅調、第3位の東京エレクトロン<8035>が急騰した。アドバンテスト<6857>、SCREENホールディングス<7735>なども物色人気。トヨタ自動車<7203>が上値を追い、ソニーグループ<6758>、ソシオネクスト<6526>も活況高。リクルートホールディングス<6098>も高い。レイズネクスト<6379>、東京計器<7721>、川田テクノロジーズ<3443>、ローランド ディー.ジー.<6789>、三櫻工業<6584>などストップ高銘柄も相次いだ。
半面、ルネサスエレクトロニクス<6723>、ディスコ<6146>がやや利益確定売りに押される展開となり、マツダ<7261>、神戸製鋼所<5406>も下落、ゼンショーホールディングス<7550>の下げが目立った。ワールドホールディングス<2429>が急落、ダイレクトマーケティングミックス<7354>、アトラエ<6194>、オープンドア<3926>はいずれもストップ安。日揮ホールディングス<1963>も一時値幅制限いっぱいに売られた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、SBG <9984>、アドテスト <6857>、ファストリ <9983>、リクルート <6098>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約628円。うち396円は東エレク1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は日揮HD <1963>、大塚HD <4578>、オリンパス <7733>、住友不 <8830>、テルモ <4543>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約35円。
東証33業種のうち31業種が上昇し、下落はパルプ・紙、不動産業の2業種のみ。上昇率の大きかった上位5業種は(1)保険業、(2)電気機器、(3)サービス業、(4)輸送用機器、(5)卸売業。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)小売業、(2)建設業、(3)石油石炭製品、(4)鉄鋼、(5)空運業。
■個別材料株
△川田テク <3443> [東証P]
今期営業利益大幅増額と株式3分割を発表。
△芦森工 <3526> [東証S]
今期経常を13%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も25円増額。
△BBタワー <3776> [東証S]
前期経常が上振れ着地・今期は黒字浮上へ。
△クラウドW <3900> [東証G]
10-12月期(1Q)経常は63%増益で着地。
△HENNGE <4475> [東証G]
10-12月期営業益4.1倍。
△スペースマ <4487> [東証G]
今期最終は黒字浮上で5期ぶり最高益更新へ。
△NCD <4783> [東証S]
今期業績・配当予想を上方修正。
△レイズネク <6379> [東証P]
今期配当を65円増額修正。
△santec <6777> [東証S]
今期経常を一転15%増益に上方修正・最高益更新へ。
△東京計器 <7721> [東証P]
今期経常を22%上方修正。
▼ワールドHD <2429> [東証P]
24年12月期営業減益と減配予想。
▼メイホーHD <7369> [東証G]
24年6月期を一転減益予想へ下方修正。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)レイズネク <6379>、(2)東京計器 <7721>、(3)川田テク <3443>、(4)ロランドDG <6789>、(5)三桜工 <6584>、(6)CKD <6407>、(7)宮地エンジ <3431>、(8)アリアケ <2815>、(9)カーボン <5302>、(10)フォーラムE <7088>。
値下がり率上位10傑は(1)ワールドHD <2429>、(2)Dmミックス <7354>、(3)日揮HD <1963>、(4)PHCHD <6523>、(5)日本紙 <3863>、(6)アトラエ <6194>、(7)オープンドア <3926>、(8)ヤマエGHD <7130>、(9)フルキャスト <4848>、(10)ゼンショHD <7550>。
【大引け】
日経平均は前日比1066.55円(2.89%)高の3万7963.97円。TOPIXは前日比54.15(2.12%)高の2612.03。出来高は概算で21億4573万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1274、値下がり銘柄数は353となった。東証グロース250指数は720.48ポイント(10.96ポイント高)。
[2024年2月13日]
株探ニュース
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