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宮越ホールディングスのニュース
日経平均株価
始値 32629.96
高値 32689.10(09:07)
安値 32306.99(10:30)
大引け 32538.33(前日比 -160.48 、 -0.49% )
売買高 12億2720万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆4387億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は4日続落、米ハイテク株安受け下値模索
2.米国では金融引き締め長期化と景気減速が警戒材料
3.日経平均は一時400円近い下げも後場下げ渋る展開
4.半導体関連の利食い継続も、海運株の上昇が際立つ
5.下値では押し目買い、値下がり数は57%にとどまる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比12ドル安と6日続落した。米金融引き締めの長期化観測を背景にハイテク株を中心に売りが優勢となった。
東京市場では、前日の米株安を引き継ぎリスクオフの流れが続いた。ただ、後場に入ると押し目買いも観測され、日経平均株価は下げ渋った。
27日の東京市場は、前週後半からの利益確定の動きが継続し、日経平均は先物主導で一時400円近い下げをみせたが、売り一巡後は下げ渋った。前日の米国株市場ではNYダウが小幅ながら6日続落となったほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数の下げがきつかった。FRBによる金融引き締めが長期化することへの警戒感に加え、経済指標も景気減速を示唆するものが相次いだことから、投資家心理が冷やされている。東京市場でも、米株安を受けて相変わらず上値の重い展開に。ただ、売り一巡後は大きく値を下げた銘柄を中心に押し目買いが活発化し日経平均を下支えした。業種別では海運株の上昇が際立っている。個別株も後場に上昇に転じる銘柄も多くなり、プライム市場の値下がり銘柄数は全体の57%にとどまっている。
個別では、ソシオネクスト<6526>の下値模索が続き、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>なども軟調。ソフトバンクグループ<9984>も冴えない。キーエンス<6861>も売りに押された。三菱商事<8058>、丸紅<8002>など総合商社も安い。リクルートホールディングス<6098>も下値を探った。そーせいグループ<4565>がストップ安で売り物を残し、フェイスネットワーク<3489>、力の源ホールディングス<3561>が急落、ファーマフーズ<2929>の下げも目立った。
半面、川崎汽船<9107>が大商いで急騰したほか、日本郵船<9101>、商船三井<9104>など海運株の強さが目立った。前日ストップ高のJSR<4185>も上値追い継続。任天堂<7974>がしっかり、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも堅調。NTT<9432>も頑強な値動きをみせた。フリュー<6238>、ミマキエンジニアリング<6638>が値を飛ばし、人・夢・技術グループ<9248>も大幅高。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、OLC <4661>、ダイキン <6367>、川崎汽 <9107>、任天堂 <7974>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約30円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、SBG <9984>、テルモ <4543>、ファナック <6954>、第一三共 <4568>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約86円。
東証33業種のうち上昇は13業種。上昇率の上位5業種は(1)海運業、(2)石油石炭製品、(3)空運業、(4)その他製品、(5)銀行業。一方、下落率の上位5業種は(1)医薬品、(2)精密機器、(3)不動産業、(4)卸売業、(5)食料品。
■個別材料株
△三東工業 <1788> [東証S]
23年6月期の期末一括配当予想を30円増額へ。
△グローバル社 <3271> [東証S]
今6月期最終利益大幅増額で前期比3倍超に。
△ショーケース <3909> [東証S]
開発不要の公的個人認証サービス機能をリリース。
△JSR <4185> [東証P]
産業革新機構がTOB実施を正式発表。
△エーアイ <4388> [東証G]
rinnaと「バーチャルヒューマン」の販売パートナー契約締結。
△フリュー <6238> [東証P]
SBI証券が目標株価を1800円から1920円に引き上げ。
△オータケ <7434> [東証S]
23年5月期業績が計画上振れ配当も増額。
△川崎汽 <9107> [東証P]
物色シフトの流れ強まり海運株に買い優勢。
△マイクロ波 <9227> [東証G]
世界初のリチウム製錬技術を三井物 <8031> と共同開発へ。
△人・夢・技術 <9248> [東証P]
配当予想の大幅増額修正を評価。
▼そーせい <4565> [東証P]
米ファイザーの新薬開発中止で失望感。
▼瑞光 <6279> [東証P]
追加改造など発生で第1四半期営業赤字幅が拡大。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)川崎汽 <9107>、(2)フリュー <6238>、(3)ミマキエンジ <6638>、(4)人・夢・技術 <9248>、(5)宮越HD <6620>、(6)JSR <4185>、(7)旭ダイヤ <6140>、(8)大有機 <4187>、(9)OLC <4661>、(10)朝日工 <1975>。
値下がり率上位10傑は(1)そーせい <4565>、(2)フェイスNW <3489>、(3)力の源HD <3561>、(4)ファーマF <2929>、(5)ペプドリ <4587>、(6)さくらネット <3778>、(7)アイスタイル <3660>、(8)瑞光 <6279>、(9)トリケミカル <4369>、(10)アバントG <3836>。
【大引け】
日経平均は前日比160.48円(0.49%)安の3万2538.33円。TOPIXは前日比6.36(0.28%)安の2253.81。出来高は概算で12億2720万株。東証プライムの値上がり銘柄数は701、値下がり銘柄数は1049となった。東証マザーズ指数は798.66ポイント(12.64ポイント安)。
[2023年6月27日]
株探ニュース
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