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日総工産のニュース
日経平均株価
始値 28798.74
高値 28801.19(09:00)
安値 28402.11(13:05)
大引け 28523.26(前日比 -110.20 、 -0.38% )
売買高 11億5000万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆3810億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は反落、朝方高く始まるもその後利食い優勢に
2.バイデン新政権発足を目前に控えポジション調整の売り先行
3.イエレン次期財務長官による財政出動に肯定的な発言は好感
4.日経平均寄与度の高い主力株売られる一方中小型株買われる
5.日経平均は下落するも値上がり銘柄数が値下がり数を上回る
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前営業日比116ドル高と4日ぶりに反発した。イエレン次期財務長官による経済対策支持の発言を好感し景気敏感株を中心に買いが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は利益確定の売りに押された。米追加経済対策への期待は根強い一方、バイデン次期米大統領の就任式を前にポジションを軽くする動きが出た。
20日の東京市場は、前日の米株高を受け寄り付きに日経平均は高く始まったが、買い続かずその後すぐに値を消す動きとなった。マイナス圏に転じた後も次第安の展開は続き、後場寄り後に先物を絡め230円あまり下げる場面があったが、終盤は下げ渋った。次期財務長官となるイエレン氏が公聴会で財政出動を伴う景気回復に前向きなコメントを示したことは、おおむねポジティブに受け止められているが、バイデン次期米大統領の就任式を目前に、ポジション整理の売りが全体相場を押し下げた。ただ、主力株が軟調な半面、中小型株には買われる銘柄も少なくなかった。業種別では空運や海運などグローバル景気に敏感なセクターが売られ、33業種中20業種が下落したが、個別ベースでは値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を上回った。
個別では、ファーストリテイリング<9983>が大きく値を下げ、キーエンス<6861>も下落した。任天堂<7974>も売られた。トヨタ自動車<7203>、日本電産<6594>が冴えず、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクもやや売りに押される展開。スクロール<8005>、日本光電<6849>が大幅安となったほか、Gunosy<6047>の下げも目立った。SGホールディングス<9143>も安い。
半面、東京エレクトロン<8035>が堅調、太陽誘電<6976>も上昇した。東京電力ホールディングス<9501>は活況高。ルネサスエレクトロニクス<6723>、ファナック<6954>も頑強な値運びをみせた。日総工産<6569>が大幅高、住友化学<4005>も商いを伴い値を飛ばした。ニチコン<6996>も物色人気。ワイエイシイホールディングス<6298>、メディカル・データ・ビジョン<3902>なども高い。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035> 、ファナック <6954> 、太陽誘電 <6976> 、アドテスト <6857> 、ヤマハ <7951> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約47円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、中外薬 <4519> 、ダイキン <6367> 、第一三共 <4568> 、SBG <9984> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約134円。
東証33業種のうち上昇は13業種。上昇率の上位5業種は(1)繊維製品、(2)鉱業、(3)石油石炭製品、(4)ゴム製品、(5)ガラス土石製品。一方、下落率の上位5業種は(1)空運業、(2)海運業、(3)陸運業、(4)証券商品先物、(5)銀行業。
■個別材料株
△fonfun <2323> [JQ]
医療機関向けにSMSのスポット配信サービス実施。
△アウトソシン <2427>
人材サービス会社の子会社化を発表。
△AFC-HD <2927> [JQ]
21年8月期業績及び配当予想を上方修正。
△データアプリ <3848> [JQ]
21年3月期の連結業績予想を上方修正。
△ソースネクス <4344>
業務・資本提携先のフィルターが1回の通過でコロナウイルス99%以上不活化。
△スペースマ <4487> [東証M]
大東建 <1878> と共同で「.room代々木」をオープン。
△リソー教育 <4714>
21年2月期期末配当予想を8~9円に増額修正。
△AGC <5201>
「21年12月期営業利益は3割増見通し」との報道。
△日総工産 <6569>
今期経常を31%上方修正、配当も3.57円増額。
△ヤギ <7460> [東証2]
洗って繰り返し使えるアイソレーションガウンを販売へ。
▼エヌピーシー <6255> [東証M]
社長が保有株の一部を売却。
▼くろ工 <7997> [東証2]
20年11月期営業損益が計画下回る。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)Sサイエンス <5721> 、(2)日総工産 <6569> 、(3)ヒトコムHD <4433> 、(4)住友化 <4005> 、(5)ツクイHD <2398> 、(6)USENHD <9418> 、(7)ニチコン <6996> 、(8)フィールズ <2767> 、(9)東電HD <9501> 、(10)芝浦 <6590> 。
値下がり率上位10傑は(1)ランド <8918> 、(2)ツツミ <7937> 、(3)スクロール <8005> 、(4)日本光電 <6849> 、(5)ラクスル <4384> 、(6)Gunosy <6047> 、(7)ライトオン <7445> 、(8)京急 <9006> 、(9)SGHD <9143> 、(10)PRTIME <3922> 。
【大引け】
日経平均は前日比110.20円(0.38%)安の2万8523.26円。TOPIXは前日比6.26(0.34%)安の1849.58。出来高は概算で11億5000万株。東証1部の値上がり銘柄数は1100、値下がり銘柄数は993となった。日経ジャスダック平均は3798.68円(7.05円高)。
[2021年1月20日]
株探ニュース
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