933円
三櫻工業のニュース
日経平均株価
始値 21807.63
高値 21955.44(14:37)
安値 21710.80(10:16)
大引け 21877.89(前日比 -38.42 、 -0.18% )
売買高 23億8386万株 (東証1部概算)
売買代金 4兆6423億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は前日比38円安と小幅に5日ぶり反落、利益確定売りが優勢
2.前日のNYダウは147ドル安、米中対立への警戒感が台頭
3.29日にトランプ米大統領が対中制裁を発表することから警戒感が浮上
4.日産自は20年3月期6700億円超の最終赤字転落を嫌気し大幅安
5.引けにMSCIの銘柄入れ替えがあり、レーザーテクや神戸物産が高い
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比147ドル安と3日ぶりに反落した。「香港国家安全法」に対する対中制裁を科すことへの懸念から、売りが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は5日ぶりに反落。米中対立への警戒感が強まるなか、利益確定売りが優勢となった。
29日の東京市場は、中国が全国人民代表大会(全人代)で反体制活動を禁じる「香港版国家安全法」の制定方針を採択した。これを受け、トランプ米大統領は中国への対応措置を29日に発表することを明らかにした。米中対立への警戒感から、日経平均は値を下げてスタートし、一時下げ幅は200円を超えた。しかし、下値には買いが入り売り一巡後は下げ渋る展開。午後2時過ぎにはプラス圏に浮上する場面があった。ただ、引けにかけ売り直され、小幅な下落で取引を終えた。
個別銘柄ではトヨタ自動車<7203>やキーエンス<6861>、ソニー<6758>、任天堂<7974>が安い。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>といった銀行株も値を下げた。20年3月期業績で6700億円超の巨額の最終赤字を計上した日産自動車<7201>が急落した。SMC<6273>やファナック<6954>、日立製作所<6501>も値を下げた。
半面、ソフトバンクグループ<9984>やファーストリテイリング<9983>は高く、第一三共<4568>が高い。MSCIの銘柄入れ替えで新規採用されたレーザーテック<6920>や神戸物産<3038>は値を上げた。アンジェス<4563>やテラ<2191>などバイオ株の一角が高く、プレシジョン・システム・サイエンス<7707>がストップ高となった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、中外薬 <4519> 、第一三共 <4568> 、エーザイ <4523> 、テルモ <4543> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約137円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035> 、ファナック <6954> 、リクルート <6098> 、資生堂 <4911> 、ホンダ <7267> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約74円。
東証33業種のうち上昇は5業種。上昇率の上位5業種は(1)医薬品、(2)精密機器、(3)情報・通信業、(4)食料品、(5)倉庫運輸関連。一方、下落率の上位5業種は(1)鉄鋼、(2)海運業、(3)空運業、(4)輸送用機器、(5)金属製品。
■個別材料株
△高田工 <1966> [東証2]
20年3月期業績の計画上振れ着地と記念配当実施を好感。
△メタップス <6172> [東証M]
「Zoom連携+投げ銭サービス」パッケージでオンラインイベントを支援。
△TOWA <6315>
21年3月期経常は3倍増益へ。
△三桜工 <6584>
前期経常は3.3倍増益で着地・1-3月期(4Q)経常は黒字浮上。
△Tホライゾン <6629> [JQ]
光学機器製造のブルービジョンを子会社化へ。
△イマジカG <6879>
20年3月期営業利益が計画上振れ。
△PSS <7707> [東証M]
PCR全自動検査装置と一体化したPCR試薬を厚労省に保険適用申請。
△凸版 <7911>
20年3月期業績は営業利益が計画上振れ。
△大東銀 <8563>
SBI <8473> が同行株の17%を取得。
△グロームHD <8938> [JQG]
中期5ヵ年経営計画を発表。
▼アイビーシー <3920>
上期業績が計画を下回って着地。
▼新電元 <6844>
20年3月期業績は最終損益が計画下振れ赤字で着地。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)日本マイクロ <6871> 、(2)大幸薬品 <4574> 、(3)TOWA <6315> 、(4)イノテック <9880> 、(5)アニコムHD <8715> 、(6)ランド <8918> 、(7)三桜工 <6584> 、(8)ビーグリー <3981> 、(9)さくらネット <3778> 、(10)福井コン <9790> 。
値下がり率上位10傑は(1)アイビーシー <3920> 、(2)日産自 <7201> 、(3)ヨロズ <7294> 、(4)イワキ <6237> 、(5)新電元 <6844> 、(6)ニコン <7731> 、(7)三菱自 <7211> 、(8)DLE <3686> 、(9)シナネンHD <8132> 、(10)アゴーラHG <9704> 。
【大引け】
日経平均は前日比38.42円(0.18%)安の2万1877.89円。TOPIXは前日比13.67(0.87%)安の1563.67。出来高は概算で23億8386万株。東証1部の値上がり銘柄数は674、値下がり銘柄数は1438となった。日経ジャスダック平均は3415.05円(19.78円高)。
[2020年5月29日]
株探ニュース
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